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エレキギターでアドリブの練習をしています。

主にハードロック系のギタリストのフレーズを参考にし、自分の引き出しを作っていこうと考え、ロックアドリブのほとんどは使っているというペンタトニックスケールを使っていました。

しかし、ペンタトニックスケールの5音だけでは物足りなくなり、他の音も足して自分の好きなフレーズを弾いていました。

そうしたら結局、ほぼメジャースケールと同じ構成音を弾いていました。

そこで思ったのですが、なぜアドリブにはペンタトニックスケールなんでしょうか?

A 回答 (3件)

源流にブルースがありますから、メジャースケールでは明るすぎるということがあると思います。

確かに中にはメジャーキーでメジャースケールのカラッと明るいロックもあるにはありますが。

>ほぼメジャースケールと同じ構成音を弾いていました。

ドレミファソラシドでもバックが(最低でもベースが)A で動いていればマイナーです。これはラシドレミファソラと考えるべきです。

ドレミソラドはペンタトニックスケールですが、これをハ調でやるとまったくロック風になりません。この音階は各地の民謡や日本の演歌で使われるもので、#1さんの言うカントリー調とはこういうことなのです(ついでに、メジャーペンタトニックでも半音下がった第3音を加えると少し泥臭いブルース風になります。Key=A で E-F#-A-C-B-A-C#--- とやってみてください)。
同じドレミソラドでもバックが A ならマイナーペンタトニックで、ラドレミソラと考えるべきです。これならロック・ブルース的になります。

しかしハードロックと言ってもいろいろあり、少し前に流行った様式美ロックはどちらかと言えばマイナースケールを使うことが多く、そういう曲調でペンタトニックをやられると明るすぎて(マイナーペンタは決して長調ではありませんが、ブルースっぽいところが重苦しい様式美ロックの中では明るく聞こえるのです)、不釣り合いです。従来のものからの脱却を目指しているからです。

初期のハードロックから今日のものまで歴史にそって聞いてみてはいかがでしょう。スケールは曲調と密接に関わっているもので単純ではないことが分かると思います。
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ペンタトニックもスケールの1つというだけで、アドリブ = ペンタとは決まっていません。



コード進行に応じて適切な(または好みの)スケールを瞬時に判断し、どんどんギターで歌えるならペンタにこだわる必要もありません。

当方の場合は、「困った時のペンタ」みたいな使い方が多いですね。音の種類が少ないし、コードが変わってもそのまま使えることが多いので、あまり練習していない曲のセッションなどで「ペンタ一発」で切り抜けることがあります。
想像ですが、ロック系のギタリストでペンタが多いのは、やっぱり使い易さが理由だと思います。

もちろん、ペンタ特有のスケール感(フレーズの印象)もありますし、5音だけでも多彩な表現をするギタリストもたくさんいます。数々の名演もあります。
ペンタを極めるのも凄い勉強になります。

要するに、その時その時でどのスケールを選択し、どのようなフレーズを弾くかはギタリストのセンスと工夫ですので、柔軟に使い分ければいいと思います。
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>なぜアドリブにはペンタトニックスケールなんでしょうか?


あるキーの#1ヶ多いキー
あるキーの♭1ヶ多いキー
を考えた場合、「特徴的な音」は、「ファ」と「シ」になります。
例えば、キーCのスケールとキーGのスケールの違いは、「ファ」が、#かナチュラルかというところであり、
キーCとキーFの違いは「シ」がナチュラルか♭かという点です。
ペンタトニックスケールは、メジャースケールから、「ファ」と「シ」を除外したものなので、スケールの特徴がありません。
したがって、ペンタは、「非常にツブシが効くスケール」と言えます。
初心者がやっても、ペンタを使うと、コードと違和感が生じることが少なく、格好がつくということです。

>ペンタトニックスケールの5音だけでは物足りなくなり、~
使い方を間違っておられませんでしょうか?
キーAメジャーのときに、Aメジャーペンタトニックを使われてませんでしょうか?
ロックの場合は、キーAメジャーのときには、Aマイナーペンタを使わなければなりません。
キーCメジャーの場合は、Cマイナーペンタを使います。
さらに、ブルーノートを入れれば物足りないはずがありません。

Aマイナーペンタ=Cメジャーペンタなので、キーAメジャーのときに、Cメジャーペンタに「ミ♭」を加えた音列でお試しください。

また、ペンタには二種類の使い方があり、
コードが、A、D、E7と変化しても、Aマイナーペンタで弾きとおす。
コードが、
Aの時にはAマイナーペンタ
Dの時にはDマイナーペンタ
E7の時にはEマイナーペンタ
を弾くという方法です。

AメジャーのときにAメジャーペンタを使うと、カントリー調ののどかな響きになり、ロックになりません。

また、アドリブの練習には、必ず伴奏が必要です。
お友だちにリズムギターを頼むか、伴奏トラックのCDを作るなどして練習して下さい。
アドリブというものは、伴奏コードとフレーズのぶつかり具合を楽しむものですから、伴奏無しでアドリブの練習というのはあり得ません。何の練習にもなりません。
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