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前は、調子に乗ってる人を見て「あいつウザいよなー」とか周りで言ってる友達の考えが全く理解できませんでした。いつ、どこで、誰が調子に乗ってクラスの笑いを取ろうと、天狗になろうと、それは個人の自由だから別にいいじゃん?っと思ってたのですが

最近、いつも一緒に居た俺の友人1人が、だんだんクラスの人気者になっていき、今や完全にクラスを代表する人気者達の一員と化しました。
友人自身も自分の人気、注目度が上がるにつれてどんどん調子に乗り、人気者じゃなかった頃の面影は今は全く無くなり、完全にお調子者になってしまいました。

そんな友人を、最初の頃は笑えてたんですが、だんだんそのお調子者っぷりでクラスの雰囲気をうかがながら行動してるのが腹立たしくなってきました。何故か分からないけど本当に見ててムカつきます。そう感じてからその友人と関わるのがなんとなく嫌になってきてます。
その友人も、僕がたまたまクラスの笑い(天然系で)を取った時、それがウザいんでしょうね、意地でも笑わないんです。自分の株が上がってきてるのに他の人が目立つんじゃねえ!とばかりに;
そんなこんやでだんだん互いに蟠りがあって話せない状態です。

長くなりましたが、こう感じたのが初めてなんでよく分かりません。どうして人はお調子者、調子に乗ってる人を見てムカつくのでしょうか?何が気にくわないのでしょうか?
また、そんな事に腹を立てる自分も嫌です。

A 回答 (6件)

No.1です。


補足を頂いたわけではありませんが、回答が三つ付いた段階で、こんがらがっていらっしゃるとのことで、更にこんがらがるかも知れませんが、再回答です。
そして申し訳ないのですが、またもや長文です。

私は、貴方と彼の間のギクシャクには、嫉妬という一言では済まされない複雑な物があるように思えて、前回の様な回答をしました。
しかし、嫉妬に繋がる感情は確実に貴方の中にも芽生えています。
この部分です。


>その友人も、僕がたまたまクラスの笑い(天然系で)を取った時、それがウザいんでしょうね、意地でも笑わないんです。自分の株が上がってきてるのに他の人が目立つんじゃねえ!とばかりに;
そんなこんやでだんだん互いに蟠りがあって話せない状態です。

これは、つまり、こういう事ですよね。

『自分は計算で笑いを取りに行くタイプではないのに、周りに受けたら、「こいつはライバルだ」という態度を彼がむき出しにしてきた。
それが、自分にとっては不愉快で面白くない。』  

このように感じられたのは、貴方が彼に対して「対抗心」を持っているからです。
別に、対抗心を持っていなかったら、彼の表情や行動を深読みしたりはしないと思います。
元々、親しい間柄であったればこそ、貴方は彼のことを良く知り尽くしていて、彼の行動や表情を読み取る根拠も自分にはあるんだという考えはありませんか?
これが、前回の回答で触れた「同一視」に繋がる感情です。

変わっていく彼、人気者になっていく彼。
最初は微笑ましく思えていたのに、そうは思えなくなってしまったのは、彼が自分を置き去りにして、自分とは全然違うタイプの人達の仲間になってしまったようで、辛かったのだと思います。

つまりは、「彼が別世界の人間になってしまう、仲間じゃなくなってしまう」と考えるのが嫌だったのだと思います。
これは俗に言う嫉妬、つまり「自分より優れている人を羨み妬むこと」とも、また、ちょっと違うと思います。
どちらかというと、貴方は彼に自分と同じ世界にいて欲しかったんじゃないでしょうか。
嫉妬の対象は彼と言うよりも、「彼の取り巻き」や「彼が関心を向けている人達」に対してじゃないかな?などと、私は思ったのです。

