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外国語のカタカナ表記について質問します。V音をヴァイオリンのように表記するのはよく分かります。では,THをうまく表記する方法はないものでしょうか? サンキューではなく,たとえばサに半濁点(○)をつけるとか。同様に,RAとLAの区別はどうしたらいいのでしょうか。LAの場合は,ラに半濁点を付けてRAと区別するとか。
 一般的ではないと思いますが,個人的にでも区別法を考えておられる方の回答をお待ちしております。以上,よろしくお願い致します。

A 回答 (9件)

ヴィナスとかヰ゛ナスとか云う標記は、明治期に外来音を少しでも区別しようと先人が苦労したものです。


Thの標記については、記者も浅学にして知りませんが、L音に就いては、ラ゜、リ゜、ル゜、レ゜、ロ゜と標記した例があると聞きました。然し、特別の活字を作らなければならず、又、結局、欧州語の音に関する知識が皆無では意味がないと云う事で沙汰止みとなりました。

ウムラウトを表現するためにギョェテと標記した例もありますが、これも結局、現在では行われていません。(現在ゲーテと標記される独逸の文人です。森林太郎が使っています)

それどころか、フィルムやファイル迄もフイルムやフアイルとしてあり、アガサ・クリスティーをアガサ・クリスチイ等としてある例もある位ですから、仮名音標記の辞典は別として一般にはそのようの需要はないでしょう。

御参考にならば幸甚です。
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この回答へのお礼

 皆さんから貴重なご意見をいただきありがとうございました。私が思っていることは次のとおりです。
1.ラ行に半濁点を付ける表記の仕方がやっぱりあったんですね。実は,私は何十年もフリーマーケットをFreeだと思っていました。数か月前にやっとFleaだと知った次第です。最初からフリ゜ーマーケットと書いてあれば早く分かったと思います。
2.フォは,本来の日本語にはない表記だと思います。いつの時代でしょうか,これを定着させるにも苦労があったことだろうと思います。
3.私は音楽会でブラヴォーと大声で喝采を送ります。ブラボーなんてベラボーな言葉は使いません。
4.ギョェテとは俺のことかとゲーテ言い,という川柳は私も知っています。
5.ついでに申しますと,沖縄にはス゜という発音があるそうで,興味深く思っております。
6.結論 フォが最初に日本語に取り入れられ,次がヴ,そして,LやThに半濁点を使うのは次世代でしょうか。

お礼日時:2010/05/01 16:42

リンクを忘れていました。

台湾語仮名です。かな表記の拡張の例として非常に参考になります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE% …
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私もしょっちゅう考えていますが、さしあたって2つ問題があります。



まず何語まで考えるか。
英語だけならTH、L、Rを押さえればよいのでTH→サ゜/タ゜、L→ラ゛、R→ラ゜の各行でよいと思いますが、その他の言語を考えるとこれでは済みません。

もうひとつ、母音をどうするか。
挙げられている例が子音のみですが、個人的に母音の方が重要だと思います。
日本語の子音はたった5つしかありませんので、それ以外の音に対する表記法を考えなければなりません。
新しい記号を導入するのはカナがカナで無くなってしまうので最終手段にしたいです。
そうすると、小さいカナを使ってae→アェやu¨→イゥなどとするのがよいでしょう。
ただし、拗音との兼ね合いが複雑な事になってしまいます。
faeはファェ、tu¨はティゥとでもなるでしょうか。
ti→ティ、tya→ティャでしょうから、tyaeはティャェとなりますがまともに読めるのか疑問です。
台湾語仮名表記では「ヲ」が[wo]ではなくアイウエオと別の母音を表していますが、同様にワヰヱヲをうまく使うと対応可能かもしれません。
例えばヱをae音に当てれば、tyaeはティヱ(ヱは小さく書く)と少し簡単に書けます。
なお小さいヰヱヲは今の文字コードにありませんので、コンピュータ上での表示には難があります。
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推測するに、日本人の多くにとって永遠の課題である「R」と「L」の区別を何とか定着させたいという願望があるのでしょうか。


確かに不十分ではありますが、「ティ」などはパーティとかPTAなどでは
ほとんどの人は区別して使ってまして、
この点では、音節数が少ない日本語の音数を増やす効果はあったと思います。
チームなどはまだのようですが。
質問者様の希望は、区別して表記することで発音が違うことを意識させ、
それが幼少期の子供にRとLの違いを発音し分けさせることでしょうか。

