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融点と凝固点の温度が必ずしも一致しない化合物があると以前どこかで聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか?私が学校で習った時は確か「融点=凝固点」だった気がしますが・・・。

A 回答 (4件)

ちょっと、意味が違うかもしれませんが、融点が凝固点と違う場合はあります。


通常、水は0度(凝固点)で固体に、そして0度で(融点)溶け始めます。ところが違う場合があるのです。
水が固まり始めるのというのは、水分子同士が手をつなぎ始めると考えてください。全部が手をつなぐと氷になるわけです。このとき、水分子が手をつながない場合があるのです。手をつなぎ始めるには、何らかのきっかけが必要なのです。水分子は常温では自由に動き回っています。これが温度が下がるとだんだん動きが遅くなり、手をつなぐのですが、このとき何らかのきっかけが必要なのです。ペットボトルに水を入れて全く動かさずに冷凍室に入れっぱなしにしておくと、凍らない場合があるのはご存知ですか?これは、水分子同士がきっかけをもてなかった為に、氷にならなかったのです。でもこの時、水の温度はマイナスです。
目をつぶっている人たちが広場にいたとき、さぁ、隣の人と手をつないでくださいと言われたとしますね、目をつぶって周りが見えなければ、手をつなぐのは難しいでしょうし、みんなが歩き回ったらなおさら手をつなぐのが難しいでしょう。このようにきっかけをもてずに、手をつなげなかった水分子はどんどん動きが遅くなるだけで凍りません。
この場合、融点と凝固点が違うことになります。

質問の本文とは少し離れていますが、私の説明はご理解いただけたでしょうか?
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この回答へのお礼

はい、とても分かりやすい説明でしたので理解しました。「過冷却」という単語は知ってましたが、水以外の化合物においても過冷却は起こるのですね。

お礼日時:2003/05/29 08:33

反応が中途半端に焼いた焼き物は.融点と凝固点が異なります。


温度を上げて行くときの状態変化と温度を下げて行くときの状態変化が異なりますから。
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この回答へのお礼

焼き物にもそういった種類のものがあるのですね。知りませんでした。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 08:39

液晶は、融解はじめの温度と凝固する温度に幅がありますので、質問の化合物の1例になるかと思います。

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この回答へのお礼

液晶特有の性質なのでしょうか・・・。知りませんでした。このことは結晶にはあてはまらないのでしょうか?

お礼日時:2003/05/29 08:36

ありますよ。

溶けた液体状態から冷やして行って、融点よりも下がったのに固まらない状態を過冷却といいます。
現実には、ほとんどの物質にこの状態は存在しますし、水でさえこの現象が起きます。過冷却の雨が樹木や航空機にぶつかった瞬間に、思い出したように凍結するのを氷雨とかフリージング・レインと言います。
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この回答へのお礼

過冷却が関係しているのですね。それなら融点と凝固点が異なっても説明がつきますね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 08:34

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