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こんにちは。どうでもいい質問なんですが、お付き合いただければ幸いです。私たちは漢字を毎日使っていますが、多くの人はごく当たり前のように何の疑問も感じないで使っているかと思います。しかし、それが当然のことなのか少し疑問に感じました。というのは、先ずはモンゴルですが、モンゴルも中国とも関わりは大昔から非常に深かったはずですが、漢字は導入しませんでした。それからベトナムですが、ベトナム語は漢字を全廃しました。やはり、漢字は不便だったのでしょう。そして韓国ですが、韓国も日本と同じように中国の影響を強く受け、ハングルができるまでは専ら漢文で文章を書いていましたね。しかし、韓国語が日本語と大きく違うのは、韓国語では漢字はほんのたまにしか使いません。
そこで質問です。どうして日本語だけが漢字をいまだに使い続けているのでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

放送大学の「アジアと漢字文化」では, 最終回でまさにこの問題 (なぜベトナムや朝鮮では漢字を使わなくなったのか) について触れていました.


ベトナム語についていえば, 「ベトナム語の音節構造が漢字とマッチしなかった」と「フランスがラテン文字を押しつけた」の 2点を挙げていたような気がします. もともとマッチしなかったのでチュノムなどでカバーしたんだけど, フランスの植民地にされたことでラテン文字をベースにした, と.
朝鮮語は... なんだっけなぁ, これも音節構造が関係していたような気がするけど忘れちゃった. 「ハングルを作ったこと」そのものが「漢字と発音が食い違う」ことを背景としているので, それだけが原因じゃないかもしれないけど遠因であることは間違いないと思います. 可能だったら探し出してみますね. 歴史的には「北朝鮮ではかなり初期から漢字を廃止してハングルのみ」「韓国では漢字ハングル交じりだったのが漢字を廃止」と微妙に違っています.
日本語は音節構造が単純なので, あまり無理せずに漢字を取り込んでます. で, 漢字とひらがなやかたかなとのすみ分けができているし, 仮名だけにすると朝鮮語以上にややこしい事態にしかならないので, 漢字が今でも使われています.
ちなみに「韓国語でも漢語系の同音異義語が多いので、ハングルだけだと混同しやすいという欠点はあるでしょう」はまさにその通りらしく, 実際に「それはどうよ」って問題が発覚してたりしますね.

参考URL:http://whhh.fc2web.com/ktx/network_phase2.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、音節構造も大きく関係しているようですね。

お礼日時:2010/02/09 13:51

まだ締切られていないので遅ればせながら素人の一言を述べさせて頂きます。


私は、日本語の記述に漢字を使う方が便利だからだと思っています。適度に(約3割ですか)漢字が混じった日本文はかなり読みやすいです。日本語をローマ字で表記したら、全く読めません。まだ英語の方が余程読みやすいです。
その読みやすい理由は、ある酒のパターン認識なのだと思います。一番パターン認識しやすいのが日本語の中の所々に混じっている漢字です。英語も単語として多少はパターン認識が可能ですが、日本語ほどではありません。

最近思うことですが、今の漢字は日本語文字ではないかと思っています。中国でさえ簡体文字に変えてしまいました。
他の方々が言う様に、日本語は同音異義が多いのも事実です。橋と端の様な全く別物以外に、「出合い」と「出会い」。漢字を見て何となく分ると思います。前者は単なる人間どうしの初対面、後者は男女の間柄という気がしませんか。更に「会う」と「逢う」人間どうしが顔を合わせることですが、後者は完璧に恋人どうしのデートの意味でしょう。
こう言う漢字一文字に込められたニュアンスが日本語の特徴かとも思います。
漢字は確かに画数が多いから書くのが面倒であるし、覚えるのも面倒です。しかしPCが普及した現在、その障壁は無くなりつつあります。漢字が持つ意味の深さを考えるなら、既に常用漢字から外されてしまった漢字の復活があっても良いのではと思います。
錆びることを今は腐食と書きます。本来は腐蝕ですね。食べると蝕(むしば)むは全く意味が違います。日食も日蝕が本当です。

