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民間放送局はCM放送枠をスポンサーに売って、その収入で収益を得ています。
題名にもあるとおり、視聴率が良いとTV局は大変喜ぶようですね。

ここでふと思いました。
たとえば、先日のボクシング 世界タイトルマッチ 内藤対亀田戦で検証してみましょう。
視聴率は関東関西とも40%を超えたそうです。ボクシング中継番組としても歴代二位の記録を打ち立てたそうで、視聴率低迷にあえぐTBSとしては二人が救世主に見えたことでしょう。
年末の超ビッグ番組「紅白歌合戦」を残してはいますが、おそらくこの世界戦の視聴率を超えることは難しく、また「紅白」はNHKですから、今年の民間放送での最高視聴率記録はまず間違いないでしょう。
 しかし、視聴率というものはあくまで「結果」に過ぎません。この番組が「40%を超える」と断言できた人はいないはずです。

とすると次のようなことがおきると考えられます。
もしも視聴率が30%だったら
 TBS 視聴率30%なのに、こんなにスポンサー料もらっちゃってうれしいな
 スポンサー 視聴率30%しかなかった。CM料払い過ぎだ。

もしも視聴率50%だったら
 TBS CM料、これだけしかもらっていないのに視聴率50%もとっちゃった。損したな。
 スポンサー 視聴率50%も取ったのに、CM料がこれだけですんだ。得したな。

どっちにしてもどちらかが恨みを残すことになります。視聴率を事前に確実に把握できて、なおかつCM料金も視聴率にぴったり合った従量料金であれば、どちらも文句ないと思いますが、事前に視聴率を確定することは不可能でしょう。

TV局のスポンサー料金、CM料金、ってどうなっているんでしょうか? もしかしたら、視聴率確定後に、払いすぎ、不足分をやり取りするような規定になっているのでしょうか? そうでなければ、TVCM(特にこのような一大イベントに対してのスポットCM)を打つ、というのはすごく”ギャンブル”な感じがして、一流企業はCMなんて打たないとおもうのですが・・・・

A 回答 (2件)

いやいや、スポットCMを打つんなら、スポンサー側は損も特もないやんか。


損した、得したって騒ぐのはタイムやろ。

スポットは○%分をいくら、っていう契約やから、実績が悪かったら契約分に達するまで流されるやろ。思ったよりよかったら局はウハウハやな。ういたスポット枠で臨時収入。
スポットCMで目立つのは総選挙前の各政党のCMやな。一時期だけ大量に流すにはスポットはうってつけ。

タイムの場合は事前に契約しちまってるから、あとは天に任せるだけやな。ただ番組内容に口出しできる。今回のボクシングなら演出をどうせいとか。番組の好感度にもこだわるらしいぞ。亀田は好感度悪いから人気ないらしいわ。そうなると相場が下がってまうからTBSは嘆く。
あとは視聴率次第で次回に影響するぐらい。

リーマンショック以降、企業は広告宣伝費けちって、需要と供給の関係でタイムもスポットも相場が下がって大変みたいやな。TBSなんか組合員のアナウンサーが一日ストやったもんなぁ。テレビ東京の数字みつけたけど今年は下がってるわ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/ir/jpn/media/ …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
当方が用語を勘違いしていたようです。
こういう場合はタイム契約というのですね。


>タイムの場合は事前に契約しちまってるから、あとは天に任せるだけやな。

厳しいですね、やっぱりギャンブルですか。

>亀田は好感度悪いから人気ないらしいわ。そうなると相場が下がってまうからTBSは嘆く。

いままでカメ一家はちょっと嫌いだったのですが、今回のカメ長男は今まで試合前に見せていたような
”尊大な態度”
”人を見下した態度”
”度を越した、無意味な、人を不快にさせるパフォーマンス”
が影を潜め、敬語丁寧語も使っていて、私としては多少高感度が上がりました。(まあ、これで今後の防衛戦の視聴率向上、ひいてはプロモーター料の引き上げもできたら充分一流選手になったものですが)

かといって、これでTBSの営業マンが
「”亀田チャンプは立派なスポーツマンになった”と評判ですよ。
 初防衛戦は視聴率50%はいっちゃいます!
 ぜひCM契約を!」
と営業して回って、視聴率散散だったら目も当てられませんが。
 ま、そこをうまくやるのが営業力、ひいては経営力なんでしょうがね。

>TBSなんか組合員のアナウンサーが一日ストやったもんなぁ。

私の地元のTV局では早朝のローカルニュースは管理職アナと契約社員アナばっかりですね。やっぱりTBS同様、時間外手当の発生する早朝は組合員アナは使いづらいようです。

お礼日時:2009/12/01 19:11

CMの契約は、「何人に見せるか?」


なので、その人数に達するまでCMを放送し続けなくてはならないという仕組みです。
これならば先に視聴率が予想できなくても問題無いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
当方がちょっと用語を誤解していたようです。
当方が”スポットCM”と称していたのは、つまり今回のボクシング世界タイトル戦のような
”一発勝負の特番でのCM”
のことです。

週一回の3ヶ月から半年、あるいは月金の帯番組のような番組の場合は、番組開始前に出演者や内容、時間帯、ターゲット視聴者層などの分析でおおよその視聴率が割り出せるでしょうし、
回を追うごとに視聴率の変化も対応できるから、”打ち切り”とかし”出演者交代によるテコ入れ”というのもできましょうが、スポーツ番組(それも豊富な過去例のあるプロ野球ナイター中継なら別でしょうが)のように出場選手をスポンサーが選べず、またそれらの過去実績が当てにならない(今回の場合、確かに内藤VS亀田一家という構図が過去にあったにせよ、内藤VS亀田次男の時とは世間の関心も変わってきている)ので、必ずしも視聴率予測が当てにならず、まさか放送途中で
”視聴率不調のため、TV生中継はこのラウンドを持って終了します。
 結果は今晩のニュースでお知らせします。”
なんてことができない場合、TV局の営業マンはどうやってスポンサーを丸め込む(笑)のかなあ、と思って質問しました。

お礼日時:2009/12/01 18:57

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