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He who adds to what he has, will keep off bright-eyed hunger; for if you add only a little to a little and do this often, soon that little will become great. What a man has by him at home does not trouble him: it is better to have your stuff at home, for whatever is abroad may mean loss. It is a good thing to draw on what you have; but it grieves your heart to need something and not to have it, and I bid you mark this. Take your fill when the cask is first opened and when it is nearly spent, but midways be sparing: it is poor saving when you come to the lees.

* 質問の方法が、今までと、少し違います。
前記の例文の順を追って、訳を試しながら、質問を設定しました。
よろしくお願いします。

[試し訳と質問]
(1)He who adds to what he has, will keep off bright-eyed hunger;
 彼が(何かを)持つために追加する彼は、青い目をした空腹を避けるだろう。
(a)全く分からない。
要はHe will keep off bright-eyed hunger と考えられる。
(b)bright eyed hunger;『輝く眼をした空腹』とは何か
    「空腹の目」「物乞いの目」でしょうか
(c) He who adds to what he has,
     読み替えれば、He who has to add somethingでしょうか。

(2)for if you add only a little to a little and do this often, soon that little will become great.
もしあなたが少しだけづつ追加して、これを度々行えば、たちまち、その少しが
大きなものになる。
a little to a little: 「少しのものに少し」→「少しづつ」でしょうか
     
(3)What a man has by him at home does not trouble him: it is better to have your stuff at home, for whatever is abroad may mean loss.
ある者が家で自ら持つ分には何の問題もない。家にお前の持ち物を持つ方が良い。なぜなら、戸外にある物は何でも、損失を意味するかも知れないからだ。
(a)it is better to have your stuff at home, について
    staffには材料、持ち物、現なま、女などの意味がある。
    次のlossするものであるから、「持ちもの」と考えられる。
(b) for whatever is abroad may mean lossについて
      abroad;(古英)外、戸外
      loss;損失、(風雨による損失か、盗まれる意味か、分別出来ない)
  (c) does not trouble himについて
      stuffをhomeに持った方がno troubleだという意味でしょうか。
      穀物は納屋にしまうとあったから、穀物とは別の物と考えられる。
  これら、stuff, abroad, not troubleの言葉が曖昧で、よく分かりません。
      
It is a good thing to draw on what you have; but it grieves your heart to need something and not to have it, and I bid you mark this. Take your fill when the cask is first opened and when it is nearly spent, but midways be sparing: it is poor saving when you come to the lees.
お前が持つもの(自分の持ち物)に関心をもつことは良い事だ。しかし、何かを
必要としたり、それを持たないということは心を悲しませる。(何かが必要に
なったり、その物がなかったりすると困ってしまう) それで、私はお前がこういう
ことに関心を持つように勧める。
始めて樽caskが開けられた時は、お前の腹を一杯にしろ、だが、それを
だいたい消費する(食い尽くす予定の)時は、(その)途中は節約するのだ。
お前が膝をつくようになった時は、救済を求める貧乏人だ。
  (a)poor savingは、poor who are savingと読めるでしょうか
  (b)midways be sparingの、be~ingは、進行形だけの意味ではなく、
硬い表現の感じがしますが、良く分かりません。

*流暢な日本語の前に、英語の言い回しを理解したい。
   また、辞書による解釈を重視したい。
このような気持ちをお察しいただけると助かります。

A 回答 (2件)

(1)He who adds to what he has, will keep off bright-eyed hunger;


彼が(何かを)持つために追加する彼は、青い目をした空腹を避けるだろう。
(a)全く分からない。要はHe will keep off bright-eyed hunger と考えられる。
(b)bright eyed hunger;『輝く眼をした空腹』とは何か、「空腹の目」「物乞いの目」でしょうか

@ bright eyedとは「生き生きした・活気に満ちた」という意味で辞書に載っていますから、bright eyed hungerで「活気に満ちた飢餓」つまり「外見と中身が違うもの」、あるいは「見掛けだけのまがい物」といった意味だと思います。

(c) He who adds to what he has,読み替えれば、He who has to add somethingでしょうか。

@ He who adds to what he has,を言い換えるならHe who adds something to his propertyでしょうかねえ。つまり、「持てるものを増やそうとする者は生き生きして見える飢餓には近づくな」ということでしょう。もっと上手い意訳がないものか。

(2)for if you add only a little to a little and do this often, soon that little will become great.
もしあなたが少しだけづつ追加して、これを度々行えば、たちまち、その少しが大きなものになる。
a little to a little: 「少しのものに少し」→「少しづつ」でしょうか

@ まさにそういうことでしょう。「もしお前がほんの小さなものを小さなものに加え、それを繰返せば、小さなものはたちどころに大きなものになるだろう」ということですよね。これももっと直訳を生かした上手い意訳がないものかと悩みます。

