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非線形光学結晶を用いた高調波の発生
(2次高調波の発生に関して質問させて頂きます)


質問を以下にまとめます。


1.波長2.4~2.6μm程度の光の2次高調波を発生させることは可能でしょうか。
緑レーザーなどで非線形光学結晶を用いてるようですが、同じものを2.4~2.6μm帯の光にも適用できるのでしょうか?
それとも波長にあわせて使うものを選択する必要があるのでしょうか。

2.高調波発生には、どのような光学セットアップが必要になるのでしょうか。
単純に光経路に非線形光学結晶を入れるだけで、全ての波長の2次高調波が発生するのでしょうか?

3.変換効率はどの程度になるのでしょうか。
具体的数字ではなく、大体のオーダーだけでも構いません。
もしある程度の予想がつくのであれば、ご回答いただけたらと思います。



以上です。


光学分野にはあまり馴染みがなく、非常に初歩的な質問かもしれませんが、
どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

1. 原理的には可能。


  光が通らなければ話にならないでしょう。それと光学異方性(複屈折)が必要ですね。結晶は自分で探してください。
2. 位相整合をとらなければならないので、結晶の切り出し角度と厚さは適当であるとして、2方向の角度調整機構が必要。温度が変わっても位相整合が狂うので、温度調整可能なセル。変換光と非変換光の分離用素子(鏡、プリズム、回折格子など)。
3. 非線形効果なので、光の強さ(エネルギー束)で急激に変化します。ほとんどゼロから50%まであり得ます。

失礼ですが、簡単な教科書で勉強しないと、ご自分で設計しても何も出ないでしょうね。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。
非線形効果を使った波長変換を少し楽観的に考えすぎてたみたいです。
残念ながら私の目的にはちょっと使えそうに無いようなので、別の方法を探したいと思います。
有難うございました。

お礼日時:2010/03/26 06:41

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