限定しりとり

片山右京さんが冬の富士山で遭難し、二人が亡くなりました。
夜中に突風で二人のテントが飛ばされ、200メートル下で二人が見つかりました。
このときにはまだ生存していたのですが、此後どう対応すればよかったのでしょうか?
救助要請連絡はすぐにしたそうなのでそれはOKですが、
片山さんのテントを持ってきてビバーグするとか、
雪洞を掘ってとか、いろいろ考えてしまいました。
装備としては何が必要だったでしょうか?
GPS装置があれば、遭難場所がピンポイントで判明できたとおもいます。

A 回答 (11件中1~10件)

今回の件、なぜか片山さんの救命行動については、あまり具体的に報じられていません。

分かっているのは、片山さんは二人に対し、「毛布を掛け、自分が覆いかぶさるようにして暖めた」と証言していることだけです。
まず、飛ばされたときに二人のテントはどうなったのか?が分かっていません。さらに、テントごと滑落したのか、それともテントから投げ出されて滑落したのか、二人のザックなどの荷物はどうなったのか?二人は怪我をしていたのか?二人は動ける状態だったのか?二人に掛けた毛布は誰の物だったのか?なども報じられていません。
いずれにせよ、現場にあった装備が分からないので、片山さんの処置が正しかったのか?の判断はできかねます。

雪洞の件ですが、現場は6合目の大砂走りです。アイスバーンにはなっていないものの積雪はまだ少なく、雪洞を作ることは不可能だったでしょう。

GPSは持っていなかったようです。ちょっと考えられませんね。とてもベテランの冬の富士登山とは思えません。
15万円以上ぐらいのGPSなら、誤差は15センチ以下です。これなら簡単に捜索隊に現場を知らせることができます。
なお、富士山の5合目以上なら、どこでもGPSは使えます。そりゃそうでしょ。富士山は、標高の高い完全な円錐形の独立峰ですし、5合目以上なら電波の届かないような大きな窪地はまずありません。

片山さんは、18日の午前11時に現場を離れ下山を開始しました。
彼は登山口に下山した際のインタビューでも語っていましたが、自分は体力に問題はなかったそうです。実際、下山中の彼の足は軽やかでした。(上空からも登山口からもテレビで映していた)
なら、彼は、捜索隊が来るまで現場に留まるべきでした。
遭難救助で一番困るのが現場の特定です。
当日は強風とはいえ一日中天気晴朗でした。(私は一日中、富士山、それも御殿場登山道を見ていました。8合目以上は、時々強風で飛ばされた雪でホワイトアウト状態になっていたが、それ以下の標高は晴れでした。また、当日、片山さんより早い時間にたまたま下山してきた登山者の証言も同様です)彼は携帯電話を持っていたことだし、もし現場にいれば、捜索隊は一目散に現場に駆けつけることができたはずです。つまり、遅くとも当日の夕方までには遭難者を発見でき、救助できていたのです。
しかし、実際は遭難者の発見に手間取り、発見したのは翌日(19日)の昼頃でしたね。これでは助かるものも助かりません。

救助要請ですが、普通はまずは警察に電話をしますよね。それがなぜか事務所に電話をし、事務所のほうで警察に連絡するよう頼んでいます。おかしいですね。警察に電話するにしても、当事者でなければ状況が分からないでしょ!
さらに片山さんは、二人の遭難に気付いた時刻から7時間後である午前7時になってようやく自身で警察に電話しています。
さらに不思議なのは、その午前7時の電話の後、地元警察が片山さんに何度も電話をしたが、いずれも留守電になっていたそうです。電波はちゃんと通じているのに、なぜか留守電になっていたそうです。留守電への切り替えってボタン一つではできないので、ボタンの押し間違えではありません。

2チャンネル辺りではいろいろな憶測が出ているようですが、今回の件、何かと疑問が多いようです。
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冬の富士山は、岩と氷の世界です。


