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電気分解についてお尋ねします。普通、電気分解で分解して極に析出・発生するものは、イオン化傾向の小さいものですよね。水なら水酸化物イオンや水素イオン、ハロゲン化物ならハロゲン単体というように。
それではイオン化傾向の大きい硝酸イオンやカリウムイオンなどを分解しようと思えば、どうすればよいのでしょうか。融解した塩を電気分解する以外に、例えば水銀・メタノール・エタノールなどの溶媒を使ってこれらを分解することはできないのでしょうか。

また硝酸カリウムを融解電解すると陰極にはカリウムが生じますが、陽極ではどのようなものが生じるのでしょうか。

A 回答 (2件)

硝酸とかにイオン化傾向なんて概念はありません.


硝酸イオンの水溶液中での電気分解 (電解還元) はふつうにできます.ただし電流効率が低い (水の還元分解が平行して起こる) ので,特殊な場合にしか意味がないだけです.
たとえば,硝酸カリウムの水溶液に白金電極を二本さして9Vの電池でもつないで,その様子を硫酸や水酸化ナトリウムや,硫酸ナトリウムの場合と比較してみるといいでしょう.硝酸イオンが還元されるため,カソードでの水素発生が歴然と少なくなります.
分解生成物はいろいろです.
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>硝酸イオン


無理です。もちろん理論的には可能でしょうが、実現性は皆無です。
>カリウムイオン
ナトリウムは水銀法で作られていましたが、水俣病確認以降隔膜法で水酸化ナトリウムまでで止めます。
>硝酸カリウムを融解電解
NO3^- → NO3^・ + e^-
NO3^・ → NO2 + 1/2 O2
NO2 → NO + 1/2 O2
でしょう。^^;
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