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学者の世界では金魚はどこまで色が識別できるとされているのでしょうか?

A 回答 (2件)

金魚の色覚は色々な方が研究結果を発表していますが、我々ヒトとは比べものにならないほど優れた色覚を持っていることが分かっています。

網膜に錐体細胞と呼ばれる細胞がありまして、この細胞にオプシンと呼ばれます色を識別できるタンパク質があります。このオプシンには赤型・緑型・青型・紫外線型と4種が知られています。また、これら4種の型にそれぞれ感知する波長が多少異なるサブタイプが知られています。

我々ヒトのオプシンは緑型と青型を失い、赤型と紫外線型の2種しか有りません。ヒトも三原色を識別できますが、赤型に2種のサブタイプがありまして赤と緑を感知し、紫外線型で紫外線は感知できずに青を感知しています。その識別能力は低く、金魚から見たら我々ヒトは色を良く識別できない色覚異常に見えることでしょう。

子供がルアー釣りにはまっています。我々ヒトには同じ色に見えるルアーでも、釣れるルアーと釣れないルアーがあるそうです。魚類には識別できてもヒトには同じに見えて識別できないのが原因です。残念ながら我々ヒトでは見ることの出来ない多彩な色の世界に彼らは生活しているようです。

蛇足ですが、我々ヒトが持ちます赤オプシンにも2タイプ有りまして、男性に識別できない赤をかなりの女性が識別できます。また、極めてまれにほとんどのヒトが識別できない緑を識別できる女性がいるようです。コダックのフィルムも富士のフィルムも大した違いがないように見えますが、色の再現性では富士がかなり優れていると言ったお話を聞きました。きっと赤を区別できたり、緑を区別できる女性には分かるのかもしれませんが、私には区別できない物ですから違いが分かりません。何かの参考になさってください。

この回答への補足

どうもありがとうございます。参考になりました。

補足日時:2010/02/03 12:23
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金魚が人間以上に色覚が優れているとはおもえません。


金魚に高度の色覚能力は必要ないからです。

神は必要ない能力はあたえません。そんな無駄なことはしないのです。

一方人間はゴーギャンの絵を鑑賞します。
256色、512色の色識別をします。
金魚にこの能力があるとはおもえません。

この能力の違いはどこから来るのかといえば、
色覚は脳で処理しているからです。金魚にはこれがありません。
人間ほど発達していません。

錐体視細胞はオプシン+レチナールでできており、
オプシンが取り込んだレチナールの位置によって
R,G,Bに最適にチューニングされております。

この回答への補足

どうもありがとうございます。参考になりました。

補足日時:2010/02/03 12:24
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