陀羅尼と呼ばれる仏典があります。玄奘三蔵は五種不翻と言い、サンスクリット語を意味として訳すのを止めました。代りに読みに漢字を当てる音訳をしました。元の発音を大切にするためです。でも年代を経てその漢字の発音が変わりました。今の日本では宗旨によって読み方が違います。更に今の中国では現在の読みに合わせて、漢字さえ変えて表記する例もあります。

漢字は音だけでなく、そこに意味があるから生きているのです。書道が成り立つのも、漢字に意味があるからではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/12 08:42

こんにちは。

どうでもいい質問なんですが、お付き合いただければ幸いです。私たちは漢字を毎日使っていますが、多くの人はごく当たり前のように何の疑問も感じないで使っているかと思います。しかし、それが当然のことなのか少し疑問に感じました。

こんにちは。 どうでもいいしつもんなんですが、おつきあいいただければさいわいです。 わたしたちはかんじをまいにちつかっていますが、おおくのひとはごくあたりまえのことなのかなんのぎもんにもかんじないでつかっているかとおもいます。しかし、それがとうぜんのことなのかすこしぎもんにかんじました。

どっちが読みやすいですか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

多分慣れの問題だと思います。しかし、木天蓼とか馬酔木とか見慣れない漢字語が頻出するものほど読みにくいものもありません。

お礼日時:2010/02/11 12:55

日本語は短歌、俳句などの文化でもわかるように格調高い言語です。

しかしそれは内容律の問題であって、音声では実にプアーな言語です。母音はアイウエオだけ。子音の数も少ないです。
たとえば「こう」という音声の漢字はいくつありますか? 数え切れないほどあります。「せい」も沢山あります。「こうせい」を試しに打ち込んで変換してみてください。いくつ出てきます? このような言語ですからこうせいとかKouseiではだめなんです。中国語では「こうせい」に当たる漢字はそれぞれ発音が微妙に違うんです。だから中国ではその問題はありません。日本語は音声においてプアーな言語であるため漢字は必要です。日本人が外国語に不得手であることの一つの原因が、この音声の種類の乏しさにあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/10 12:14

専門家ではないので、一般人としての意見です。



他の言語にも多少ありますが、日本語には「同音異義語」が沢山あります。
文の内容から見当のつく場合もありますが、「同じ発音で似たような意味だが、若干違う」熟語などが沢山あります。

たとえば「はかる」。
計る・測る・量る。ひらがなで「何々(時間・長さ・重さ)をはかる」と書いても相手には通じますが、もし漢字を撤廃してしまったら、意味するものが違うことに気付かなくなってしまうと思います。

日本語の場合、当て字で漢字を使うこともありますが、やはり「原義」が分かる、という利点があります。言葉のイメージもわきます。日本語にとって、今や漢字は「借り物」ではなく、「自言語の重要な要素」なので、字画上煩雑な漢字が消えるとしても、漢字の使用がなくなることはあり得ないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>たとえば「はかる」。
これはもともとの日本語では区別がありませんでしたが、これに1対1で対応する漢字がなかったので、漢字で書く時に使い分けるという習慣が根付いたものです。しかし、これも徹底したものではなく、“けがれ”も本当は「穢れ」と「汚れ」、“こわす”も「壊す」と「毀す」、
“おそい”も「遅い」と「晩い」の区別は必ずしも守られていません。

お礼日時:2010/02/10 11:55

え~と, つらつら書いてみたんだけどなんかわかりにくくなっちゃってたのでシンプルに:


朝鮮語: 漢字を読めない人にはハングルしか使いようがないことと, ハングルだけで書いても (わかちがきを採用していることと「かたまり」が単位になることから) それほど極端に問題にはならない.
ベトナム語: 日本語の「かな」に対応するものが (音節の構造上) 作れないし, チュノムも異体字だらけだった. フランスが植民地化してラテン文字を (ある意味) 押し付けたことと, 民族主義者も「文字としてのラテン文字」を受け入れたことで漢字は廃れた.
日本語: ぶっちゃけ, かなだけで書いていたら実用的じゃない. 漢字とひらがなとかたかながうまく棲み分けたことと, 朝鮮語と違って「漢字を読めない人」がそんなにいなかった.
正直なところ, 朝鮮で漢字をなくしてしまったことの方が不思議と言えるかもしれません. 確かに漢字語に対応するハングルは「1つのかたまり」なので (例: 朝鮮語の挨拶の「アンニョンハシムニカ」のうち「アンニョン」は漢字語の「安寧」. 「安」=「アン」, 「寧」=「ニョン」はどちらも 1つのかたまりで書きます), #2 で言われるように「漢字にしても短くはならない」んですけどね.
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/10 11:45

