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起動できる状態になったCentOS 5.4の入ったコンパクトフラッシュを丸ごと(パーティション情報も含めて)コピーした場合、
メディア毎にIDがあるので単純にコピーしただけでは正常に動かないないと言われ、
さらに、どのあたりが動かないかと聞いたのですがfsckが動かないようなことを言われたのですが、
実際にはどのようにどの辺りが動かなくて問題なのでしょうか?

※コピーするときは、そのコンパクトフラッシュで立ち上げていません。
※linuxは、触り始めたばかりでとんでもない勘違いをする場合(している場合)もあります。

A 回答 (1件)

メディアごとのIDという話が、どこから出てきたのかわかりませんが…


パーティションの指定に使われるUUIDの話であれば
それは、ddのようなツールでパーティションテーブルごと複製するなら
UUIDも複製されます。

基本的には、ddでデバイス全体を複製し、容量違いなどによる異常停止をしなければ
そのデバイスを差し替えて、起動デバイスのクローンとすることができます。

たとえば、うちの録画サーバーは、IDE HDD,SATA HDD,CF+SATA変換、SATA SDDなど
5,6回の起動デバイス交換を行なっていますが、普通にddクローンで行けます。
(容量が変わる場合は、ddのあと、いろいろ手直しが必要だったりします)
(IDEからSATAへの移行とかでは、GRUBコンソール操作や設定ファイル編集が必要になったりします)


UUIDは、ファイルシステムを作った時点で生成されるもので
これはmkfsやmkswapを行なうことによって、UUIDが変わることを意味します。

つまりcpやtarを介した複製では、UUIDは変わります。


CentOS等は知りませんが、Ubunutu等で使われているUUIDによるパーティション指定は
USBストレージや、複数のHDDコントローラー(ATA,SATA,拡張カード)が存在する環境で
初期化されるタイミングの違いなどで、デバイスの認識順が代わり
デバイス名が変動する現象への対策となっています。

UUIDを使うことによって、複数のUSBメモリーやSATA HDDをホットスワップしても
それぞれを、常に同じマウントポイントにマウントするように管理することができます。

パーティションのUUIDは、vol_idコマンドで確認できます。


GUI上で設定作業を行なうのであれば、/etc/fstabの編集時にはUUIDを
カット&ペーストで入力することをお勧めします。
(案外konsole上のviならペーストできるんですよね)


なお、本来はUUIDはパーティション(ボリューム)を一意に認識するための仕組みです。

UUIDで記述された/etc/fstabを持つシステムで
"そのUUIDに該当するパーティション"が、複数ある状態で起動処理を行なった場合
どういう挙動をするのかは確認していませんし…

デバイス認識順の変動と、UUIDの重複が同時に生じた環境などでは
パーティション操作やマウントで、深刻なトラブルが生じる恐れもあります。

操作する前に、vol_idとfdisk -lなどを併用して
確実に、目的のデバイスを指定して操作すべく、注意が必要です。
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