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最近、よく株価急落!!とか、日銀の量的緩和!!という言葉を聞いたり見たりするのですが、それがどれだけ大変なことなのかぴんときません。
1 株はなぜ急落したのですか?
2 株価下落がなぜ大変なことなのでしょうか?
3 最近、株価反発って聞きますがどういう意味でしょうか?

もうすぐ22歳になろうとしている学生なのですが、経済のこと何も知りません。
お恥ずかしい話ですが。
少しは常識人になりたいと考えているので、ぜひぜひ教えてください。

A 回答 (3件)

1)株価の急落の話なんですが、実は急落していないんです。



去年の4月中旬から5月末まで約1ヵ月半で、日経平均は2万円から1万6千円まで4千円ほど下がりました。
   (この間、日経225銘柄入れ替えあり、その影響もあるという人もいる)

その後揉み合い、9月1日1万7千円から3月半ばまで、7ヵ月半かけて右肩下がりに1万2千円まで徐々にジリ貧的に下がりました。

この主な原因はわが国開闢以来の貧乏神[森首相]のせいですが、かわることも代えることも出来ない閉塞感が増幅したものと言えます。

2)株価の下落した局面では、日本の株式の時価総額が減少する問題があり、決算期に下がったままだと企業の業績に影響が出ます。

たまたま今日30日は今期の株取引の最終日ですから、今日の終値は各会社・・・特に銀行の経営者にとって少しでも高く引けて

欲しいと願っているのです。

3)最近、株価の反発をいうのは証券業界の希望的観測が多く・・・彼ら自身、日本政府がアメリカで約束した[不良資産の処理]などが

予定通り上手くいかなくなった場合は、それこそ大変な事になる事を知っています。
   (ドイツ証券の辛口ストラデジストは1万円以下を予想している)

それでも株価反発と言うのは、明らかに素人投資家を株式市場に参加させようという浅知恵で、我々は冷静に判断すべきでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ただいま就職活動真っ只中で、経済について、急ぎ足で知ろうとしていたんですが、今まで何の興味も関心もなかったため、新聞を読み始めてもわからない用語ばかりで行き詰まっていましたが、Evisさんのおかげで、頭の中の整理がつきました。

ほんとうにありがとうございます。

お礼日時:2001/03/30 20:50

日本の株の急落はアメリカの株の動きと関係がありますから、そこから説明を始めます。



アメリカでは、いろいろなネットベンチャーが出てきて、その成長性が期待され、それらの株が買われて長い間上昇しました。ところがそれらのニュー・ビジネスが期待したほど利益を上げていないことが分かりだし、昨年当たりから売られ始めました。

株が上がるということは、アメリカの景気がよくなることを意味していますから、日本企業の製品がアメリカでも売れることになり、日本の株も上昇しました。一昨年のことです。(株が上がると何故景気が良くなるのかは、次のように理解しておいて下さい。消費者が株を買いそれが上がりますと、売れば手元の資金が増えてものを買い、消費が盛り上がって、景気が良くなります。また売らなくても資産が増えーー「含み資産」と言いますーー心理的に余裕が出てものを買います。)

ところが、アメリカの株が下がり始めましたので、上に述べた逆のロジックが成り立ち、日本の株も売られました。
それに加え、日本政府がしっかりしていないので、日本経済の再生は難しいと見られるようになり(特に外人から)
日本株の下降に拍車がかかりました。

前に書きましたように、株価下落=不景気の到来 ですから、”大変だ”とさわいでいるのです。

ところが最近、森首相が辞め、新しい首相に代わりそうだということが見えてきましたので、株価下落の原因の一つが無くなるのではないかという期待で、”株価反発”になっているのです。それに日本の株価はアメリカ株の下落につられて、企業業績以上に下がってしまったと見る人もいますから、これ以上は下がらないだろうと、買いに転じています。

以上が、この2-3年の株価変動の概要解釈です。あなたのご疑問もこの脈絡の中で、ご理解できると思います。
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この回答へのお礼

お仕事なさってるのに、わざわざ時間を取ってくださってありがとうございます。
とってもわかりやすいです。
このままプリントアウトして、じっくり読み直します。

お礼日時:2001/03/30 21:03

まず、株は企業が一般の人から金を集めて成り立っていますよね。

それで企業はそのお金を運営資金にしているわけです。そこで、一般の株式投資家がその企業の先行きが不安でこのまま預けていると値が下がると危機感を持つと当然、その株を企業に戻します。するとその分のお金を、企業は投資家に返さねばなりません。そして、企業からお金だけが出て行くわけですから、運営資金が少なくなりますよね。そしてこのままでは、もっと値が下がってしまうと感じた人がさらに株を企業に売る。どんどん企業からお金がでていってしまう。
 日銀も企業にお金を貸しているのですが、その利率を
下げて、企業にダメージがないようにします。
 そういう情報が流れると、安心して、また株を買う人が増えたりして、株価が元の値近くまであがります。

 昔はNTT・日本たばこ産業も公共機関でした。次は郵便局ですね。
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