また、これから書くことは誤解して欲しくないのですが、貴方は彼に対して恋愛感情に似たような感情を持っていたのだと思います。
貴方が特別だとか、同性愛者だと言うことではなくです。
友達関係から恋愛感情に繋がる感情も育っていくものだと思うので、私はこのことは特別不思議なことではないと思います。
私は女なので男の子のことは良く分かりませんが、男子高校生や若い社会人の男性でも、二人で仲良くじゃれ合うようにして行動している人もいます。
また、小学校高学年~高校生の女の子だと、疑似恋愛感情を抱いて、友達の取り合いをする人もいます。
親友が他の女の子と仲良くすると、その子に対して嫉妬する女の子もいます。
それに近い感覚なのではないかな?と私は思いました。

だから、貴方のボケ?が周りに受けたときに彼が笑わなかったので、貴方は彼に「拒絶された、認められなかった」と感じて、腹が立ったのだと思います。
いつも側にいて、お互いが理解しあっていて同じものを見ていたのに、
ずっと、そうだと思っていたのに彼が急に変わってしまったので、貴方は、これからどういった態度を彼の前で取ればいいのか混乱して、彼を嫌うようになってしまったのだと思います。

でも、彼を応援できず嫌う自分が嫌なので、「この感情は自分のものではない、彼が自分を敵視して嫌っているのだ」と感じるようになってしまったのだと思います。
嫌うよりも嫌われた方がマシだと思ったのではないですか?

結局のところ、貴方は彼と仲良くしたいのだと思います。
昔のように理解し合いたいと願っているのではないでしょうか。
でも彼に対して「対抗心」があり、「負けたくない」と言う気持ちも強いから、避けてしまうし、ここでも指摘を受けて「この感情は嫉妬なのではないか?」と戸惑ってしまうのだと思います。

白雪姫の継母が白雪姫に抱いた感情なら非常に分かりやすいので、誰でも「嫉妬」と言いきれるけれど、白雪姫の継母は、白雪姫がもしも王子ではなく貧しい樵にでも恋したら、嫉妬どころか、万々歳で諸手を挙げて、姫を樵に嫁がせたことでしょう。
その後、姫が苦労することが分かっていて、不幸になることも望んだのでしょう。

貴方が彼に持っている感情も、嫉妬といえば嫉妬だと思うけれど、白雪姫の継母が姫に抱いた嫉妬のタイプとは違うと思います。
彼に対して不幸や不運は望んでいないと思います。
嫉妬しているのだとすると、それは、

『彼が自分の世渡りスタイルを確立したこと
 自分と違う道を歩もうとしていること
 彼の友情が自分とは無関係だった人達に向けられていること』

だと思います。


でも、貴方が彼に対してわざとらしさを感じたのは、あながち間違いではないかも知れません。

>彼も、貴方のように葛藤で苦しんでいるかもしれませんよ。

と、私が前回書いたのは、私自身が思い当たることがあったからです。
私は父親の職業柄、転校が多かったのですが、取り分け馴染むのに苦労したのが小学校最後の一年間を過ごした中部地方のある都市でした。
それまで、関東の片田舎に住んでいたのですが、ここでは言葉のイントネーションも違ったり単語自体も全然違う言葉があったりと、カルチャーショックが大きかったです。
異文化コミュニケーション?といった感じで、転校生でもあったので、前の学校なら注目されなかったことも、一々注目されたり変人扱いされるので嫌でした。

そんな私も、やっと土地に馴染んで、三学期に入った頃から堅さが取れ、家にいるときと同じように冗談が言えるようになりました。
そんなある日のことですが、私は普段から冗談を言いそうにないキャラクターだと思われていたので、ふと口にしたジョークが、もろにクラスの人達に受けました。
そんなのが何回か続くと、そのギャグを広める人が出たりして、友達も増え、私は段々と周囲からギャグを要求されている空気を感じるようになりました。
みんな大笑いして楽しそうにしてくれるのだけれど、私は、もっと面白いことを言わなきゃいけない気がして、段々、そのことが重荷になって行きました。
みんなが楽しそうに笑っていても、私は苦笑いしていたと思います。
その頃は、自分でも「居場所を作ろうとして無理してるな」と感じていました。

そうこうする内に、また父が転勤になり、中学は余所での入学となりました。
そこでは、私はギャグの連発はしませんでした。
あれを続けていると、自分が自分じゃなくなる気がしたからです。
引っ越さなければ、そのまま、そこの中学でも小学校と同じ事をやり続けていたことでしょう。
そして、貴方が彼に感じたように、私に対してわざとらしさを感じ取る人もいたかもしれません。

