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ロシア語の趣味学習者です。その文法の複雑さにやる度に挫折してしまいます。あれだけの文法を熟知し、口をついて出てくるようになるのは至難の技と思っています。ロシアの幼児も母語ではあっても、かなり間違ったり、苦労したりするものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

レスありがとうございます。

私もgadovoaさんの意見にほぼ全面的に賛同します。

>私見では、中国語やその他孤立言語が難度が高いとは考えていません。
中国語は読解重視で独学で勉強する分には比較的易しく感じるんですよ。でも、それが曲者で、正確な発音で音読したり、ディクテーションするのはロシア語よりも難しいはずです。でも、中国語は英語とかロシア語のように子音が連続して多音節で舌を噛みそうな発音がないのが救いではありますけどね。
中国語以外の孤立語というとタイ語がもっとも多く学ばれていると思いますが、文法は簡単だと思うんですが、最初に文字を覚えなきゃいけないんですよね。ハングルよりは難しいでしょうけど、アラビア文字よりは簡単なはずですので、そんなに難しいはずはないんですが、覚える気がしません。でも、最初に文字を覚えようとする考え自体があまり正しくないのかもしれません。


>反面、ロシア語は、欧米人であっても、初学者は大抵相当の苦労を強いられます。
そうかもしれませんが、スラブ系の人にとっては英語よりも親しみやすいようですし、また、欧米人の教養語であるラテン語とかギリシャ語を先に学習している人にとっては、ロシア語が特別面食らうほど難しい言語というわけでもないようです。

しかし、余計な質問ですが、なぜ フランス語とか中国語でなくて マイナーであるロシア語を学習されているんでしょうか?
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ロシアの幼児が論理的に考えて文法を間違ったり苦労することはありません。

文法は大人が自国若しくは他国の言語を素早く吸収するために考えた理論体系です。

子供が自国の言葉を覚えるのに一々文法なんか気にしません。
長い年月をかけて大人が話している言葉をその場面場面で吸収し
覚えて使っているだけのことです。

だから子供にとっては「この時はこの格」と使っているのではなく、
この場面では「この言い方」と全ての場面を切り取って全コピし、反復し自分で使ってみて体得しているだけの話です。長い生活の中で全ての場面をコピーしているのだからその時間と言えば膨大な時間です。そんな不率効なことを大人はやりませんしできません。子供だけに許された特権なのです。
また言葉は体得が必要と言いましたが、体得とは「感じる」ことです。先ほど言ったように子供はその場面場面で言葉を使用し体得しているのです。だから大人は他国の文法を頭だけで覚えても「感じ」られないから体得できず馴染まないのです。
日本では「すいません」という便利語がありますが、ロシア語でも「ハラショー」という便利語がありますよね。
これはロシアに行って実際に場面場面で使ってみたら実に使いやすくて頭で考えるより体で覚えられるという実感をもてると思います。

ちなみにロシア人の子供は日本人の子供と同じく絶対単語も体験も少ないので文法的に間違うことは普通にありますが、質問者様が思ってるような格変化間違いは起こしません。
さらに突っ込んで言うとロシア人ですら動詞の変化を間違えることは
よくあります。その理由を聞くと「時代の流れ」といいます。
例えば「ё」は新聞紙面上では「e」と表記されるので
最近の若者は「ё」であっても「е」と発音してきていると言われています。
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確かに、ロシア語は英語や中国語に比べると格段に難しいような印象がありますね。

しかし、これは外国語として学ぶ場合であって、幼児が母語として覚えるには何語であっても大して大きな差はないようです。幼児が母語として覚える場合は、話せるようになるまでには ものすごく膨大な量の母語を耳で聞いてある程度は理解できるようになります。そうすると、幼児にとっては文法よりも発音の難しい言語ほど習得が遅くなるようです。それで日本語と英語では英語の方が難しいようです。例えば、平均的な3歳児だと、日本人の子と英語圏の子では日本人の子の方が流暢に喋れる傾向にあるようです。しかし、私たちは
外国語の発音よりも文法を重視するきらいがあります。英語にしたって、仮定法現在とかは理解できても、LとRを正確に聞き分けられない人が多いのではないでしょうか?
しかし、何と言っても客観的な視点で最も難しいのは日本語です。ロシア語が複雑なのは名詞、形容詞、動詞などの語形変化や動詞のアスペクトですが、ロシアの幼児ならこんなものは耳である程度は覚えられますので、あとはアルファベットと正書法さえ覚えれば ほぼマスターできます。そうすると、英語圏の子供が英語のライティングを覚える方が若干難しいようです。しかし、日本語の場合は 書き方に関しては耳で覚えただけでは全く覚えられないので、私たち日本人でさえ漢字を苦労して覚えてきたわけです。 私見ですが、私はロシア語よりも中国語の方が難しく感じます。英語よりも文法は簡単でも発音が難しいので、
日本人には「チー」とか「クー」とか似たような音も中国語では全然違う音で しかも 一音節の語が色んな意味を持ったりして、どれが名詞で形容詞で動詞なのか非常に分かりにくいですよ。その点、ロシア語は語形変化のパターンさえ覚えれば逆に英語とかよりも分かりやすいとも言えます。
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この回答へのお礼

説得力のあるご見解、ご回答有り難うございました。私見では、中国語やその他孤立言語が難度が高いとは考えていません。外国人として学ぶ場合であれば、どの言語もどこかに難しい部分があるわけで、そういう意味では、中国語は、話す部分に関しては、比較的容易であると思います。実際に、中国では欧米人学習者でそのような意見を耳にしたことが多数あります。反面、ロシア語は、欧米人であっても、初学者は大抵相当の苦労を強いられます。よく入口が狭く、奥は深くはないとロシア語は言われますが、実際には、入口も非常に急勾配で、またアスペクト等もあり、奥も相当深く、一言語としてみた場合でも、複雑さという意味では、英語や中国語、日本語の比ではないと思います。よく、語形変化さえ覚えれば、と言われますが、それが大抵の外国人が難儀に感じる部分なのです。

お礼日時:2010/01/30 10:50

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