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「景色」という言葉の由来って、なんでしょうか?

・・・グーグル検索で、うまくいかなかったので、、、ここで質問します。
ご存知の方がいらっしゃいましたら・・よろしくお願いいたします!

A 回答 (3件)

景=くぎられた強い光、ひいて「けしき」、転じて、光によってできる「かげ」の意を表わす


ひかり、ひざし、日光、あきらか、ようす、かたち、けしき、ふぜい、あおぐ……

色=いろどり、つや、おもむき、ようす、きざし……

てもとの『新字源』で、各々の漢字の意味を調べたらこんな感じです。「景色」の説明として当てはまりそうなのは、
「景(ようす、ふぜい)」
「色(おもむき、ようす)」
くらいなんじゃないでしょうか。もともと「景」だけで「けしき」の意味があるようですし、「色」にも「ようす」の意味がありますから、ほぼ同意の漢字を二つくっつけて「景色」になったのではないかと思います。

辞書を引いて、そんなふうに思いました。
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この回答へのお礼

おお。二つの漢字の意味を組み合わせてみると、納得がいきますね・・
どうも、ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2010/05/20 23:20

「景色」はもともと漢音のまま「けいしょく/けいそく」と読まれていたようです。


「山中(さんちう)の景色(けいそく)は月華(げゑつくわ)低(た)れり」(菅三品「和漢朗詠集」)

もともと「景気」という自然の景色の意味の漢語は、日本の漢詩文でも同意味で用いられていたが、中世には仮名文にも現れると共にその意味する範囲は建物や人事などにも広がり、更に元禄には物事の活気ひいては経済上の活況をさす意味まで広がったことになります。

一方、「気色」は漢語「きしょく/きそく」では人の気持や表情を指すと共に、その様子・気配などの光景に近い意味もあってか、呉音「けしき」で一層多様化を見せるとともに、その光景の方の意味での「けしき」はその呉音のまま、漢語としては「景色」を当てるようになったとされています。

ところで、もともと風流な様子(気色覚ゆ/気色あり)を意味する「気色(けしき)」が、茶道具とくに茶器の窯変や斑紋などを「景色(けしき)」と呼んでいるのは、あえて交叉の再反転のようで、用法の変遷には面白いものを感じます。
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この回答へのお礼

むむ。専門家の方でいらっしゃいますか・・・。
景気、気色、、、などと、関連用語を考えていけば、言葉の意味がみえてきますね・・。
詳しい解説を、どうもありがとうございました!!

お礼日時:2010/05/20 23:20

いま調べた字典の用例では,少なくとも唐代からある古い中国語で,いまも使います。

昔もいまも,日本でも意味は同じです。
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この回答へのお礼

中国語からの言葉が、多いですからね・・。
どうも、ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2010/05/20 23:20

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