(3)What a man has by him at home does not trouble him: it is better to have your stuff at home, for whatever is abroad may mean loss.
ある者が家で自ら持つ分には何の問題もない。家にお前の持ち物を持つ方が良い。なぜなら、戸外にある物は何でも、損失を意味するかも知れないからだ。
(a)it is better to have your stuff at home, について
staffには材料、持ち物、現なま、女などの意味がある。
次のlossするものであるから、「持ちもの」と考えられる。

@ 持ち物、所有物ぐらいでいいと思います。

(b) for whatever is abroad may mean lossについて
abroad;(古英)外、戸外、loss;損失、(風雨による損失か、盗まれる意味か、分別出来ない)

これはこのまま「外に置いたものは何であれ損失を意味する」でいいでしょう。たぶん、当時では持ち去りでしょうけれど。

abroadは(古英)とは知りませんでした。今でもgo abroadで「海外に行く」という意味で使われますし、だから、それをモジった「AB-road」なんて旅行情報誌もあるぐらいですから。

(c) does not trouble himについて
stuffをhomeに持った方がno troubleだという意味でしょうか。
穀物は納屋にしまうとあったから、穀物とは別の物と考えられる。

@ その通りでしょう。そして, not troubleについては、What(=a man’s stuff)←(in his home)→ does not trouble him.ですから。

it is better to have your stuff at home.は、これはもうit=to have your stuff at home.の構文ですから簡単。

つまり、お訳しになった通り、What a man has by him at home does not trouble him: it is better to have your stuff at homeの直訳は「ある者が家の中で所有しているところの物は彼を悩まさない、お前の持ち物は家の中に置いておく方が良い」となります。

It is a good thing to draw on what you have; but it grieves your heart to need something and not to have it, and I bid you mark this. Take your fill when the cask is first opened and when it is nearly spent, but midways be sparing: it is poor saving when you come to the lees.

It is a good thing to draw on what you have;
「お前が所有するもの(自分の持ち物)を活用することは良い事だ」
but it grieves your heart to need something and not to have it,
「しかし、it(=to以下のこと)はお前の心を悲しませる、to→何かを必要としているのに、それを得られない」
and I bid you mark this.
「だから、私はお前に、これを心しておけと言う」
Take your fill when the cask is first opened and when it is nearly spent,
「酒樽がはじめて開けられたときにはほとんど空になるまでたっぷり飲むが良い」
but midways be sparing: it is poor saving when you come to the lees.
「だが、真ん中あたりからは控えめにせよ、お前がオリ(ワインの沈殿物)のところまで行ってしまったのでは愚かな節約だかである」

(a)poor savingは、poor who are savingと読めるでしょうか

@ もっと自然に、poorは下手な、savingは節約と考えたほうがいいと思います。

(b)midways be sparingの、be~ingは、進行形だけの意味ではなく、硬い表現の感じがしますが、良く分かりません。

@ midways以降はbe sparingであれ・・・という命令形だと理解したほうがいいでしょう。あるいはin midways you should be sparing~といったフレーズを簡略化したものと考えてもいいかなあ。つまり、and I bid you mark this. で始まった教示の一番大切な部分ですよね。命令形ではありますが、そんなに硬い文章でもないでしょう。

280)
 持てるものを増やそうとする者は生気に満ちて見える飢餓には近づくでない。もしお前がほんの小さなものを小さなものに加え、それを繰返せば、小さなものはたちどころに大きなものになるだろう。人が家の中で所有している物はその者を悩まさないものだし、外に置いたものは何であれ無くなってしまう。だから、お前の持ち物は家の中に置いておく方が良い。お前が所有するものを活用するのは良いことだ、しかし、何かを必要としているのにそれを得られないということはお前の心を悲しませるものだ。だから、心せよと言っておく。酒樽がはじめて開けられたときぐらいはほとんど空にするまで(といった勢いで)たっぷり飲むが良い、だが、真ん中あたりからは控えめにせよ、オリのところまで飲んでしまったのでは愚かな節約になってしまうからだ。

*流暢な日本語の前に、英語の言い回しを理解したい。また、辞書による解釈を重視したい。このような気持ちをお察しいただけると助かります。

@ 痛~~っ(笑)、でもよく分かりますよ。辞書に基づいたしっかりした解釈を重視したいと前にもお書きだったご質問者さまには、これまでもできるだけそのようにと心がけて来ました。でも、文法や単語の正しい意味に詳しくなく、ただ感覚で一気に訳すしかできない私ですので、このリクエストが一番身に沁みます。これまでも、お~、なるほどと、つい声が出るほど素晴らしいご回答をお寄せになっているb様はじめ、私よりも文法に強い方々にお助けいただきたいと前々から思っておりました。方々、この回答をお読みでしたらぜひお願いいたします。あ、それから、ポイントは深くお考えにならないで、素晴らしいご回答をお寄せになったb様にさし上げて下さい。
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この回答へのお礼