正直、かなりの熟練者でも命を落とす可能性のある山です。
事実、あまり報道されませんが年間でも数十人単位で命を落としている人がいます。

今回の場合は、装備としてと言うより天候による判断、天気予報をニュースで見る程度ではなく天気図をみて天候の悪化を予測しなければいけませんでした。
登山前日から当日にかけての天気図を見ると日本へ寒波が到来し、等圧線が詰まって縦に伸びている強風が吹く典型的な天気図でした。
その時点でどのように判断したかですが、今回の登山は南極の最高峰ビンソンマシフ登頂の為の訓練と言う意味合いで登ったとされているので、その天候を良しとしたのか、それとも天気図自体を見ていなかったのか?
いずれにせよ今後明らかになる部分で今は何とも言えません。

今回の事故は起きた時点でどんな装備を持っていたとしても2人を助けることは出来なかったでしょう。
とにかく天候が悪すぎました。
そう言う意味では登頂実行と言う判断の甘さが問題視されると思われます。

登山で最も難しいのは「登らない」と言う判断です。
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片山企画という会社は片山右京氏の活動を商品にして売っている会社だと思います。

どこそこの山に登った、どこそこの岩を登った、全て商品のはずです。当然。南極に行くための訓練登山も商品になるはずです。
片山氏が自分の山のパートナーと一緒になって運営している会社ではないだろうと思うのです。そこに勤める社員は普通のサラリーマンです。全員が社長と同じような先鋭的な行動を目指しているわけではないでしょう。マネージャー、報道、販売、商品管理というのが仕事でしょう。
35歳という年齢で経験五年というのはそういう仕事の中での経験でしょう。社長は絶えず活動していますから体力、技術に自信があるでし
ょう。でも普通の社員にはまねが出来ないことでしょう。企画書さえ出せば別枠で年休を出してくれるという会社ではないはずです。行ってもせいぜい年間50日程度でしょう。
「力量に違いがありすぎて一緒に行動できなくなってしまった」という内容の記事もありました。予定した行動が出来なくて仕方なしのビバークだったようです。
力量の違いは初めからわかっていたはずです。なぜ一緒に連れて行ったのでしょうか。
遭難のニュースを見たとき、メンバーは南極に一緒に行く人だろうと思っていました。2人は社員だったということがわかり不思議でした。
「写真を取る」という言葉が出てくる記事がありました。
彼は社長の行動を販売するための営業社員だったのではないでしょうか。

推測ばかりです。
間違っているかもしれません。
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 登山歴30年です。

冬富士の登山経験もあります。

 冬富士は他のもっと厳しい条件の冬山、あるいは海外遠征の訓練あるいは高度馴致のために登られることが多い山です。冬富士に登るパーティーの半分以上はそのような目的を持っているパーティーでしょうし、今回の片山氏のパーティーもそうだったと報道されています。

 経験5年の人が「初心者」というわけではありません。海外の高峰に挑む登山者の多くは、登山を始めて数年以内に最初の遠征を経験しますし、冬富士は登山を始めて最初の年に経験するのがむしろ普通でしょう。大学山岳部でも1年生を連れていきますし、3年生(つまり"登山"を始めて3年目)にはリーダーになりますから。
 経験5年の内容にもよりますが、いわゆる"登山"を始めて5年目の人は、この世界では一般には初心者とは見なされません。

 例えるなら、普通免許を取って20年あるいは30年運転しても、サーキットでは「ド素人」です。レーサーを目指す人は普通免許を取る前にサーキットを走っていることも多いですが、サーキットを走って5年目といえば、既にいっぱしのレーサーでしょう。
 ま、そういう世界なので。

 ご質問で挙げられたことは全て不可能です。
 冬富士は基本的に「氷の世界」なので、雪洞など掘れません。穴を掘るどころかアイゼンの爪さえまともに入らないことがあるほど硬い氷の世界です。
 その氷の上に滑落して大ダメージを受けた人が2人いるわけですから、残された人には基本的に打つ手はありません。それどころかその場に付き添うことすら片山氏自身に大きな危険を招いていたでしょう。