過去にも表記を変えて区別させようとする試みは何度もされており、
シカトされたり、外国語の理解にはつながらないということを言われつつ、
中には「ティ」のようにある程度成功したものもあります。

実際に成果が上がるか、「日本語を乱す」という非難に耐えつつ、何とか
表記の改善を図るというのは、後世の日本にとっては有益かも知れません。

では、具体的にどうするかと考えると、英語音に限定して、
1.「V」は現行のヴに小さいァィゥでいいとして、
2.「F」はこれもフに小さいァィゥなど、
3.「TH」は「さ」か「た」行に半濁点、(もっともこれは他の音より、
  面倒で無声と有声の区別が必要で、難しい)
4.問題の「R]と「L」はラ行に半濁点として、どちらを「R」、「L」
  にするかは、外来語の統計をとって、多い方をそのままにするとか。
5.以上は子音でしたが、No.6様の言われるような母音はどうするか。

いずれにしても、賛同者は少なく、マスコミ・印刷業界からの抵抗は激しいでしょう(無視?)が、
個人的には質問者様の意図には賛同致します。
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どこまで厳密にやりましょうか?


例えば, 日本語のラ行の子音は厳密には l でも r でもありません. ということは, どちらにあてても問題になるので l 用と r 用にそれぞれ作りますか?
あるいは, 日本語の母音「ウ」はよくある母音 /u/ ではありません. 従って, /u/ を「ウ」にあててはいけないということになります.
さらにいうとアラビア語には /th/ に近い (けどやっぱり違う) 子音があるので, これを表す文字が必要になりますし, IPA 的には /|/ などの発音記号もあったりするのでそれ用の文字を考える必要があります. もっとも, 書いたとしてもほとんどの日本人には発音できないんですけどね.
ということで, 究極的には IPA で書くのが最も近いかと. 「近い」だけですが.
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私もNo2さんと同じ意見です。


カタカナは日本語の文字であり、日本語の発音を表すためのものです。
日本語の発音にない発音を書き表す必要は全く必要ありません。

質問者様の挙げている例では、英語のTh音は日本語の発音体系にないし、LとRの区別も日本語にはありません。
だからカタカナで書き分ける必要はありません。

ついでに言うと、私は「ヴ」という表記にも反対です。
質問者様は「バイオリン」という日本語を発音するとき、最初の子音は上の歯で下唇を噛んで発音(つまり英語のV音)しますか?たぶんしないと思います。私も聞いたことがありません。
もし日本人の多数がV音の発音を日本語の中でするようになったら、「ヴ」は認めますが。
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カタカナ表記に限定するなら濁点、半濁点を駆使するしかないと思いますが、さらにヒラカナも導入することも考えられます。

以前の NHKハングル講座ではアルファベットも導入して韓国語の発音を表していました。

アnニョngハシmニカ

等。
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外国語をカタカナで書いた物を外国語だと思っている誤解から来る質問とお見受けしました。



カタカナ語はどんなに逆立ちしても、外国語ではなく、その元の国の人には通じない立派な日本語なのです。日本語の仮名は、丸や点々を付けない文字で50文字程しかなく、さらに、原則として一文字一音をあてがわれております。また、「きゃ」などの文字の組み合わせや、「ぱ」などの記号添えで音を変える仕組みは僅かしか無く、例外に属します。もちろん、「が」などのように、これを鼻音で読ませることもありますが、それも例外です。一方、多くの外国語では優に1000ぐらいの音の変化がありますので、それを日本の仮名の組み合わせや、それに記号を添えて表そうとするには、余りにも効率の悪い文字です。従って、もし外国語を音まで含めて正確に表したいなら、カタカナ文字ではなく、その国の文字を使う以外にはないでしょう。

繰り返しますが、外国語をカタカナに直してどんなに沢山取り入れたところで、それは意味の不透明な日本語を増やしただけです。外国語を取り入れたり理解したことにはなっておりません。
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 鼻濁音(鼻に抜ける「ガ」)を「カ」に半濁音で表そう、という運動が起きて、もう何十年にもなりましたが、とうとうシカトされて終わりました。



 バイオリンはヴァイオリンが昔からあり、辛うじて命脈を保っています。

 日本の義務教育で、アルファベットは習うし、英語も習う訳ですから、th, l, r と書く方が、サに半濁点をつけて、さらにそれを「サに半濁点を付けたのは、、、、」と説明しているうちに日が暮れるのではないでしょうか。
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