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こんにちは、お世話になります。

Colleen McCulloghのABTHONY AND CLEOPATRAという歴史フィクション小説のなかで、登場人物が、ユリウス・カエサルが鉄の指輪をつけていた事を思い出し、元老院職の印である金の指輪をなさけなく思うシーンがあります。

小説によると、「鉄の指輪」はローマ人の家柄であり、500年もの間政権を手に入れたりしている家系にだけ与えられる印だとありました。

また、アントニウスは持っていないけど、オクタウィアヌスはカエサルから受け継いで持っているとか書いて有りました。

どういう所以があって、鉄が「何代にも渡って執政官をした家柄の印」になったのでしょうか?

よろしくお願い致します。

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A 回答 (2件)

ただの「鉄の指輪」ではなく「金の指輪が一般的になる以前の古い時代からの貴族階級である先祖より受け継いだ鉄の指輪」だからこそ羨望を受けた、ということだと思います。



金や宝石のついた指輪はローマ人にとっては異民族の習慣で、古くにはパトリキー(貴族階級)のみが鉄の指輪を身につけた時代もありました。名門の誇りを示すため、生涯鉄の指輪を身に付け続けた人もいました。(プリニウス「自然史」33巻4章に名が挙げられています。興味があったら読んでみてください。)

金の指輪は豪奢のため。鉄の指輪は家柄を誇るためです。解放奴隷と間違われる心配のない人物ならではです。
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この回答へのお礼

大達人、御回答ありがとうございます。

本当にスゴイ御方ですね! 英語、語学、歴史、、、、計り知れない知性ですね!

鉄の指輪にはそんな深い意味が有ったんですね! どんな指輪だったのか、興味が湧いてきました。 図書館にそれ関係の写真集があるといいな。^^

>プリニウス「自然史」33巻4章に名が挙げられています。興味があったら読んでみてください

一応ガリヤ戦記と、スエトニウスの「ローマ皇帝伝」は高校生時代に読んだことがあるのですが、全然ローマ時代のイメージが掴めないばかりか、歴史フィクションの詳しさに「どうしてこんな事まで分かるの?」と???の気分でしたが、僕が知らないだけで、ローマ関係の歴史書は、沢山あるのですね。 それにしても、33巻もあるなんて、すごい長編ですね!

図書館にあったら、挑戦してみます。 (難しすぎて脱落するかも知れませんが。)

>金の指輪は豪奢のため。鉄の指輪は家柄を誇るためです。解放奴隷と間違われる心配のない人物ならではです。

本当に深い考察をありがとうございます。 御陰様で本当に良く分かりました。

お礼日時:2009/12/24 21:00

 私の知る限り、ローマで鉄の指輪というと、奴隷か婚約をした花嫁に与えられる物だったと思います。


 (ローマでは妻の家庭内での地位が低く、夫に逆らわない事を制約した、謂わば夫のみに仕える奴隷である対価の証として贈られた。婚約が金銭的代価を以って成立する事すら多かった。)
   http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~konokatu/tani04-7- …

 鉄は硬く重いため、結ばれた制約が固く重い事を示す為に使われた様です。

 なお金の指輪ですが、初期の頃は確かに元老院クラスの者しか許されていませんでしたが、ローマが発展していく過程で、市民からの強い要望で一市民であっても付ける事は許されるようになります。

 例えば、カエサルが登場する100年以上前に、ローマと戦ったカルタゴの英雄ハンニバルは、カンネの会戦でローマを破った事の証明として、ローマの兵士達が指に着けていた金の指輪を末弟のマルゴーネに本国まで運ばせ、議場の前に積み上げ、継戦か講和かを議論していたカルタゴ元老院議員を驚かせたと言われています。

 なお当時のローマでは指輪は、装飾具だけでなく印鑑(日本の実印を押す以上の権威が有った)としての役目もあり大変凝ったものが用いられていました。
 (現在の欧米でも、重要な文章の封蝋に指輪の印章を付ける風習が有る)

 まあ、金の指輪は傷等が付きやすい上に大変高価だったので、自宅等の他人の目が付かない所では金の指輪を外して、鉄等の指輪を印章としての実用には使っていた様ですが…。

 指輪は、権威と権力を象徴する物でしたから、カエサル家の家伝の指輪が有ってもおかしくは有りませんが、カエサル家自体は大変な名家では有りますが、ガイウス・ユリウス・カエサル以前には3名しかローマの最高位である執政官を輩出しておらず、政権からは縁遠い一門でもありました。
 (執政官は毎年2人を市民の選挙によって選出される為、数百年の歴史のあるローマで3人しか輩出していないカエサル家は、他の名門貴族家からするとかなり見劣りする。)

 ちなみに、母はルキウス・アウレリウス・コッタの娘で、幾人もの執政官を輩出した名家の出身ですが…。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>ローマで鉄の指輪というと、奴隷か婚約をした花嫁に与えられる物だったと思います。

実は質問する前にこのウィキペディアの記事を読んでいて、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ローマ人の指輪は特権または階級を示すものとして知られている。共和制時代にはもっぱら鉄製指輪が用いられ、奴隷には禁じられていた。次に元老院議員および限られた高官にだけ金の指輪が許されるようになり、ついには一般市民はすべて金の指輪をはめることができ、奴隷は鉄の指輪をするようになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、あるので、てっきり奴隷はもっと後の時代かと思っていましたが、

>例えば、カエサルが登場する100年以上前に~、ローマの兵士達が指に着けていた金の指輪

ということは、小説の方がフィクションなのか??? 一応歴史フィクションだし、、、、。

>執政官は毎年2人を市民の選挙によって選出される為、数百年の歴史のあるローマで3人しか輩出していないカエサル家は、他の名門貴族家からするとかなり見劣りする。

> ちなみに、母はルキウス・アウレリウス・コッタの娘で、幾人もの執政官を輩出した名家の出身ですが…。

そうだったんですか! さっそくウィキペディアの記事を読んでみたら、カエサルの母の父と祖父が執政官だと載っていました。 やっぱり、母方の方が名家だったんですね!

それにしても、鉄の指輪は、結局は小説の創作だったのかな??? もうちょっと他の回答を待ってみます。

改めて、御回答に御礼申し上げます。

お礼日時:2009/12/23 07:31

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