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学校教育における英語教育は、今だに文法主体です。
教科書は会話中心で進めているかのような出来ですが、実際試験に出るのは依然として文法中心です。
問題の傾向も、文章を細かく分析して並べ替えたり、接続詞を選んで書き込むなど、昔と殆ど変わらないと思います。
文法がわからないと会話はできないのですが「自分の意見を述べる」「リスニングを増やして聞き取る」授業も増やした方がいいのではないかと思います。

ある大学で「英語教師になるための講習会」を受けましたが、そこの講師は定年間際のおじいちゃん先生でした。
そしてしきりに「英語は文法!とにかく文法です!!」と強調して、教員志望の人間たちにもそれを植え付けていました。
リスニングに関する講習は皆無でした…。

これは今のベテランと言われる教師たちが「相変わらず文法しか教えられず、会話が中心になってくると自分たちがついていけなくて困るからではないか?」と強く感じました。
これではいつまで経っても日本は外国と対等に意見を述べ合う事ができないと思いました。しかしそれは「日本に意見を述べさせないため」の教育なのか…など色々な考えが浮かびました。

そこで、リスニングのテストの傾向を知りたいと思いました。
学校におけるリスニングテストは、実生活で役に立ちそうな問題なのでしょうか?
よろしくお願いします<m(__)m>

A 回答 (7件)

 学校におけるリスニングを経験したことがないのですが、お考えに賛成です。



 文法は、自転車の補助車輪のような物だと思います。小学校の一年生の時、祖父が二輪車を買ってくれました。1人で乗れるまで、補助車輪を付けてもらいました。

 外国語は、自分の何に必要かで、使い方が違います。

 1。日本の高校、大学と進むため

 2。外国語を実際に使うため

1の場合、一連の試験の傾向を見て、落ちないように、特別に作られた文法の知識を持っておく必要があります。
2の場合、聞いたり読んだりする物を理解し、思ったことが書けたり言えたり、する必要があります。

 質問者さんが直面している問題は、他の多くの日本の若い人々が直面している問題です。これをこのようなはっきりした形で分析し、理解し、解決しようとしていらっしゃることに敬意を表します。

>>学校におけるリスニングテストは、実生活で役に立ちそうな問題なのでしょうか?

 はじめに申したように、私には答える知識がありません。しかし、この答えは、日本の英語教育が及第点をとるか、落第かを決める上で極めて興味ある問題だと思います。
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この回答へのお礼

わかりやすい例を挙げていただき、ありがとうございました。

前に「英語ができる」というのは「聞くだけ」「話すだけ」「文法を解くだけ」ではなく、総合的にバランスの取れた形で上昇した能力を持っている事だと聞いたことがあり、まさにその通りだと思いました。
学校の授業は英語以外にも教科があるので、英語ばかりを重視するわけにもいかないとは思いますが、一週間の中に「聞く」「話す」「発音」「文法」などをバランスよく組み込んでいく必要があると思いました。

お礼日時:2010/03/05 14:37

文法主体なのは第一に時間数の関係だと思います。

リスニングやライティングまで行くには、授業の時間がまず足りません。英語の構造がわかり(=文法)、ある程度の単語を記憶してから(もしくは平行しつつ)、リスニングでしょう。それだけの英語の授業数はないと思います。

また第二に、生徒はそれだけ英語を勉強しません。ある程度英語の勉強した人間は、「結局自分でどれだけ自習するか、が大切」と皆わかっています。大人の英語の勉強法の本を読んでも、1000時間が目安で段階的に上達する、と多くの本に書いてあります。イギリスの英語学校で週35時間制のコースを取った友人が「それでも先生は、上達するか残りの時間にどれだけ勉強するか本人次第、って言っていた」そうです。学校のカリキュラムのせいだけにするのは、英語を自力でやろうとしていない人ではないでしょうか。
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学校のリスニング、というのがよくわからないので、これについては解答できません。


しかし、日本の英語教育は文法中心だから駄目、なのではなく、決定的に学習時間が不足しているのです。日本語の語彙や構造が英語ともっとも遠い、というのもあります。

外国と対等に意見を述べ合うという目標に関しては、学習時間、環境、能力的に、すべての人にこういう目標を与えても無理なので、目的意識の高い人を選別せざるを得ないと思います。

