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日本語で「きさま」という言葉がありますが、
漢字で書くと「貴様」ですよね。
しかし、「貴」という漢字も、「様」という漢字も相手を敬うような場合に対し、使われる漢字です。
その2つの漢字がつながってできた言葉が「貴様」ですが、どう考えても「貴様」という言葉には相手を敬うという意味で使われていません。
これはどうしてでしょうか?
「貴様」という言葉の由来を教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

皮肉の意味で、本来は敬う言葉が逆転したようです。


同じような例で、
ワン公とか、先公など、●●公というのはもともとは貴族を表す言葉でしたが、蔑称のように使われていますよね。
お前というのも、もともとは、御前という敬うことばであったようです。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/osiete/seito320.htm
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この回答へのお礼

確かに「おまえ」という言葉も本来は「御前」という意味ですから、本来は敬う言葉だったはずですね。
こう考えてみると他にもこのように意味が逆転したような言葉がたくさんありそうです。
蛇足になりますが、参考URLは教えて!gooみたいなサイトのようでビックリいたしました。
早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/22 14:27

貴様、お前などが尊敬語だったとき、庶民の日常会話では


例えば「あんた」が使われていたとしましょうか。「あんた」は四六時中誰でも使う言葉です。そこで相手を特別扱いし、尊敬語を使えば、あんたより注目を得ることが出来ます。特別扱いをされていることが伝わるからです。このようにして、注意をしたりお願いをしたり、ふだんと違うことを相手に伝えるとき尊敬語を使うことがあります。

母親がどうしても言うことを聞かない子供を強く叱るとき、順ちゃん止めなさいというより、「小泉君、又は小泉順一郎君!止めなさい」と言えば母親の口調が違うことに気付きます。

言葉は繰り返し使うことにより本来の特徴を失い平凡になります。例え尊敬語でも全員が使えば尊敬の度合いがうすくなり、人は別の表現を探し始めます。よく例にだされるのが「おみおつけ」です。もとの意味はご飯についてくる汁もの「つけ」が「おつけ」となり「みおつけ」と変り、さらに「おみおつけ(御御御付け」となったといわれます。

貴様もこのように使う頻度と相手が多くなるにつれて有り難味がなくなり、遂に対等な相手に使われ、最後は冒涜する場合に使われるようになり、軍隊で茶化した解釈が加えられ便利よくつかわれたものと思います。
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この回答へのお礼

繰り返し使われることで本来の意味を失うというのも日本語では結構ありそうな話ですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/22 17:04

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