プロが教えるわが家の防犯対策術!

先月結婚いたしましたので、医療保険に入ろうかとなりました(お互い新規)。
先日アリコに来てもらって見積もってもらったのですが、あまりに高い保険にビックリしてしまい、理由を調べると死亡保険を貯蓄型にしていたからでした。
保険については私たち自身、あまり知識がないのですが、下記のように勧められました。

夫 34歳(ネフローゼの病気持ち。現在月一の通院と毎日の服薬。入院は現在勧められておらず)
私 29歳(肝臓の数値が高く、半年に一度の通院で経過観察)
収入は手取り17万×二人で、お互い正社員のフルタイムサラリーマンです。
子供は欲しいですが、今はいません。できても仕事はやめられないと思います。

勧められた保険は、
夫はネフローゼなので加入条件が緩和されたタイプのもので、
貯蓄型死亡保険300万円(7500円/月、65歳払い、終身保証))
天災時の死亡保険500万円(250円/月。外仕事のため)
医療保険(10000円/日・60日タイプ。8500円/月、終身払い・終身保証)
他の種類や特約は入れず。

私は、
貯蓄型死亡保険300万円(3000円/月、払い・保障期間は同上)
医療保険(入院10000円/日・120日タイプ。女性特有・小額手術の保証コミ。4500円/月、払い・保証期間は同上)
がん保険(入院5000円/日を医療保険に追加。手術などに50万円。1100円/月、終身払い・終身保証)
ただし、肝臓に関してだけ除外か、保険が割り増しになる可能性アリ(未査定)。

なので、二人合わせると25000円近くになってしまい、いくらなんでも不経済です(記憶だけなのでちょっとうる覚えの部分があるかもデス)。貯蓄型を勧められたのは、死亡したときの葬式代と換算されました(だから貯蓄型の最低金額です)。

私たちの場合、どういった保証内容だったら、保険が生きてくると思いますか?
とりあえず死亡保険をどうしようかと・・・お互い働いているので子供が出来るまでいらないやーとも思えますし、掛け捨てでもいいし、とりあえず貯蓄型は辞めようと思います、大して収入もないので。

ご質問にお答えしてくださる場合、情報が足りなかったらご指摘ください。
ぜひ、アドバイス願いますっ!

A 回答 (1件)

まず、基本的な話から……


死亡保障について。
遺族年金には、幾つかの原則があります。
まず、お子様がいらっしゃることが受け取りの原則的な条件ですが……
夫様が亡くなったとき、奥様は受け取れます。
奥様が亡くなったとき、夫様は受け取れません。

つまり、お子様が誕生されたら、夫様が亡くなるよりも、奥様が亡くなる方が
経済的なリスクが大きいということを知っておいてください。
このことは、奥様の肝臓の検査値異常と合わせて考えなければなりません。
現在、どの程度なのかわかりませんが、悪化すると、保険に契約できないという
可能性もあります。
お子様をお望みならば、奥様が亡くなられ、夫様が病気で仕事ができない、
という最悪の状況を考えて、今から、大型の保障を確保しておくという方法もあります。

逆に、夫様が亡くなった場合、奥様は、遺族年金を受け取れます。
となると、奥様が仕事を継続していれば、その収入と遺族年金で、
基本的な生活は成り立つと思います。
問題は学資ですが、学資は、夫様の生死に関係なく必要です。
ならば、貯蓄するというのが、一つの方法です。
つまり、高額な保険料の死亡保険に契約する必要があるのでしょうか?
事故死亡だけの傷害保険でも良いのではありませんか?
それよりも、まずは、貯蓄だと思います。

医療保障
健康保険には、高額療養費制度があります。
これは、ある月(1日~末日)の医療費の自己負担額を定めた制度で、
一般の方ならば……
80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
となります。
つまり、200万円の医療費がかかったとしても、自己負担は3割の60万円ではなく、
97,430円です。
この他に、入院食事代(1食260円)、差額ベッド代、雑費が、別途、自己負担です。
高額な差額ベッドを使わなければ、月に15万円あれば何とかなります。

夫様の場合、引受基準緩和型の高額な医療保険を払うメリットが
どの程度あるのか、ご自分の健康や経済力と比較検討して下さい。
例えば……
44歳までに……
8500円×12ヶ月×10年=102万円。
64歳までに……
8500円×12ヶ月×30年=306万円。
84歳までに……
8500円×12ヶ月×50年=510万円。

奥様については、女性特約はなぜ必要ですか?
上記の通り、医療費には上限があります。
女性疾病だから特別に医療費が高いということはありません。
子宮筋腫なら、15000円欲しいけれど、肺炎ならば、1万円で良いという
理論的な根拠はないと思います。
入院給付金日額1万円の基本だけで十分ではありませんか?

この機会に、
必要な保障とは何か?
リスクとは何か?
という基本から考えてはいかがでしょうか。

保険を先に見てしまうと、どうしても、あれも不安、これも欲しいとなってしまいます。
何しろ、保障は、ないよりもあった方が良いに決まっているので。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

大変参考になるご意見をありがとうございます。
夫にコピーして見せて、再検討したいと思います。

死亡保険は確かに子供が生まれてからでもいいと思います、多分お互い病状は悪化しないので、近い未来なら。
高額医療制度は調べ始めてから初めて知りました。
1万円という給付金は、入院代プラス収入保証の分を兼ねたらいいといわれたからです(夫はそれの特約も入れないので)。
明らかに夫のほうがこの先危ういのですが、これらは貯蓄をつくり、工面していきたいと思います。

・・・でもま、どっちにしても金がかかるな。

お礼日時:2009/12/18 14:38

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