彼のことは、彼にしか分からないこともあるし、彼が気付いていない彼の姿が貴方には見えていると言うこともあると思います。
その逆もまた然りです。
貴方が彼に疎まれていると感じたように、彼も感じて悩んでいるかも知れませんよね。
だから彼とは機会を作って、腹を割って何でも話をしてみたら良いと思います。
お互い、誤解している部分もあるんじゃないかと思うので。
話してみたら、すごく気が楽になることもあると思いますよ。
まるっきり前と同じとは行かなくとも、また違った意味での良い付き合いも可能だと思います。

貴方から見ると、彼のスタイルは確立されたように見えるでしょうけれど、長い人生ですから、彼も必死で自分のスタイルを模索中なんだと思います。
彼がずっとこのままで行くのか、また違った道に行くのか、それは彼の人生ですから、結局、貴方が何を言おうと彼は自分で自分のスタイルを選ぶと思います。
貴方から見て似合わなく思えてもです。
友達なら愚痴を聞いたり応援したり、難しいことではあるけれど、何か変だ腑に落ちないと思ったら、それを口にしても良いと思います。
最後にどうするのか決めるのは、やはり彼ですけれど。
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この回答へのお礼

回答またしてくれてありがとうございます。
「今まで一緒にいたのに、どこかへ行ってしまう」というのがおそらく一番の原因なんじゃないかと、考え直して気づいたような気がします。きっと自分では気づいてなかったけど寂しいんでしょうね。人気者になる事でどんどん自分と関わる機会が減り、今までのように話してくれない、それで不安と寂しさが増してそれが友人に対しての怒りとなったんですね。
俺がウケを取れたとき、友人からライバル心を感じたのは、自分が考えていた事を相手が考えていると思い込んでしまうという「投影」があった気がします。でもその友人はその睨みの後、俺のこと一時的に無視するんで、本当にムカついてる部分もあると思います。
みなさんの回答を読んでから、友人のお調子者っぷりもあまり気にならなくなりましたし普通に話しをしても良いと思ってますが、友人の方は未だに俺を邪魔者扱いしてくるのでもう深く関わらなくてもいいと思ってます。その友人は腹黒い一面を持っているので、これから無理に関わるといじめられかねないのです。友人も同じように自分の居場所に関して悩んでるのかもしれませんが、僕は良き相談相手にはなれそうもないです・・・。まだこれからも腑に落ちないところ、あるとは思いますが自分で色々考え直していきたいと思います。
こんなに僕の心理を突いてくれる回答が返ってくるとは思っていませんでした。ごまかしや理解できてない自分に気がつけてよかったです!ありがとうございました!

お礼日時:2010/02/01 17:28

No.3です。



No.4さんのを読んで、よく分析しているなぁ と関心しました。
私よりずっと分析力がある。

だけど、私は関心はしたけど、嫉妬はしませんでした。
多分 性格だと思う。
実力のある人は素直に認めるし尊敬する。
これがもし、実力を競う場面だったら、なんとか相手に欠点をあら捜して自尊心を保とうとするかというと、やっぱりしないと思う。
だって自尊心があまりないから。
親もあきれ返るほど競争心が無い子だった。 今もそう。
いいものはいいと思うし、回りの人がすごいと騒いでも、自分がそうは思わなかったら注目しない。
私がよくなければ、価値が無い。 だから流行は追わない。


で、、、、

>お調子者に腹が立った瞬間、憧れという感情も本当は混じってるということですか?

んーー 、違ったかも。
No4さんのを読んで、「ああ そういうことか」と思った。
   (下矢印)
>>変わっていく彼、人気者になっていく彼。
>>最初は微笑ましく思えていたのに、そうは思えなくなってしまったのは、彼が自分を置き去りにして、
>>自分とは全然違うタイプの人達の仲間になってしまったようで、辛かったのだと思います。
   (上矢印)
これ 当たってません?
なんというか、売れない時代からのファンだった人が、相手が売れて有名人になって手が届かない人になってしまったと感じるあの寂しさと同質の感情じゃないかな と思います。


>僕が今まで見てきた周りの人たちも嫉妬からくるムカつき・文句だったという事になりますか?

