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部屋の一部、1畳分(首から足まで)を暖める暖房器具は何が良いでしょうか?

在宅でパソコンで絵を描く仕事をしており、冬場は寒く手がかじかみ大変困っています。
庭に面した6畳フローリング部屋の隅1畳分にパソコンを置いて作業しているのですが、
古い家で断熱材が無く、別室への廊下も繋がっていて至る所から冷気が流れ込んできます。
(図にすると下記のような造りです。ずれていたらすみません)
       庭
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現在、作業スペースのみ暖かくできる暖房器具の購入を検討しています。
それに合わせて、その1畳分だけフローリングの上から
断熱シート、コルクマット、フローリングシートを重ねて敷こうと思っています。
ホットカーペットも考えましたがPCラックと椅子を上に載せるので不安があります。
効果的な暖房器具、使用感や注意事項、電気代など教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (3件)

寒さの本番はこれからですので暖房機は快適な暮らし・仕事の能率アップに欠かせない必須アイテムですね・・・。



その暖房機ですが、使用環境(地域・お部屋・使用時間)、感性(熱源・熱伝導方式・目的・コダワリ)等で、たくさんの種類・商品の中からオンリーワン商品を選ぶ事に成ります。

ピッタリアイテム探しに、簡単なガイダンスをして見ますと・・・

◇熱源
電気・ガス(都市ガス・LPG)・石油・その他(薪・練炭他)

◇熱伝導の方式

対流:
暖められた空気が上昇し、冷たい風が下部に潜り込む事で、部屋の空気が攪拌を繰り返して徐々に暖まる。
この時に、自然に空気の温度による比重差で対流する自然対流式と、送風ファンで強制的に対流を起し、スピードや温風の到達距離を長くする強制式対流に区分される。

*ストーブ・オイルヒーター<自然対流>
送風音なし・温風の吹かれ感なしは、快適で心地良いが、部屋全体の暖房には時間が掛かり、機器の付近と他の少しでも離れた場所との間で温度差が出易い。

尚、オイルヒーターは電気暖房気です。
不燃性の鉱物油を電気ヒーターで加熱して、そのタンク表面を室内空気と熱交換する。
自然対流で熱伝導しますので、無音・無風の心地良さは有りますが・・・
設置面積を1畳の中では取れず、この質問の部屋暖房には適しません。



*ファンヒーター・エアコン<強制対流>
送風で暖気を離れた所へも送る事で部屋全体のスピード暖房が可能だが、送風音や温風の吹かれ感【乾燥した風が顔に当たる】が嫌われる面もある。

輻射(反射):
暖められた発熱体から、近赤外線や遠赤外線が発生し、身体の皮膚や温点を刺激して暖かさを感じる。
基本的に無音・無風と成るので快適ですが、暖まるまでの時間が掛かり、部屋全体の暖房には能力面と送風無しの為に向かない。
気密性のある部屋にて、24時間フル運転で快適な室温を維持する等の安全安心暖房に向くが、ランニングコストが多大になり、特殊なホテル・病院等の用途、赤ちゃんや高齢者の寝室等に向く。
*パネルヒーター・遠赤パネルヒーター

伝導:
発熱体に直接に室内空気が接触して熱交換され、暖められた空気が伝えるので無音・無風で快適だが、部屋全体とか接触面から離れた所には暖感が伝わらず、室温を上げたり、部屋の全体暖房は難しい。
*電気カーペット・床暖房


◇目的

主(メイン)暖房:
お部屋の温度を快適にする為の能力を持つ暖房

副(サブ)暖房:
主暖房と組み合わせ(併用・又は主暖房で暖まった状態のキープ)て使用。
単独ではお部屋を適温にする能力は無い。

パーソナル・局所暖房:
特定の場所、個人を暖める。


◇暖房機へのコダワリ
暖房能力・ランニングコスト(維持費)・イニシャルコスト(機器&設置費用)・暖感(無風・無音・乾燥)・モバイル性・燃料供給の手間・デザインetc



そこで、ご質問の件ですが・・・

お部屋はフローリングであり、その一部をお仕事スペースとしてご利用との事ですが・・・メイン暖房機としてエアコン等が設置されていますか?
文中からは他に暖房機が無く、断熱や気密性も条件が厳しい中の1畳を快適にするイメージですね。
つまり、能力的には小能力で可、スペースを取らずに安全安心・快適な物をお望みだと推測します。

*先ず、暖房機の前に、冷気の侵入や暖房機の設置スペースを考慮しますと、エアコン、石油・ガス等のファンヒーター、ストーブは設置スペースや燃料供給【保管を含む】や温度調節の容易性とか燃焼に伴う空質の悪化等の面で適さないと思います。

そして、お仕事スペースの断熱・気密性を上げないと、マッチポンプであり暖めても暖めても冷気で寒く、熱損失(ロス)が大きく温度差の大きな所で結露が起こると思います。
先ずは、パーテーションとか間仕切り、本箱や家具での独立【気密】部屋化が、快適作業への優先ポイントだと思います。

*必要な時に必要な分だけのコンビニ暖房&サブ暖房としては「ディスク【ついたて風)ヒーター:間仕切りを兼ねたり、立て掛けて身体を囲む」「パネルヒーター:壁掛けタイプ」「床暖房やフローリングタイプの電気カーペット」「電気ひざ掛けヒーターと足元には湯たんぽの併用」がお薦めです。




以下は、念の為に記載(不要な場合はスルー下さい)