 テントは張るのに多大な労力を必要とします。
 「氷の世界」と上で書きましたが、その上に強風の世界でもあります。
 そんな中でテントを張るには、氷の斜面を切り出して少しでも水平なスペースを作り、張り綱などは埋め込み、風除けに氷のブロックを積むなどの対処が必要です。
 そのテントが飛ばされた、ということは、それらのどれかが甘かったか計算外の風が吹いたか、というところでしょう。山岳用のテントは非常に軽量なので、いい加減に張ると夏山でも簡単に飛びます。
 冬山では相当神経を遣い、時間と手間を掛けてテントサイトを作るのですが、それでも私も何度も危ない目に遭っています。風除けに積んだ雪(というより氷)のブロックのほんの僅かな隙間が致命的になることもありますから。

 というわけで、事故後にテント設営は不可能です。
 GPSもこの場合は無関係です。正確な位置が判っても来れなければ話になりませんから。

 その他にもできることはほとんどありません。
 2人の身体にツェルトかエマージェンシーシートでも被せることができれば、決定的な瞬間をほんの僅かでも遅らせることができるかもしれない、という程度です。

 つまり、テントが飛ばされた時点で既に致命的だった、ということです。別に富士山に限らず、冬山であればそれが普通です。
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初心者を極寒の富士に連れて行って、


自分は体力があるからと先に行って置いてきぼり、挙句に凍死。

最初から連れて行かなければ良かったがそうもいかないんだネ、
個人企業の社員は、社長の機嫌をとるに大変だ。
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今回の対応はあれしか仕方がなかっただろうと思います。



問題は初心者を連れて行ったということです。
亡くなられた2人のうち、一人はヒマラヤにも同行したことのある経験20年という方のようですが、もう一人は経験5年ということです。付いて行ったという状況のように感じます。次の南極の計画には参加の予定はなかった方ではないでしょうか。(新聞記事からの推測ですから「?」が付きます。)

そうだとするとビバーク地点の選定などにもそれが響いてきたということが考えられます。
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極限への挑戦なので、死も想定の範囲内という世界の話です。

最後は各人自力で戻るしかないのです。
南極大陸となればなおさらでしょう。
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ピンポイントで判明してそれでどうなるのさ?


誰が探すのよ。
片山氏の言っているような事態なら救助隊だって行けないぞ。
救助隊だって歩いて登山するのだ。
数時間~10時間以上かかる。
街中と同じ考えじゃ全く適用なんてできないぞ
現場に何十人も元気な人間が居ない限り助け出すことは無理でしょう
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詳細な情報もわからず「判断することは出来ません。


甘く考えていたことは「確かでしょう。
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まずあれが、あの現状では一番だったと思います


あの状態ではすぐに救助隊も出動できなかったでしょう遭難者の体を温めると言っても、元の自分の荷物の所の引き返せ高疑問です、
ですから片山右京が言っていたことがほんとなら、あれ以上の事は不可能で、やっていたら本人も亡くなっていたでしょう
そうすると最悪3人とも遺体も見つからない最悪の状況に陥っていたことが考えられます、まして一人では2人を下ろすのは不可能、せめて2人いれば何とか1人は下せたでしょうが、一人で2人は不可能ですまして瀕死の重傷では一人では100メートル下ろせればあの雪山では、良い方です、ですからあの通りの状況でしたら、あれがベストです、
右京が下りてきたから、2人の場所も判ったし、下せたのです
GPSが有っても、救助隊が登れなければ意味が有りません
雪堂と有りましたが、掘れるだけの体力と装備が有ったかは疑問です
掘れたとしてもそれこそ南極用の寝袋が無いと、命が助かったか疑問です、それだけ富士山は危険な冬山です
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