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 よく50CCでは、ジョグのほうがディオよりも速度が出るし、改造にも速度の点で有利だと聴くのですが、それがなぜかというメカニカルな説明を聞いたことがありません。
 どうしてジョグのほうがディオよりも速いのかの理由をご存知の方いたら教えていただけませんか?お願いします。

A 回答 (4件)

補足です、


発熱によりクラッチ側のセンタースプリング、クラッチスプリングが熱ダレします、(バネの硬さが変わる)
すると変則タイミングに若干のずれが生じ、パワーバンドを外す変速タイミングになる=遅くなるというわけです(説明不足ですいません)
DIOの方が熱くなるのは説明した通りですが熱の影響はクラッチやベルトにも影響を及ぼし結果的に速度差が出ると言う事です、駆動系って奥が深いですよね、

ちなみにDIOのフェイスに鉄を使用しているのはセルモーターのドリブンギア(回される側)を兼ねていて強度的に必要と言う事です(ホンダの特許らしい、、)
ヤマハ車はスタータークラッチがプーリーの裏に入っています。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございます。
熱ダレですか。聞いたことのある言葉ですがこういう風に影響があるんですか。
しかし回答にかかれてますが、奥が深いというか微妙な話なんですね。
両社ともそれぞれの思惑で今の組み合わせを決めて設計してるわけですね。特許ともなると、ホンダは回答の内容を承知で(当たり前ですが)作ってるわけですものね。
とてもよくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/05/27 12:18

JOGは2スト、現行Dioは4ストだから2ストのJOGの方が速い、って落ちじゃないよね?

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この回答へのお礼

じゃないと思います。というか昔から聞いてた話なんで2スト同士の話だと、ハイ。

お礼日時:2003/05/27 12:03

  こんにちは


#1さんの回答に蛇足ですが補足します
物質 熱伝導率(W/cm・K)が アルミニウム2.37 鉄0.8 でかなり違います つまり放熱の効率がアルミが良いので 熱を待たず摩擦係数が低下しづらく 駆動効率を維持出来るのでは ないでしょうか ただ耐摩耗性は鉄の方が優れているので ホンダはそれで鉄を採用したと思います

熱伝導率の定義は「熱の流れに垂直な単位面積を通って単位時間に流れる熱量を、単位長さあたりの温度差(温度勾配)で割った値」
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この回答へのお礼

答えていただきありがとうございました。
#1さんのお返事と組み合わせて考えますと、駆動系がヤマハのほうが熱をもちにくいために、機構がいい状態を保ちやすいのかなと思いました。
放熱効率と耐磨耗性のご説明はとても納得できます。
ただ、2人のお話をうかがって、理由を断定するのが意外に難しい問題なんだなという感想をもちました。

お礼日時:2003/05/26 16:51

少々難しい話ですが、、


エンジンの出力はDIO、JOG変わりません(7,2ps)
しかしリアタイヤまでの動力伝達の過程で大きく変わります。
力は熱に変わって逃げていきます、

ヤマハ車の駆動系の方がホンダ車に比べて発熱量が少ないので結果的に速いという事です。

私なりの知識ですが大きく違うのはドライブフェイスの材質だと思いますヤマハはアルミでホンダは鉄です。

ためしにDIOとJOGを同時に同じ距離を走らせてプーリーの温度を比較してみて下さい、(やけどに注意)
ヤマハ車は軍手をして触れますがホンダ車は熱くて触れません、

他にも色々な要素があるとは思いますが私がスクーターレースをやっている中で得た知識です。

参考になりましたでしょうか?

この回答への補足

 お返事をありがとうございます。熱エネルギーのロスからきてるものだとは思いもよりませんでした。
 ただ、文章をうかがってると、ひとつ疑問なのが、駆動系の発熱量と、ドライブフェイスの材質を上げられて、そのあと、プーリーの温度差を上げられてますが、これから考えると
(1)ヤマハの駆動系のほうが摩擦熱を生じにくい設計になっている
(2)アルミのドライブフェイスを使ってるヤマハのほうが放熱がよくて温度があがりにくい、
の2通りが考えられるのですが、どちらなんでしょうか、あるいは両方とも原因、ということなんでしょうか?

補足日時:2003/05/26 16:37
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