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オートとマニュアル撮影がありますが、オートでも結局は自分で絞りとかのリングをまわすのでマニュアルと何が違うのか分かりません。
マニュアル時はファインダーに+-の表示がありその間にあわすと露出が適正となるとありますが、絞りを設定してからファインダー覗きながらシャッタースピードのリングまわせば同じじゃないんでしょうか?

A 回答 (4件)

OM2、懐かしいですね、昔使っていました。



OM2は絞り優先AEが特徴です。
絞りはボケをコントロールします。
被写体とそのレンズにおける絞りとの表現を撮影者想定して絞りを決めれば、撮影しようとする露出に対して適切なシャッタースピードをカメラが自動的に決めてくれるのがAE機構ですね。
カメラのアングル、被写体の向き、明暗の度合いで露出は細かく変わります。
マニュアルはそのたびにシャッターと絞りを駆使して露出を合わせる事になります。
適正露出をAEで自動に任せるか、マニュアルで合わせるかは撮影者が決める事で、好きな方法を選べば良いと思いますよ。
ネガフィルムであればラチチュードも広いし、写真に焼く段階である程度コントロールが可能ですから、AE機構でバシバシ撮る方が楽ですけどね。
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絞り優先AEとマニュアル撮影の相違について説明します。



マニュアル撮影時には撮影者が絞りとシャッター速度を任意にコントロールします。カメラの露出計は測定結果を表示しますが、カメラ側で絞りやシャッター速度を動かすことはありません。露出は撮影者が決定するのです。露出計の測定結果と撮影者が決めた露出とがどんなに異なっていても、シャッターボタンを押すと撮影者の意図した露出で撮影が行われます。

これに対してAE(オート・エクスポージャー=自動露出)とは、カメラ内蔵の露出計の測定結果に応じて、カメラ側が絞りやシャッター速度を決定する仕組みです。OM-2やOM-2Nに採用されている「絞り優先AE」では撮影者が絞りを決めると、それに応じたシャッター速度をカメラが決めます。「シャッター速度優先AE」ではシャッター速度を撮影者が決め、絞りの数値はカメラが決めます。OM-2SPはプログラムAEの機能を有していますが、これは絞りとシャッター速度の両方をカメラが決めるAEです。

質問者さんがおっしゃる通り、OM-2でマニュアル撮影をする場合、絞りを設定してからファインダー内の露出計表示の通りにシャッター速度を決めれば、絞り優先AEと同じ条件で写真が撮れることになります。AEだとシャッター速度決定をカメラ任せに出来るので、その分気を使わなくて気楽ですし、急に光が変わるような状況ではマニュアル撮影より正確に露出を合わせられるかもしれません。一方、カメラに露出をまかせず、すべての調整を撮影者自らで行いたいカメラマンにはマニュアル撮影が適しています。カメラ内蔵の反射露出計ではなく、入射光を測る露出計を使うときなどはマニュアルで撮影しなくてはなりません。このように、用途に応じてマニュアルとオートを使い分けるようになっているのです
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canon EOSを使っている者です。


オートフォーカスは基本的にピントだけを制御しています。
被写界深度やシャッタースピードはその時その時で
基本的にレンズをグリグリ回したりしません。
せいぜい回しても接写などのアングルを決めるときだけです。
マニュアルはその全てをレンズ操作でやらなくてはならない分
折角のシャッターチャンスを逃してしまうものです。
また、EOSには眼球を記憶させて目の動きだけで
被写体を認識する機能が付いています。そこにピンを合わすように
レンズが勝手に動きます。勿論絞りも自働です。これがオートフォーカスです。
とりあえずご参考までに。
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>オートでも結局は自分で絞りとかのリングをまわすのでマニュアルと何が違うのか分かりません。



それが「絞り優先AE」というヤツです。撮影者が任意に決定した絞り値に応じてカメラが自動的にシャッター速度を決めてくれるのでこれは立派な「オート」であると言えます。

>絞りを設定してからファインダー覗きながらシャッタースピードのリングまわせば同じじゃないんでしょうか?

この場合の「シャッタースピードのリングまわせば」という作業箇所をカメラが人の代わりに自動で行うという意味での「オート」です。絞りもシャッター速度もカメラが勝手にやってくれる「プログラムオート」とは別物なので混同しないで下さい。

尚、「絞り優先AE」も「プログラムオート」もカメラに内臓された露光計が感知した画角内の明るさを基に露光値を決めているだけなので、画角内の色合い次第では同一光源下であっても露光値にバラツキが発生します。内臓露光計を信じてレリーズしているだけでは露光が外れることが少なからずありますよ。画角内に降り注ぐ光線の状況を撮影者が判断して適宜露光補正することが肝要です。
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