その人たちに嫉妬はあったでしょうけど、わざとらしい とか こびへつらっていて情けない とか そういうミエミエな態度が不快感だったんじゃないか と。

期待しないでウケてしまう人(いわゆる天然)と、ウケを目的にして不自然なことをする人って、当然 わざとらしいことが <嫌らしさ>になるわけで、、、、


そんな嫌らしい人に友人がなってしまったことを悲観して、元に戻って自然体でいてほしいって思っているのかなぁ って感じました。
無理するなよぉ っていうか。 
周りに踊らされて自分らしさを見失って欲しくない と願っているのに、そんなあなたの願いなど知らない相手は、踊り続けて「ああ、、、 残念」と感じるというか。


>何が嫌なのか聞いてみたんですが、気持ち悪いじゃん、

ですね <嫌らしさ>が<気持ち悪い>という感情を起こすわけで。
わかっていると思いますが、いやらしいってのは エッチって意味じゃないですよ ^^:


>でもなぜみんながムカつくとき俺だけ同じようにムカつかないのか。

んーー 好きだから? 執着を捨てきれないから? 

例えば、売れない時代からのファンだった人が、推していた人が有名人になって、昔の彼独特の曲風じゃなくて、ヒット狙いの曲ばかり歌うようになると「いやらしい曲を歌うようになった」と思うが、歌がいやらしいだけで、彼そのものがいやらしくなったとは思わず、彼そのものは好きなままでしょ?

売れなくてもよかった、自分らしい曲を歌い続けてほしかった、いつか大切なものに気づいて、また昔のような曲風に戻って欲しい そんな祈りに似た感情かなぁ・・・


えっとですね、人気投票で1位のコメディアンは、ワーストでも1位なんです。
おもしろさにベストの入れる人がいる中、わざとらしさが見える人もいるわけで。
人気者って 両極端な表を獲得するんですよね。

まっ、 彼の変化を遠くで見守りましょうよ。
注目を獲得できなくなったとき、彼に「おかえり」ってにっこり笑って言えばいいじゃないですか。
「怒っていたんじゃないの?」って言われたら「なんで?」って言えば「ありがとう」って言ってくれるんじゃないかなって思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
僕もあなたと同じような性格でした。良い絵を描いて調子に乗ってる人でも、笑いを取れる人でも運動神経が良い人でもなんでも「良いものをつくったんだから」「頑張ったんだから」「才能あるから」とか、普通に関心できる人間でした。周りで「運動できるからってデシャばるなよ」とか言っている人達の外で「ひがんでるだけだろお前らw」と思ってるような人間でした。それが突然、普通に関心・評価できない自分に初めてなってて本当に疑問だったんです。それは、より近い知り尽くした人が人気になってしまったことから生まれた感情だったんですね。周りの人はウケ者の「嫌らしさ」が常に気に食わないけど、僕は理解できなかった。でも'知り尽くしてる人'がウケ者になったからこそ「普段はあんなことしないのに」と思い、「嫌らしい」と感じたんですね。
友人が戻ってくるならいいですが、その人は捻くれものなのでそれはないでしょう。でも、その友人に寂しさを感じでも、ウケを取ったら笑ってあげようと思います。
とても理解できました。再び回答しに戻ってきて下さりありがとうございました!

お礼日時:2010/02/01 17:45

その友人の頭の中にあなたがいる場所がないからということはないでしょうか。

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何故お互いの幸福を素直に喜べないのか。



やっぱり嫉妬じゃないかなと思うんですね。

「昔の彼じゃなくなった。周りのご機嫌取りになった。」と言ってますが、結局それ ごまかしですよね。
自分が嫉妬していることを認めることができないために、上記のことを彼に腹をたてる言い訳にして、、自分を正当化していると思えます。

