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乳牛についての質問です。
メスの子牛は、生まれて間もなく母牛から離されて、乳牛用に肥育されると聞いたことがあります。
(1)オスの子牛は、種牛用は母牛の乳を飲んで育てられるのでしょうか。(2)そうであればその期間はどれくらいでしょうか。
また、種牛用ではないオスは、肉牛用として出荷されるとのことですが、その場合、(3)ある程度大きくなるまで母牛のもとで育てられるのでしょうか、あるいは別の施設に搬送されてエサで育てられるのでしょうか。

以上(1)-(3)について教えていただければと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ご指名ですので、



1.雄子牛が肉牛肥育農家に買い取られるのは、生後何ヶ月くらいのころでしょうか。
いろいろです。初乳を飲ませた時点ですぐ家畜市場に出されることもあれば、子牛を離乳(代用乳を飲ませて生後35日くらいを経過し、スターターを日量1kg以上食べるようになれば離乳の目安などと言われます)まで育てて売る場合もあります。

2.種牛はどこで育てられるのでしょうか。
一般に、酪農家では人工授精で雌牛を妊娠させます。種牛は、精液チューブの形で、液体窒素のタンクに入って、酪農家に飼われて?います。受精卵移植の場合もあります。
種牛は、凍結精液を作る企業や団体で育てられています。
例えば、こちらをご覧下さい。

参考URL:http://liaj.lin.gr.jp/japanese/guideset.html
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まず質問の用語ですが、畜産の世界では「肥育」とは増体させて肉にする意味があります。

乳牛向けに「飼育」する、との表現が良いと思います。
雄・雌に限らず、生まれた乳牛の子牛は、母牛から離されるのが一般的です。子を産んだ母牛の牛乳(初乳と言います)は免疫物質が含まれ、また一般成分も通常の牛乳とは異なるので、これを人間が搾って別に管理して、生まれた子牛に飲ませます。一週間くらいです。
その後は、多くは牛用の粉ミルク(代用乳)で育てられ、その後は離乳食に当たるスターター(人工乳)が与えられます。

従って、質問の答えは、
1.雄子牛も母牛の乳(初乳)を給与され、その後は代用乳に移行します。但し、一般の酪農家が、生まれた雄子牛を種牛として自家飼育することは、まずありません。
2.母牛の乳(初乳)を給与されるのは、生まれて一週間くらいです。
3.雄も雌も、子牛は母親から離されて、牧場内の専用の小屋(カウハッチなどと言う)で飼われ、その後は肉牛農家に売られます。

乳牛の雄子牛は、肉牛として肥育されるのが一般的です。酪農家(雌牛から乳を搾る)で、肉牛(乳用雄子牛や和牛などの肉用種)を肥育する例もありますが、多くの雄子牛は初乳を飲み終えた時点、代用乳を飲んでいる時点で家畜市場に売られ、これを肉牛肥育農家が買い取って行き、自分の牧場で肥育することになります。

この回答への補足

yokuya2006さん、詳しい回答ありがとうございます!
追加で質問させていただきたいのですが、

・オスが肉牛肥育農家に買い取られるのは、オスが生後何ヶ月くらいのころでしょうか。
・また、「一般の酪農家が、生まれた雄子牛を種牛として自家飼育することは、まずありません」とのことですが、では種牛はどこで育てられるのでしょうか。やはり肉牛肥育農家に買われていくということでしょうか。優秀な種牛は乳牛農家の管理のもとに飼育されると聞いたことがあるのですが・・・。

ご回答、よろしくお願いします。

補足日時:2009/11/20 21:20
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