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議院内閣制にするメリットは、なんでしょうか。

昨日の新聞で、地方自治法を抜本改正すると書いてありました。今までは、「二元代表制」だったのですが、「議院内閣制」に改正するようです。私は、この違いが良く分かりません。「二元代表制」は首長と議会はほぼ同等の権限を持つため、無所属の首長を与野党相乗りで支えるため、国民の意見がなかなか反映されないということが実情だそうです。ということは、「議院内閣制」にすれば、国民の意見が反映されやすくなるということでよろしいのでしょうか?

政治に詳しい方、教えていただけると助かります。
どうぞ、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ご質問の通り、現在多くの地方議会では総与党化しており、議会の審議は形骸化してます。


今回新聞で報道された『議院内閣制』は、首長が一部の議員を行政部局のトップに起用することで、議員を行政に関わらせる制度です。
起用された議員は、行政トップの首長の下で行政に直接関わります。つまり、地方公共団体の『内務大臣』として勤務するわけです。
よって、起用された議員はいわゆる『与党側』になり、起用されなかった議員は『野党側』となります。そうすることによって、『二大政党化』します。

一般的に二大政党化した議会は議論が活発化します。今まで形骸化していた地方議会を活性化することができるでしょう。
また、住民が地方公共団体の行政に不満があれば、起用され行政に関わっていた議員(与党側)は選挙で落選するでしょう。これにより民意は反映されやすくなります。
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財政上から地方分権を進めたいのだが、権限を拡大させた先の首長にマスコミに担がれた泰蔵君や横峰パパ、元芸人、イケ(ウー)メンみたいなのが座ったら、メチャクチャになります。



戦後、政権交代させまともに経験したことのなかった日本人は民主主義的制度に(民度とは別の)不慣れな状態です。
「議院内閣制」が身の丈にあった制度のような気がします。
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地方議会を議院内閣制にすれば、議員の賛成多数から首長が選ばれるので、自動的に多数派を形成でき、政策などが議会を通過しやすくなる。



デメリットとして議論の空洞化を招き首長の存在理由が薄く飾り物になる。   国政でも同じ状態なのは良くわかるでしょう。

むしろ、市民にとり二元選択性があり、首長に議会解散権と拒否権を与えるほうが政策の実行力から優れている。
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