で、彼は懸命にして人気を取ったが、自分はさらっと同じことをやれた とか自慢して対抗心むき出しになっていますよね。

ライバル視していて、自分は目立つ存在にになどなりたくないと言いながら、結局は目立つ存在に憧れを出だしている、が同時に恐れているので、その両方の気持ちにこんがらがっている状態だと思う。


目立ちたい 人気者になりたい、 目だちたくない でも みんなに好かれない。みんなに注目して欲しい。
でも 恥ずかしい。 怖い。


彼の成功をどうして喜べないのかは、結局 自分の中の負の感情を認めることができないからだと思う。

彼は、あなたが対抗馬として突如でてきて、人気をかっさらうなんて予想していなかったので、びっくりしたのだと思う。
びっくりの反応が怒りとなり、にらみつけてきたんだと思う。


もう 元には戻れないのかというと、女は一度関係が破綻すると仲直りはできませんが、男はとことんやりあって、相手が自分より上だとだかったら 相手を認めます。

どっちかが下になることで、関係は修復します。
また 自分を磨く好敵手として関係を修復できたりする。

なので、また 元の仲良しに戻れるチャンスはいくらでもあるので、時間がかかるかもしれませんが、元に戻れるんじゃないかと。

だって 男同士でしょ じゃあ 大丈夫。

この回答への補足

回答ありがとうございます。すみません、僕が笑いを取ったその時は自ら笑いを取ろうとしたのではなくて僕が言葉を知らなかったから、それを笑われた、という感じです。なのでそこの文に対抗心は無いです・・・。
嫉妬という感情もどういうものなのかよく分かってないので(たぶん実感・自覚がない?実感したことがない?)、お調子者に腹が立った瞬間、憧れという感情も本当は混じってるということですか?自分でそれに気づけてないだけですか?僕の文はごまかしがあるように感じますか?率直な意見ありがたいのですが、僕はあえて偽りのない質問、回答をしたつもりだったんで、ごまかしを指摘されて戸惑いがあるんです。「俺は本当にそうなのかな?」という感じで、実感ができるようなできないような・・・という状態です。本当に自分が目立ちたがってたら他のお調子者を見ても嫉妬するものではないのでしょうか?
僕が今まで見てきた周りの人たちも嫉妬からくるムカつき・文句だったという事になりますか?今日も、いつもは静かな背の小さい男友が目立ったとき周りで「小せえくせにあいつ調子のんなよ!気持ち悪いねー」と陰口言ってる人がいて、何が嫌なのか聞いてみたんですが、気持ち悪いじゃん、て理由で終わってしまいました。今まで理解出来なかったその感情に自分も今なっている。でもなぜみんながムカつくとき俺だけ同じようにムカつかないのか。その理由が、No1さんの回答とは違う回答だったので、自分はどっちに納得できるのか、こんがらがってるんです;
色々聞いてすみません!

補足日時:2010/01/29 23:02
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その友人の人気に嫉妬しているだけじゃ?

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この回答へのお礼

初めて抱く感情なのでまだ分かってないのですが、友人の人気度に嫉妬するということは、「俺も人気者になりたいのに」と思ってるということではないのですか?僕はクラスで目立ちたいと思ってませんし、まして人気者になんて疲れるのでなりたくないです。それでもクラスのムードを窺ってる友人に腹が立つのは「嫉妬」なんでしょうか?