※電気暖房機の電気代は→カタログや取扱説明書に記載の電気消費量kwhに平均的な家庭の料金単価23円/kwhで求められます。


ex、1.2kwの電気ヒーターを1日、10時間運転で1ヶ月使用すると
1.2kw×10時間×30日×23円/kwh=8,280円/月も必要です。<実際には温度調節やON/OFFによる制御で若干は下がる>



それと、お部屋の気密度の問題があります。
通常でも、お部屋の床面と天井面では高さが2.4~2.7mとすると、約7~13℃も空気層の温度が空気の比重差で出ます。
さらに、熱源&暖房機からの距離で温風の到達距離の関係から、温風の捲くれ(上昇気流と冷気の潜り込み)で温度差が出ます。

従って、暖房機だけを能力を大きく、フルパワー運転を続けても、場所や個人にとっては十分な快適さや暖感を満足させ得ず、暖気の逃げ、足元への冷気の潜り込みによって非常に大きな熱ロス、暖感への不満が出ます。

対策としては、間仕切りの工夫や厚手のカーテン、エアーカーテンによる断熱性アップ、隙間への断熱クッション材や間仕切りへ、プチプチを貼り付ける事での断熱効果、扇風機を天井に向けて利用等で天井や窓や壁からの熱ロスを防止したり、冷気の侵入防止にも効果があります。

それと、体感温度の問題も重要です。
例えば、暖房によって温度24℃・湿度35%になっている部屋と、加湿器により調湿された→温度22℃・湿度55%の部屋は同じ体感だと言われています。
これは、湿度10%が約1℃に相当するとされているからです。
同じく、風0.7m/sが体感では約1℃に相当します。

そこで、風邪予防や暖感アップに、お肌や頭髪、ノドの保湿保護にも→加湿器が設置出来ればご検討下さい、暖房機と野組み合わせで快適性と省エネにも効果的だと言われております。
<但し、温度変化の大きい時(暖房停止)や、外気と接する面(サッシや壁)での結露には、別途、留意してください>



ktma2009様に於かれましては、皆様からの情報・アイデア・アドバイスを参考にされ、ご希望に叶った暖房機によって、快適な作業環境・心地良い空間が実現しますよう、心より祈念申し上げます。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
様々なアドバイスとご説明、とても参考になりました!
エアコンは別室に設置されており、自室にも置くのが少し難しい状態です。
ひとまず現在は着込むのと湯たんぽ複数とひざかけ、
USB手袋(絵を描く際は描きにくいので外しますが)でしのいでいます。
作業スペース以外はほぼ使わず家具も壁際に少しあるだけで
部屋全体は暖める必要をあまり感じないので
一部分だけできないものかと思い質問いたしました。

まずは断熱と気密性を上げるのが良いのですね。
家具・パーテーションの購入配置等改めて検討してみます。
ディスクヒーター等、今は様々な様式のものもあるのですね。
暖房関連には確かに結露の問題もありますね、特にサッシ等に注意します。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2009/12/06 09:34

サンラメラでも電気ストーブでも同様ですが赤外線を利用した暖房は空気を暖めるのではないので機器に面した側だけが暖まって反対側が暖まらないのであまり快適な暖房とはなりません。



そこで少し工夫することで暖かさが倍増する方法があります。
ストーブを置いた反対側の壁にアルミホイールを貼った体の面積と同等以上のダンボールを置いてみてください。
これで赤外線は反射されて反対側も温まることになって快適な暖房となります。
こうすることでワット数が小さい電気ストーブで充分暖かくなり少し離さないと熱過ぎるようになると思います。
乾燥しますので濡れタオルでも邪魔にならない所にぶら下げて置いてください。

この回答への補足

追記です。
ご回答いただいた皆様のアドバイスを参考に部屋の配置変えもおおよそ終わり、それだけでも以前より随分暖かく感じます。
サンラメラはまだ届いていませんが、日中は暖かい日なら暖房器具無し、もしくはサブ暖房でも大丈夫そうな気がしています。
これで回答を締め切らせていただきます。
全員にありがとうポイントが出せないのが心苦しいですが、皆様に感謝しています。
本当にありがとうございました!

補足日時:2009/12/08 18:36
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
赤外線系統の暖房は機器に面した場所へ特化したものになってしまうのですね。
なるほど、一工夫で効果がまた違ってくるのですね。大変参考になります!
アルミホイールと段ボール……デザインが少々気になりますが、
上から布等をかけても効果は無くならないものなのでしょうか。

濡れタオルも試してみます。ありがとうございました!

お礼日時:2009/12/06 09:47

サンラメラは如何でしょう?


600Wなのでそれなりに電気代は掛かりますが,火事の心配も低く,送風がないので空気の移動も無く,必要以上に暑くなることもないですよ。仕事場の周りをカーテンなどで囲んで狭い空間にすれば,より効果的でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
サンラメラというのがあるのですね、火事の心配や送風が無いのは嬉しいですね。
それに調べてみたら静かなようで作業にも集中できそうです。
サンラメラ、どんなものがあるか色々見て検討してみます。

なるほど、カーテンで囲むという手も有効なのですね。
確かに必要なスペースを効果的に暖かくできそうです。
背中側には本棚による間仕切りをしており、
庭側へはかけるところが無いので少し難しいですが、
庭とは逆側の壁(別室に繋がっています)なら確実にかけることができそうです。
早速試してみますね、ありがとうございました!

お礼日時:2009/12/06 08:42

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