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コンデンサでノイズ除去をする仕組み

電源回路で3端子レギュレータの後にコンデンサをつけなければならないとデータシートに書いてあり、最初の内は、只それに従っていたのですが、コンデンサをつけただけで何でノイズが除去できるのかがまったくわかりません。

私がここで聞きたいことは

・コンデンサをつけただけでなぜノイズ除去が出来るのか?このプロセスが知りたいです

またノイズ除去と言いますが完全にノイズが除去できていたりするのでしょうか?
それともノイズが軽減されるのでしょうか?

またノイズが軽減されるのならばどのようなコンデンサを使えばよりノイズを軽減できるのでしょうか?

コンデンサは電気を溜める性質があるというのはわかっています。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

> コンデンサは電気を溜める性質がある



ので、電圧に変化があるとコンデンサ(以下C)内を電流が流れることになります。
このことにより、C は「交流は流れるが直流は流れない」という挙動を見せます。

Cが除去するノイズとは、直流分に「乗った」交流成分であり、交流成分は
C 内を流れる事ができるので、C から先に行かず「吸収」されます。

また、「パスコン」(バイパスコンデンサ)の場合は、ICなど消費する部品の至近距離に置きますが、
これは部品が瞬間的に消費する電力を、短時間でもCから供給する為です。
遠方の電源装置から供給するのでは、電源配線のコイル成分により電圧降下が起こり
電源電圧が変動してしまう(経路途中の部品の電源電圧が振られる)ので
これを防止します。

> 完全にノイズが除去できていたりするのでしょうか

どうやっても完全には除去できません。少し残ります。
ですが、問題ない、システムとして許容できる量までは
除去するように容量値、種類、配線パターン形状などを検討します。

> よりノイズを軽減

理想的Cは存在せず、得手不得手があるので、
適材適所で選択することになります。
電源系の比較的低周波なら大容量の電解C、少し高級なタンタルC、
高周波ならセラミック、それもリード線をもたないチップ型が尚いいです。

尚、3端子レギュレータの側にCが必要なのはノイズ吸収というよりも
発振防止の意味があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2010/03/25 16:38

コンデンサーにはキャパシタンスと言う交流抵抗があります。


1/2πfCですから、f(周波数)とC(静電容量)が大きい程、抵抗値は小さくなります。
ノイズ信号は、比較的高い周波数のパルス交流ですから、コンデンサーにより電気的にショート(短絡)状態になりノイズ信号は小さくなるのです。
身近な使用例では、家庭用蛍光灯器具のグローランプに並列にコンデンサーが接続されます。グローランプ作動中の接点は入切を繰り返すので電気ノイズが出ますが、これをコンデンサーで吸収しています。
電源回路の平滑目的な電解コンデンサーのように大容量の必要はなく、無極性のセラミックコンデンサーでも効果があります。
静電容量も0.01~0.1μF程度の小容量でも効果があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2010/03/25 16:38

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