お礼日時:2010/01/29 16:31

脳の鏡で個性を磨く


あすへの話題 脳の鏡で個性を磨く
脳科学者 茂木健一郎

 ここ十年の脳科学における最大の発見と言えば、何と言っても大脳皮質の前頭葉で見つかった「ミラーニューロン」である。最初は猿の脳から報告されたが、その後、人間の脳でも対応する部位が発見された。
 ミラーニューロンは、その名前が示唆するように、自分の行為と他人の行為を鏡に映したように表現する。例えば、自分が手を伸ばして何かを掴む時にも、他人が同じ行為をするのを見ている時にも活動するのである。
 ミラーニューロンが注目されるのは、それが、「他人の心を読み取る」という脳の大切な機能を支えているのではないかと推測されるからである。人間の本質は、他人とコミュニケーションをする社会的知性に顕れる。ミラーニューロンは、他人と柔軟にコミュニケーションする人間の驚くべき能力を支えていると考えられるのである。
 ところで、一時期の日本では、戦後の文化風土と絡めて「個人主義の行き過ぎ」を批判する風潮があった。個性を主張するのもいいが、他人と協調することも大切だとする論者が散見された。
 個性の発揮と他人との協調が相容れないとするのは、脳科学の視点から見れば間違いである。ミラーニューロンの発見に象徴されるように、個性は、むしろ他人との関係性においてこそ磨かれる。他人の心という鏡に映った姿を通して、私たちは自分の本性を知るのである。
 激化する国際競争の時代、日本人が個性なしでやっていけるはずがない。個性と協調性は矛盾するという科学的に間違った思いこみは捨て、脳の中の鏡で大いに個性を磨こうではないか。

(日本経済新聞2005年7月28日夕刊掲載) 

*  *  *  *  *  *

>お調子者に腹が立つのはなぜ?

お調子者を見ると、「格好悪い」だとか、「みっともないって自分で気がつけよ」と思うからでしょう。
また、「自分が人からそう見えたら恥ずかしいから」でしょう。
これらの感情の働きに関わりが深いのが、前出の引用記事にある「ミラーニューロン」です。


「ミラーニューロン」で検索すると、いろんなことが分かると思います。
ウィキペディアにも解説があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9% …

貴方の場合、今までお調子者と思える人を見ても、これといって気に障らなかったのに、仲の良かったご友人に対しては腹立たしく感じたのは、ご友人がしている行為が、まるで、「自分がしていることのように見えた」からだと思います。

「ミラーニューロン」の働きがあるからこそ、人間は、人が感じた肉体的な痛みや心の痛みをも推測することが可能です。
そして、喜怒哀楽の感情も読み取ったり「共感」も出来るのです。
貴方がご友人と接しているときに、脳内ではこれらの作用が働いていたということになります。
ご友人は貴方にとって近しい存在であったからこそ、彼の取る行為が貴方にとっては、まるで、「自分がしていることのように恥ずかしく感じられたり、自分が周囲の様子を窺って媚びているように見えてしまい、居たたまれなくなってしまった」のでしょう。
これらには、単純に嫉妬の一言では済まされない、複雑な感情が入り交じっているのだと思います。

近頃のご友人の様子を見ていて、
「もし、自分だったら、あんな恥ずかしい真似はしたくない」
そんな感情が生まれると同時に、彼に対して怒りを覚えたのでしょう。
元のままの彼で充分魅力的なのに、無理をしているようで残念に思い、彼自身からは自尊心が無くなってしまった様に感じられ、彼に嫌気が差したんじゃないでしょうか。
そして、その事を思うに付け、自分自身の自尊心も損なわれるようで自己嫌悪に陥ってしまったのだと思います。
そうであって欲しい友人像から、ご友人が離れていった様に感じられ、淋しく感じたり、自分自身も理想の友人像から遠ざかるようで嫌だったのだと思います。

【自尊心】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B0%8A% …

*  *  *  *  *  *

「他人は自分の鏡」という言葉があるけれど、貴方は、どちらかと言えば、控えめにしている人の方が好ましいと 普段、思っていませんか。
他人は他人と思っていても、自分自身は、わざとらしい人にはなりたくないだとか、良いことは良いと認められる自分でありたいと思っていませんか。
その葛藤があるから、彼と彼を見ている自分の中に浮かぶ感情に対して、
嫌悪感を抱くのだと思います。


>その友人も、僕がたまたまクラスの笑い(天然系で)を取った時、それがウザいんでしょうね、意地でも笑わないんです。自分の株が上がってきてるのに他の人が目立つんじゃねえ!とばかりに;
そんなこんやでだんだん互いに蟠りがあって話せない状態です。

これも「ミラーニューロン」の働きと無関係ではないと思います。
貴方は、彼に本心を聞いていないけれど、彼が心の内では、
「自分の株が上がってきてるのに他の人が目立つんじゃねえ!」
と思い、あなたを邪魔に思っていると予測していますよね。
でも、これは「共感」と言うよりも、心理学用語で言う「投影」になると思います。
http://yukitachi.cool.ne.jp/column/c005boei.html


