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今学校で熱傷の救急処置について学んでいます。そこで疑問に思ったことなのですが、第2度や第3度の熱傷の場合、受傷部位に血液や滲出液がにじむことがあると学びました。滲出液の流出によるショックも考えられると思うのですが、こういった場合も水道水を流しながら冷やしてもよいのでしょうか、それとも濡れタオルなど押さえるだけの方がよいのでしょうか、教えてください。

A 回答 (2件)

まず何はともあれ大量の流水で冷やすです。



15年前ですが、コレステロールの実験をしていました。ラードを150度で溶かして餌に混ぜる処理をしているとき、足をすべらせ大量の煮えた脂を全身に浴びました。

その時10秒程度で水を大量に浴びさせられ、すぐに表にでてもっと大量の水で全身を30分程度冷やしました。体中固まったラードで覆われ、自分でも焼け爛れた人の焼いた匂いがしていました。1度のやけどでも全身なら死亡する可能性が大きいのです。

ところが、その4時間後に外科の病院へ行って手当てを受けましたが、初期の処置がよかったので全身の日焼け状態の軽い程度ですみました。10日後には垢のように皮膚が薄く剥がれただけで、発熱もほとんど無かったです。

医学系の実験だったのですが、私が事故にあい、周囲の適切な救助でかすり傷で済んだのです。

すぐに1秒でも速く、大量の水で洗うことで皮膚のダメージが奥に行かないで済むのです。だから冷やすためにどんな努力でもしないと、そのまま熱いものが皮膚に残れば2度,3度の障害を引き起こすのです。助ける立場が助けられた状態でしたが、医学に明るい人がいれば助かるものも体裁を気にしたり気後れがあれば、軽傷でなく死亡につながります。服を脱ぐ前に水をどんどん浴びせ、池があればまず飛び込んで冷やすのが大事です。しかも出来る限り長く冷やせばダメージは減ります。本来は私は助ける立場です。
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この回答へのお礼

体験談まで話していただいて本当にありがとうございました。私は将来学校現場で働きたいと思っています。熱傷も学校生活の中で多く考えられるので、実際事故が起こったときに迅速で正しい処置が出来るように、今からしっかりと勉強したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 21:06

回答1の方の言う通りで、まず冷やす事です。


血液や沁出液などは、冷やす時点では出ていません。
逆に言うと、液が出てきた時点ではもう冷やす事については手遅れです。
まず、患部の皮膚の表面の温度を体温以下に下げてから、後の心配をしましょう。
流水が、冷やすには最適です。
濡れタオルでは温度があがってしまいますから。
全身でなければ、皮膚の温度を10度以に下げても心配ありません。
もちろん、これは最初の数分だけの話です。
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この回答へのお礼

大切なのはとにかくまず冷やすことなんですね。とても参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 21:10

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