回答を読んで。
今、さっと読ませていただきました。
  大型の回答ですから、大変だったと思います。
  回答をもとに、考えたことを一言だけ述べます。
     
例文;(1)He who adds to what he has, will keep off bright-eyed    
     hunger
検討; (a) toは、add to で、has toではないと思われる。
    (b) Heは特定しないone(者)の意味かもしれない。
    (c) hasは、持ち物を「持つ、持っている」意味と思われる。
    (d) 以上の解釈から、次の文が考えられる。
       He who adds something to his property(Nannette)
    (e) will;辞書; (あくまでも)…しようとする。……するものだ
    (f) keep off;辞書;距離をおく、近寄らない
    (g) bright-eyed hungerについて
        「輝く目の飢餓」→「飢えて目を光らせる者」
         と考えられる。
以上の検討から、次の訳が導かれる。
 「自分が持つ物に追加する者は、飢えて目を輝らせる者には近寄らない
  ものだ」となる。
これを意訳すればnannetteさんの訳になる。
 これで分かりました。
 残りはあとで考えます。
    いろいろありがとうございました。
   
* それから、流暢な訳のこと、文法、ポイントのことなど、いろいろ
  ご心配をかけてしまいました。
     あぁ、今朝は風が唸って、冷えそうです。    

  

     
    

       
 

お礼日時:2010/01/22 04:36

bright-eyed 「輝く目をした」は一種の枕詞のようなものです。

ギリシャの叙事詩ではわりとポピュラーな表現です。日本の和歌の枕詞(たらちねの母、ぬばたまの夜、あおによし奈良 など)同様、文脈よりは韻律の都合で使用される形容詞です。枕詞は次にくる言葉は詩の形式を整えるとともに次に来る言葉を予見させる働きも担っています。こうした枕詞はepithetと呼ばれます。

「輝く目をしたアテーナー女神」「足の早いアキレウス」という表現はホメーロスでも繰り返し現れますが、その文脈でアテーナーが目を輝かせたとかアキレウスが走っていたというわけではありません。詩の世界の「お約束事」と言っていいでしょう。

さて bright-eyed hunger ですがこのbright-eyedも特にこの文脈に即した意味はありません。ただし、「飢え」と概念に敢えてアテーナー女神と同じepithetを添えることでいくらか神的なもの、人があらがえぬ強い力を感じさせる意味合いが与えられているような気がします。

以前の解説文にホメーロスの英雄叙事詩とヘシオドスの教訓詩は共通の伝統に則っているというようなところがありましたが、これもその実際の例です。

bright-eyed hunger は餓えて目をぎらつかせる者、というよりは「(神のごとく)目を輝かせる(抵抗を許さぬ恐ろしい)飢餓」です。小文字で始まるhungerですが敢えてHunger「飢えの神」とするぎりぎりのところかもしれません。抽象概念と神格の境界ははっきりしませんが、この場合は小文字のhungerとなっていますね。

和訳するときは敢えてさらりと「輝く目をした飢え」でよいのではないでしょうか。

もう一つのご質問にある Give is a good girl も上記の抽象概念の神格化と関係があり、「与えることは善いことである」とも「贈与女神(ドース)は善い女神」であるとも読めます。抽象名詞の文法上の性が女性なら女神、男性名詞なら男神です。

文法上の性とは英語だとピンと来ないかもしれませんが国や船はsheで受けるというアレです。
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この回答へのお礼

お久しぶりです。
  ちょっと、健康診断のため、休んでいました。
  また、よろしくお願いします。

一つだけ、「枕言葉のようなもの」について、
  ご指摘のとおりだと思いますが、
実際に、呉茂一・高津春繁訳で調べてみますと、
  アキレウスの場合は「足の速いアキレウス」が 8回使われ、
  その他が、24回であることを(凡そですが)確認しました。
その他は
  「勇ましい、誉も高い、神々にも姿の似通う、誇り高い、音に聞こえた」
   等のほか、「ペーレウスの子、アイアコスの裔、私の短命な息子」
等の代名詞の用法が確認されます。
  アテーナーの形容詞は「輝く目をしたアテーナー」「パラス アテーナ
  ー」がありました。
そもそも、叙事詩で書くとき、韻律を強めようとすれば、
一定の語を使う傾向が強まると思いますが、聖なるもの、英雄、誰の子孫という意味を強調するために、一定の形容詞が使い分けられていると感じました
  それから、bright-eyed hungerなど、これは難しい。
そのそも、この段落は徳育性が高く、深い意味があるようです。
  epithetから生じた女性名詞や男性名詞の用法が見られるのも、
  珍しい。
  韻はお手上げですが、この代名詞の意味は、分かりました。
ありがとうございました。
  、
      
  

お礼日時:2010/01/30 09:38

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