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トヨタ車の現行モデルに乗っているのですが、もし次期モデルが出て現行モデルが生産中止になったら、部品やパーツはもう買えなくなるのでしょうか?
もし事故ってバンパー交換とか、ボンネット交換とか、もしくはミラー交換とかになった場合にそれらパーツが生産中止になったらどうやって交換すればいいのでしょうか?

A 回答 (7件)

元部品メーカー社員です。



自動車メーカーではこれまでにあったご回答のように
パーツを廃棄するかもしれませんが部品メーカーで作るために
必要な金型を廃棄することはありませんでした。

昭和40年代の車の部品を作ることもありました。

そのモデルがこの世の中から「完全に」なくなったら
廃棄するとのことでした。

モデルや残存台数にも寄るのでしょうがモデルチェンジ後
20年は余裕で入手できると思いますよ。
ただし、法規制変更時にその部品が作れなくなると別です。

ディーラーに確認されるのが一番確実です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。あまり心配ないようなのですね。
大事に乗りたいですし、もし壊れたらと思うと心配になりました。
しかし乗り換えするということも考えないと車が売れないというのは困りますからね。

お礼日時:2009/12/26 14:55

最低の保管基準はあるようですが、それ以降の保管状態はメーカーによって違うのかもしれません。



私の所有するうちの1台は軽スポーツで、平成3年に新発売と同時に購入し生産を中止して10年は遥かに超えていますが、オプション部品はとっくに有りませんが、純正品は小さなプラスチックカバーなどの部品でも翌日納品される状態です。

その不安から、部品取り用にとガタガタの車でも、もう一台同じ物を買って保管している人も居ます。

最近は中古パーツもネットで探せばある物もありますし、どれだけ長く乗るのか・・です。

安いからとモデル末期の車を買う人がいますが、その意味では新車発売間もなくの車を買う方が安心して長く乗れると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。中古市場にもあるのですか。
たしかに車は生産数が多いですから、この世からまったく無くなるというのは考えられませんからね。

お礼日時:2009/12/26 14:57

 クルマの研究で食ってる者で、要するに『クルマを作る側』です。



※生産終了となった自動車部品は、法規により明確な部品保管期間(=生産終了から10年間)が決まっています。(よくネットや雑誌で7年間保管とされていることがありますが、これは家電の部品保管期間です。)

※ただこの保管期間は、『クルマの走行に必要な部品』というくくりになります。
 具体的には、重要保安部品(操舵系、ブレーキなど)、定期交換部品などで、自動車の走行機能に直接影響ないもの(ウェザーストリップ、ガラスなど)、意匠に関するもの(内装、シート、ボディ外板、灯火類など)は含まれません。また懸架装置のダンパやばねは、危険でない事が確認されれば認証車型1種類につき1組を保存すればよいので(つまりグレード毎に保存する必要は無いということ)、通常はエコノミーグレードもスポーツグレードも、最も車重が重いグレードのばね/ダンパに統一されます。

 よって・・・

>もし事故ってバンパー交換とか、ボンネット交換とか、もしくはミラー交換とかになった場合に・・・

 上げられている部品は全て意匠部品なので、生産終了後の供給期間は法規に左右されません。残念ながら、専らメーカの都合で決まってしまいます。
 部品の生産は車両生産終了と共に打ち切られるので(部品だけダラダラ作ることは、少数の例外を除き通常は有り得ません)、各自動車メーカが持つパーツセンタの在庫分が販売されたら終わりです。(この話の為に、『部品保存の期間は決まっていない』とか『せいぜい3年』などという事がユーザ間で正解の様に語られてしまっています。)
 また自動車メーカは、定期的に生産終了車の在庫部品を廃棄するので、最長でも10年を超えて残る部品は、基本的にはありません。(基本的には、というのは・・・例えばメーカが部品を捨てても有力ディーラが自前で持つパーツ倉庫には部品が残っていて、たまたま太古車の部品が出る、などの例外はあるということです。)

>パーツが生産中止になったらどうやって交換すればいいのでしょうか?

