プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本伝統の習い事をしています。俗に言われる「社中」のなかでは統率する立場にいます。私の悩みは師匠との人間関係です。はっきり言って私の演技、言動すべてに先生からの「嫉妬」を感じます。ある時期から師匠の言動がいつも私を否定するようになり、社中の中でもその悪口が聞こえてきます。大好きな芸事なので辞めたくありませんし、例えば辞めてもこの業界はずっと流派とか系統が幅をきかせている世界なので、ほかではやっていけないことを知っています。だからこれまで我慢してきました。けれど、私が社中のなかでどんどん大きな存在になっていくことに畏怖感をもっているのか?私への中傷が耳に入ってきます。直接「私を師匠と思っているの?」などと言われることもあります。もう限界かもしれません。都合の悪いことは私に取りまとめさせ、それでいて自分を追い越してはいけないというような態度がとても辛いです。こういう経験があるかた、アドバイスをよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

私は洋舞の職についていました。

文章を読んで、ジャンルは違っても芸事の世界はどこも似たような苦難があるんだなあって思いました。

私がいた所では、表面にはだしませんが、「直の師匠が誰か」ということが本部に輩出されると注目されるところがあり、実力をつけライバルを凌ぐようになって、大御所などから可愛がられたりすると、他のエリート弟子を抱える師匠がおもしろくない・・・という形で私は陰湿なものを受けました。私物やお金を盗まれたこともありましたよ。

CQHACLADYさんのお習い事と同じで、つらいから辞めようといっても、他で一からはかなり難しい世界。でも、踊りへの熱意だってある。
それでもやっぱりつらくて、古巣に帰って恩師の前で号泣しながら相談。

その時恩師に言われたことなんですけど、
「一芸に秀でる、成功するということは、それと同じ大きさの嫉妬や僻みも背負うということなの。その仕打ちがひどいならそれだけあなたに実力があるから。それでつらいからと辞められるとしたら、踊りへの自分の情熱もそんな程度だったと思いなさい。踊りに対する気持ちがいかほどのものか試されてると思いなさい。舞台の真ん中に立てる人は、みんなその道を通ります。何があってもしがみついてきた人達だけが生き残ってる世界なのよ。だから一生懸命しがみつきなさい。~~」

つらかったですが、恩師にこう言われて何だかふっきれたんですよね。
まるでスポ根漫画のきれい事に聞こえちゃうかもしれませんが;、なにがなんでも耐えてやろう、しがみついてやろうっていう気持ちになれたし、恩師がどんな思いでプロダンサーとして活躍していたかを思うと頭の下がる思いでした。

CQHACLADYさんのお師匠さんの「嫉妬」をどうにかする、相手に変われは所詮無理なんだと思います。だからもう自分が変わるしかないんですよね・・;;それにしても、伝統芸に携わるお師匠さんとは思えないプライド捨てまくりの露骨な嫌がらせですよね。

私のその後・・話しかけられたこともない大御所先生が、正式な団員を決定する会議で「私目見れば分かっちゃうの、努力見ればものになるかどうか分かるのよね」とまだ駆け出しの私を推してくださったようで、その事を後から聞いて、他の師匠の態度が激変し、陰湿なものもされなくなった理由が分かりました。
救いにも何にもならないかもしれませんが、長い下積みに苦労したある芸人さんが仰ってたんですが、「あきらめずに頑張ってさえいれば、見てくれている人、拾い上げてくれる人は必ず現れると頑張ってる人達に言いたいですね」って、私もそう思います。

効果的なアドバイスではなく、ただの励ましになっちゃいましたが、私の恩師が言ったように、芸事に対する自分の情熱が試されてるんだと思って歯をくいしばってほしいなって思います。
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この回答へのお礼

ジャンルは違っても同じことがある世界なんですね。確かに同門のお弟子さんたちは冷静な目で師匠をみています。確かに師匠の立場にあっても「変わる」ことは出来ない年齢だと思いますので、こちらが「うまく」合わせていくしかないんでしょう。自分の「時代」がくるまでもう少し頑張ってみようと思います。励ましていただいて本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/02/07 10:14

実力がついたので師匠から嫌がらせうけているのですね。

先人たちははそのとき家元内で別教室を作るか、それとも別流派作るかしました。今のままやられるだけの選択肢はないと思います。

あなたの師匠は多分中間的な師でまだその上には家元がいるはずです。今あなたは実力がついてきたのでもうその師匠に従っていては伸びないでしょうし、妨害までされているのですから師を家元に変える道もあります。

もっともその師が家元自身ならばあなたは新しく流派を創出するといいでしょう。

家元でなくただの師でも出て行けばいい場合もあります。その時はすぐに出ずに毎日稽古しながらあなたの支持者を徐々に増やして教室を作れるくらいに増やすのです。

これは非常にしんどいことですが、師の嫌がらせから逃れるならという思いがあればできるでしょう。まず、今まで独立した社中=教室を作ったという前例を調べます。

あなたは踊りや演劇の感じですので、流派を超えた他門や別の芸道も調べましょう。

そしてそれがどうして行われたか、関係者にあって調べましょう。できないことはありません。だれでも最初があるからで、それを教えてくれるところもあるでしょう。

最近独立したところなどは大いに参考になるでしょう。ちなみに心理学で当門=ぜん心理学も既存の心理学全て=学校形式とは違う家元制度です。応援しますよ。
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