下記にある「投影」と「抑圧」の説明は、直ぐ上に参考に挙げたリンクからの引用になります。
ご関心があれば、リンク先の解説も併せてご覧下さい。
「合理化」や「同一視」の項目も参考になると思います。

****************************************************************
【投影】
自分自身が「抑圧」している考え方や感情を、ほかの人が持っているように感じてしまうことです。
 たとえば、会社の上司をひどく嫌っていたとしましょう。
 そんな状態は、とても疲れますし、精神的にも、よくありません。そこで、「抑圧」する事になります。
しかし、上司とは、いつも顔を合わせるので、「抑圧」していた嫌悪感は、絶えず刺激されることになります。つまり、「強い葛藤状態」に置かれるわけです。
 そして、「神経症」のメカニズムが働いて、原因不明の不安に悩まされるようになります。この状態は、とても苦しいものです。
 そこで、本当は自分の心のなかにある「嫌悪感」を、相手の心のなかにあると思いこもうとします。つまり、自分が相手を嫌っているのではなく、相手が自分を嫌っていると思いこもうとするわけです。これが「投影」です。
 この心の働きは、無意識に行われるので、自分自身は気づきません。そして、ことあるごとに、「私は上司から嫌われている」と感じるようになるわけです。

【抑圧】
自分自身の中で、自分自身が受け入れられない考え方や感情、記憶を否定し、なかったこととしたり、無理矢理忘れようしたりすることです
****************************************************************

これまで貴方は、お調子者を見ても腹が立つことはなかったということですが、それは、今までは人ごとで済んだからでしょう。
これまでに、お調子者と思える人の中に、身近なご友人がいなかったと言う点も大きかったのだと思いますが、貴方も成長するにつれ、「自分とは何か」だとか、「人とはどうあるべきか」という点について、深く考えるようになったのでしょうね。

そのこと自体は決して悪いことではないし、社会との関わりについて考えるようになったことでもあり、大人になってきているからでもあります。
そして、これからは、ご友人に対して抱いたような感情を持つことも多くなっていくでしょう。
それは、社会に出てからも度々あると思います。
但し、
「なんか、この人、気にくわない」と思ったときに、その感情を相手に「投影」し過ぎると、自己正当化になってしまうので、この点は気をつけた方が良いと思います。

何故、気に入らなく感じたのか?
そして、それはその人自身の問題なのか?
それとも自分の度量の問題なのか?
自分自身の問題を相手に対して丸投げしていないか?

など、自分自身と対峙することも忘れないように心掛けると良いと思います。
この葛藤をくぐってこそ、本当の大人になれるのだと思います。
本当の大人(人間らしい人間)とは、バランスの良い人のことだと思いますので。

最後に、もう一度、茂木健一郎の言葉を。
『個性の発揮と他人との協調が相容れないとするのは、脳科学の視点から見れば間違いである。ミラーニューロンの発見に象徴されるように、個性は、むしろ他人との関係性においてこそ磨かれる。他人の心という鏡に映った姿を通して、私たちは自分の本性を知るのである。』

ご友人のことを本当に大切な人だと思うなら、本心を聞いてみると良いと思います。
彼が無理をしていると感じたのなら、そのことも言ってみたらいいと思いますよ。
そのことは、「彼の鏡の中に映った自分の姿を知る」ことにもなりますけれど。
彼も、貴方のように葛藤で苦しんでいるかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

こんなに詳しく回答してくださり本当にありがとうございます!!
確かに僕は元からお調子者だった人と深く関わった事が、今まで無かったです。だからこそ今になって、初めて抱く感情に戸惑っていたのですが、回答を読んで自分の心中が分かった気がします(ほとんど自分に該当していましたw)。僕が、お調子者のグループの中のその一人だけに腹が立っていたのは、一言では説明できない複雑な感情から生まれていたんですね。まだこれからもイラッときてしまうことがあるかもしれませんが、今までよりはもう少し軽く流せるような気がします。すごく分かりやすかったです!ありがとうございました!!!

お礼日時:2010/01/29 16:24

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