美文である必要はありませんが、誤解を与えない正確な英語を書け、離せることが必須で、このためには、文法と語彙力は非常に大切です。外国暮らしが長い人で、一見流暢な英語を話す人でも、知識人として満足のいく英会話や文章は全然駄目な人が多いです。

リスニングの訓練も必要です、が、読める速度以上の速度の会話やスピーチが理解るはずはなく、リスニングができる人は、速読、多読も得意なのです。

ご指摘のように、日本の中学や高校の先生の英語力は、はっきり言って寒いものがあります。高校の先生の平均がTOEIC700点台、と聞きましたが、これ、ビジネスの修羅場にはまったく使い物にならない英語力です。一朝一夕には無理なので、よい教育環境を自分から求めないとならない情況です。満足な英語を身につけるために必要な最低学習時間は、6000時間とも言われています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
英語の時間は毎日1時間はあるとしても、それでもまだ足りないのかもしれませんね。
もしも小学校からの英語を必須にすれば、その位でも足りるのかも…。
この問題もいろいろありそうですが…。

本当に先日の講習会で「教師が自分たちの身を守るために英語教育の発展を止めているのだ」つ痛切に感じました。
まずは英語の教師から使える英語教育を施すべきだとは思いますが、それも現実問題難しいのでしょうね…。

お礼日時:2010/03/05 15:03

リスニングや会話中心の試験だとどうしても子供の頃から十分な時間英語を習える環境にあった富裕層や海外と接点のある人(帰国子女など)、留学経験のある人などが有利です。

その点文法中心の試験は平等です。環境にかかわりなく教科書をせっせとやったひとなら高得点取れるのだから。

文法中心の受験勉強で力をつければ、今の世の中リスニングや会話はスカイプやったりしてあっという間にものにできます。18歳時点、22歳時点の英語力だけ見てもだめです。

外国と対等に意見を述べ合うにも文法が大事です。You is more goot.ではばかにされます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
私も基本は文法というのに賛成です。だた、日本はその「基本」で止まってしまい、大事な6年間を(もしくは10年間?)基本+ちょこっと応用で終えてしまう事だと思いました。。
「スカイプ」というのがあるのですね。情報ありがとうございます。

お礼日時:2010/03/05 14:47

質問者様は現在の英語教育に不満があるようですね。



まず、自分の意見を述べる訓練は英語教育ではなく日本語教育のなかでするべきだと思います。日本語で意見が言えないのに英語でならいえるって本末転倒だとおもいますし自分の意見を述べることは英語に限らずすべての事に共通しています。よって英語の授業でそのような訓練は必要ないと個人的に考えています。

私はむしろ英語圏の文化についてもっと説明が必要だと思います。英語を母国語とする人たちの基本的な考えかたを知らないのに、英語を彼らと対等に使えるとは思いません。

リスニングを増やすことについては、当然必要だと思いますが、実際にカリキュラムを組むことが難しいように思います。それは理屈では分かっていても聞き取れないことがあるからです。発音方法やルールを理解しているからといって、聞き取れるようになるなら誰も苦労しません。一方、文法や長文の分析問題などは理屈が通りますし、学習の効率的にはこちらのほうがいいと思います。限られた授業時間の中では仕方のないことだと思いますし、これらができていないと英語を聞き取ることもできないでしょう。

先に述べましたが、外国と意見を対等に述べることと英語教育は関係ないというのが私の意見です。まず日本語でしっかり意見を述べる訓練をする、すると自然に英語でもいえるようになるはずです。その際、正しい文法と分析する力がないと、英語を理解し発信することができないでしょう。これを実現するには現在の教育方針を受動的なものから、能動的なものに変える必要があると思います。

私はなぜ、英語の授業にばかり実用性を求める人が多いのかと疑問に思っています。数学や社会、理科や国語の授業における社会での実用性は学んだあと個人がどのようその知識を運用していくか、という個人に責任があるのに英語に限ってはそうではないのは、なぜでしょうね。

