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景気が悪いとはどういう事ですか?

ずっと景気が悪いとニュースで流れています。
経済学に疎いのですが、景気が悪いと言いますが、どの様な事象がどの様な原因で発生しているのでしょうか?
仕事が少なくなくなってきているようですが、デフレで物価が安くなってきているとも聞きます。収入が減っているとしても、物価も安くなっているのだから、それはそれでバランス出来ているのではないのですか?

ちなみに現在、景気の悪さは実感としては無いです。逆に、景気が良かったとされる時期においても、景気の良さを実感したことも無いですが。

A 回答 (4件)

景気が悪いとは、お金の流れが悪いという事です。


トランプゲーム7並べでいうところの堰き止めを行っている人がゲームの進行を妨げる原因に成っている事と似ています。堰き止めをしている理由は様々、個人の備えとしての貯蓄、企業の備えとしての貯蓄、富裕層の投資先不足、などなど。


日本で使われている現金は、約75兆円くらいあります。そして、日本の家計が持つ金融資産の総額は1500兆円といわれています。
実在する現金は75兆円で、金融資産の総額は1500兆円です。おかしな事に世の中には、実際に存在する現金の何倍もの数字上のお金がたくさんあります。

例えばこんな感じです。
Aさんが、a銀行に1000万円を預けました。銀行では、100万円を残して900万円をある会社に貸しました。 その会社では900万円をB会社に支払いました。B会社は受取った900万円をb銀行に預けました。b銀行では預かった900万円のうち100万円を残し て800万円をCさんに住宅ローンとして貸しました。住宅販売会社ではCさんから受取った代金800万円をc銀行に預けました。さて、今、お金はいくらあ るでしょう?

現金 1000万円
銀行口座の残高 1000万円+900万円+800万円=2700万円

銀行に預けることで、もともと1000万円しかなかった現金は2700万円もの預金になりました。これを信用創造といいます。

そしてこの逆の流れが信用収縮です。これが起こると、大変なことになります。

Aさんは不良債権を抱えてしまい、 1000万円のうち300万円を銀行から引き出しました。a銀行では、手持ちの100万円にb銀行から借りた100万円とc銀行から借りた100万円をたして、なんとかAさんに300万円を返しました。a銀行も、b銀行も金庫が空っぽに。そこへb銀行に900万円を預けていたB会社が支払いのために900 万円を引き出したいと言ってきました。でも、b銀行には、もう現金がありません。c銀行に900万円貸してくれるよう頼みましたが、c銀行にも、あと 700万円しか現金が残っていません。大変だ大変だというのが金融危機です。

こういった事が要因で資産が目減りし、お金を使う人が減り、お金が流れなくなり不景気となっていたりします。

この回答への補足

正直どの頂いた回答がベストなのか分かっていないのですが、質問を閉じたいので、たとえ話が面白かったこちらの回答をベストとさせて頂きました。
ありがとうございました。

補足日時:2010/01/09 22:19
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

あらためてお金というモノについて考えているのですが、よく分からなくなってきました
そもそも実態のないモノなんですよね

良いお年を

お礼日時:2009/12/31 21:33

10円で作ることができる製品を100円で売れば90円の利益が出ます。



会社の経費を引いても、40円を従業員の給与に払えます。

100円では高いからと買わなくなれば、90円に値下げして売ります。

すると従業員給与が30円になります。

従業員は一般消費者ですから、給与が少なくなったので、ますます価格の低いものを買うようになります。

するとまたまた商品の価格を下げないと売れません。

このような状況を「景気が悪い」というのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お金の勘定的な話は分かるのですが、そもそもお金というモノは、というそもそも的な話がこの年齢になって分からなくなってきました

良いお年を

お礼日時:2009/12/31 21:35

簡単に言えば、お金まわりが悪いということですよね。


人があまりお金を使わないから世の中にお金がまわらない、
これが「景気が悪い」ということのひとつです。
逆に「景気が良い」というのは、人がいっぱいお金を使うことだということを聞いたことがあります。

お金を使わないということは物が売れないということに繋がりますから、企業は当然利益が減ります。売れないと困るから物価が安くなるデフレが起きるわけです。
大きな原因のひとつとして「財布の紐がかたい」ことだと思います。

>収入が減っているとしても、物価も安くなっているのだから、それはそれでバランス出来ているのではないのですか?

デフレの場合、消費者の心理もあり安くてもあまり売れないこともあるんだそうです。そうなると物価が下がり続けるデフレスパイラルに陥る危険性がありこうなったら最悪です。

>景気の悪さは実感としては無いです。逆に、景気が良かったとされる時期においても、景気の良さを実感したことも無いですが。

確かにそうですよね。。
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この回答へのお礼

お金が回らないと言うことですか
もともとお金をあまり使わない生活を送っている人間にとっては、景気の良し悪しはそれ程影響がないと言うことですか
ありがとうございました

お礼日時:2009/12/24 11:33

なかなか難しい質問ですが回答してみます。



景気が悪いというのはまず相対的なものです。
去年に比べて今年は景気が悪いとか、20年前の日本は景気が良かったといった具合です。

では現状の日本を見てみるとどうかというと、ここ数年は成長を続けていた状況から比べると現在の成長率は低いので景気が悪いとなります。

では数年前まではどうだったかというと景気は良いとされていて実際成長もしていましたが結局のところアメリカ等他の国に比べると低い成長率だったのであまり景気がいいという実感はありません。

景気の善し悪しの実感についてですが、
景気が良い悪いというのは全体的に見ての話なので、個々人ではあまり実感が沸かないものです。
しかし、質問者様は実感していないかもしれませんがその分非常に実感している人(例えば輸出企業の経営者等)がいます。
なので実感と実際の善し悪しが合うかどうかは個々人による部分が非常に大きいので気をつけましょう。

物価の下落についてですが、ここはさらに複雑な話になります。
短期的な視点で見れば確かにものが安くなって同じものを買うのに払うお金が少なくなったりして得してうれしかったりしますが、中長期的に見てみると話は変わってきます。
まず、その安くなった分はダレが負担しているのでしょうか?
同じものを安く手に入れるためにはどこかで誰かが節約しなくては行けません。効率化して値下げを実現するということ等もありますが、大也小なり人件費にも反映されてきます。そうなるとものは安くなったが給料も下がる、給料下がればお金がなくて大変だということになったりします。
この点もどう実感するかというのは時間差もあったりするので全然違うでしょう。

ちなみに私の実感とすると、今年の頭から景気は非常に悪く、現在もまだ悪いという実感ですがちょっと上向いてきたかなという感じです。
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この回答へのお礼

相対的なものなんですね
ありがとうございました

お礼日時:2009/12/24 11:31

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