#6です。



> モンゴルは最初から漢字は取り入れていないはずです。

モンゴルは、チンギス・ハーンによる統一までは統一王朝のようなものがなかったので、他の国とは事情が異なります。漢字を取り入れなかったというよりは、実質的に文字を持たなかったと考える方がよいでしょう。

13世紀に蒙古文字ができたのは、チンギス・ハーンが征服したナイマン王国の宰相から文字の有用性を教わったからで、当然、漢字ではなくウィグル文字を使うようになったわけです。そして、ウィグル文字をベースとして、独自の蒙古文字を創りだすことになります。

チンギス・ハーンによる統一前後にモンゴルに近接していた国を考えると、ナイマンではウィグル文字、西夏では西夏文字、金では女真文字を使っていましたので、必ずしも漢字が当然のように使われるという状況ではありません。
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/10 11:44

補足的回答ですが、日本にもやはりことばを平易にする必要性を感じ、


昭和に入ってから
「使用する文字をより実際の発音に近づける」
「おなじ言葉に使用する漢字を統一する」
「使用する漢字を制限する」
こういう目的のもと”国語審議会”というものが設置されました。

そして戦後に入ってから、
「現代かなづかい」「当用漢字」
が制定されました。

参考URLに、「国語施策情報システム」を貼っておきますので、ご参照いただけると幸いです。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo/
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モンゴルはソ連、ベトナムはフランスの傘下に入ったわけですから、それぞれキリル文字やラテン文字になったわけです。


韓国は日本統治下の初等教育によって普及したハングルを使うようになりました。日本の統治は、少なくとも初期の段階では、その国の文化を重視しましたので、仮名ではなくハングルを普及させたわけです。

日本に関していえば、文章の表記法を全面的に改めるほどの外国の強い支配は受けませんでした。ただし、正字正假名が廃止され、いわゆる新字体と現代かなづかいが導入されました。
表記法を改めるのは、その国の民が古典を読めなくするための愚民化政策の一種でもあります。正字正假名の廃止もその側面があり、戦前・戦中の書物を焚書したこともあわせて、欧米列強による有色人種迫害の歴史を学ぶことを妨害し、連合国が正義で日本が悪であるという自虐史観を植えつけるために使われたわけです。

日本でさえこんな状況ですから、漢字が全廃された国がどんな有様なのかは容易に想像が付くはずです。韓国であのような荒唐無稽な歴史観がまかり通っているのも、漢字の廃止が少なからず影響しているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>モンゴルはソ連、ベトナムはフランスの傘下に入ったわけですから、それぞれキリル文字やラテン文字になったわけです。
モンゴルは最初から漢字は取り入れていないはずです。

お礼日時:2010/02/09 13:46

朝鮮のハングルが漢字に比べて平易な書き方で、平民文字として発展したのと同様に、日本でも万葉から平安時代は平仮名や万葉仮名、草仮名などがもっぱら使われ、女性を中心に使われてきましたけど、正直廃れたのは面倒という理由はあると思います。


近所に在日の方がおり、町内会でハングルの話しになると、字の左右(漢字で言うと偏や旁)に規則性があって、これを覚えれば容易に修得できるメリットがあるけど、実際に韓国・朝鮮の方が便利だと感じているかどうかまでは聞いていません。
先ほど日系アメリカ人がローマ字でメールを送ってきましたけど、めちゃくちゃ読みにくく、個人的意見では漢字で書いた方が意味が通じやすいと感じました。
漢字には音以外にも意味が通じるというメリットもあり、日本人はそちらを選択したんだろうと思います。
土佐日記や源氏物語を原文で読むと、言葉の美しさは伝わってきますけど、斜め読みすると外れるような気はします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
韓国語は漢字の訓読みがないようですね。

お礼日時:2010/02/09 11:00

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