質問の答えですが、学校のリスニングにおける実生活での実用性はないでしょうし無くても問題はないと思います。それは英語に慣れさせるため基本的な訓練だからです。だから、リスニングにおけるスピード、語彙、内容は実生活からかけ離れているのでしょう。

このような考え方はいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
確かに日本人は「主張したくてもできない」人が多く、それが一般常識になり、下手に主張すると周りから顰蹙を買ったりします…。

知り合いの海外経験のある人が「海外でははっきり言えるけど、日本人には言えない」と言っていました。
外では「主張できるのが大人」という扱いで黙って我慢していたらどんどん追い詰められて病気になりそうだと…笑
日本では相手を思いやる文化が大切だとも思いますが、「使い分け」できるようにすれば最良ではないかとも思ったりします。

お礼日時:2010/03/05 14:43

中学・高校の学校英語で文法中心なのは、大学への進学を考えて


カリキュラムや指導要領が考えられているためと思います。

大学は一応学問をするところなので、大学側としてはある程度外国語を
読めることを期待しています。英語の文章を読むためには、ある程度の
文法が必要です。それは文法問題のための文法ではなく、読解のための
文法なのですが。

中学生や高校生が文法を手段ではなく目的としてとらえてしまったり、
英語をあまり勉強していない人は覚えるための文法なんて役に立たない
と、実践的な英語を教えろといったり、私立大学なんかが文法問題の
ための文法を出題するからいろいろと誤解が生じているように思います。

リスニングに関してですが、質問者さんもおっしゃるように文法が理解
できていないと聞き取る(理解する)ことなんてできないというのもありますが、
それ以上に学校で少しくらいリスニング対策に時間を費やしたからって
実践的なリスニング力は身に付かないというのが現状であるような気がします。

日本にいてある程度のリスニング能力を身につけようと思ったら、
毎日意識的にある程度の英語を聴き続ける必要があります。文法や単語
がある程度理解できる状態で。リスニングにそれだけの時間を費やす
ことができないということと思います。

リスニングとか実践的な英語とかよく言われますが、私はビジネスが
できるくらいの実践力がなければ意味がないと思います。それはいくら
国際化が進んでいるからといって日常的に英語を聞き、話す人はそういな
いからです。そしてビジネスで英語ができるくらいの英語力は学校で
ちょっと勉強したからといってどうして身につけることができましょうか。

学歴社会で大学に入学する人間が増えているので学問に触れる人も
増えているのでしょう。ですから、学校で文法重視(読解重視)の
授業を行うのがそんなに悪いとはおもいません。

本当に話したり、聞き取ったりする英語力が必要な人はそれ相応の
努力をして身につけるべきなのでしょう。

私は、高校で断続的に少しだけやってるリスニング対策なんて
実生活どころか何の役にも立たないと思っています。


最後に日本人の発言力に関してですが、これは国民性とでもいうのでしょうか。
英語じゃなくて日本語でも話せないじゃないですか。これは外国語
教育の問題ではなく、母国語教育の問題だと思われます。外国語なんてのは
一つのツールにすぎません。話すべき内容を持たない人間はいくら
外国語に堪能だろうと話すことなんてできやしません。

本当に役に立つものとは何か、英語は何のために学ぶのかということを
考えて自身のためになる勉強をされることをおすすめします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
日本の教育って「同じ事を誰にでも一斉に教えるのが平等」というシステムが問題なのかもしれませんね。

>最後に日本人の発言力に関してですが、これは国民性とでもいうのでしょうか。

確かに日本の授業形態は「受身」で教師が指導する事を黙々とノートに取るだけ、というのがずっと続いているのも生徒の積極性が育たない一因でしょうね。
「教師にとって管理しやすい」形にが一番都合が良く、楽な方法なのですが、おかしいと思うことにも黙って従うという今の社会を表していて、このままでは益々日本が衰退していく…という危機感を持っています。

お礼日時:2010/03/05 14:32

はっきり言って外務省の方々もまともなリスニングが出来てないのが今の日本の英語教育の実現です。

全てを0から見直すべきです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
本当に、政治家や企業のトップも受験英語しかやってないので使い物になる英語が身に着いてないのでしょうね。
やはり根本的に日本の語学教育を見直すべきだと思いました。

お礼日時:2010/03/05 14:26

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