 外板に関しては、板金で修正・製作すればよいだけです。パネル全体の交換よりは高価ですが、何倍もの金額になるワケではありません。修理の範囲や内容によっては、外板交換とあまり変わらない金額で上がる事もあります。

 バンパは厳しいですね。ウレタンやPC、メトンなどで出来てる現在のプラスチック製バンパは、高価な成型機でなければ成型出来ません。
 代替としてFRP(繊維強化樹脂)で成型するという方法があり(これは完全手作業でも成型出来ます)、実際にレストアなどではFRPバンパを代用品として使うことがありますが、オリジナルのバンパほどの衝突復元性は持たせられないので、バンパとしての性能はダウンします。

 ミラー類は、オリジナルに拘らなければ流用はいくらでも効きます。ミラーが失われた程度では、車両が『再生不能』とは見なせません。

 あとも一つヤッカイなのが、灯火類ですね。灯火類も意匠部品の範疇なので10年は保管されませんが、現在の乗用車は灯火類が車型毎に専用設計されたモノなので流用も効きません。
 バンパの様に別の材質を使い手作りで製作する方法もあるにはありますが、レンズのカットや反射板のカットを完全に再現するのは難しく、灯火としての性能が著しく変わってしまう事は避けられません。

 っというワケで生産終了となったクルマは、少なくともライト類を潰したら、いつ部品入手困難で修理不能になるか判らない、というスリリングな状況にある、とは言えそうです。

 尚・・・欧州車は部品供給が比較的長い傾向にあり、特に英国車に至っては50年以上部品が流通している車型さえあります。(MGというメーカのスポーツカー・MGBは生産終了後30年近くが経過しますが、外板どころかモノコックシャシそのものさえ新品が入手可能です。そういえばローバー・ミニも来年は生産終了後10年ですが、最近モノコックシャシの製造が始まりました。MGもミニも、部品の寄せ集めだけで新車が組み立てられます。)

 元々丈夫であまり錆びない日本車が斯様な部品供給体制になったら、1台の寿命が延びて廃棄されるクルマが極端に減るでしょう。
 ハイブリッドとかプラグインなどと騒ぐ前に、『クルマを捨てない』事こそが自動車に於ける最大のエコ活動だと思うんですけどねぇ・・・などと言いつつ新車が売れなくなるのは、我々『作る側』の収入には大打撃ですが。
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この回答へのお礼

非常に詳しいご説明をいただきましてありがとうございます。
今乗っている車がもう6年くらい立つのですが、まだ生産されていますけどいつモデル廃止になるかわかりません。
しかしこの車、けっこう長く乗れそうなので心配になりました。
たしかに乗り換えしたほうが日本経済にはいいのでしょうが…。

お礼日時:2009/12/26 14:53

およそ10年くらいは、部品共販から取り寄せできます。


それ以後は、中古のパーツ業界から部品を取り寄せて、塗装なり板金して対応できます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/26 14:58

自動車部品は明確な部品保管期間が決まっていません。


大体ですが、生産終了から10年くらいまでが保管期間となっているようです。
なお、余程でない限り再生産はしませんので、その前に在庫切れになることも当然ながらあります。
人気車種なら保管期間が過ぎても在庫切れまで保管していることもありますが、大抵は保管期間が終わった段階で全て破棄されます(倉庫代も馬鹿になりませんからね)。

旧車乗りになると、色々な手段を講じて部品取り車をストックしていますし、人気車種ならばショップも商売になりますので、可能な限り部品を特注していることもあります。
ただし、一ショップの技術・資金で製作できるパーツには限界があり、基本的にエンジンの主要部品やボディ・フレームなどの大物に予備はないと考えて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。半損するくらいの事故を起こしたら、乗り換えようと思います。

お礼日時:2009/12/26 14:58

最低限7年確保でその後はメーカーの状況によるときいたことがあります。

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一定期間は部品を供給できるようになっています。



ただし、供給出来ると言うだけで、在庫していると言う事ではなく、最悪は次の生産まで数ヶ月待ちと言う事もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/26 14:54

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