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数年前、ドン・キホーテの店舗で放火があり、3人の方が亡くなりましたが、逮捕された犯人(たしか女性だったはず)は、自分の憂さ晴らしで放火して3人も殺したにも関わらず、判決は無期懲役が下され、死刑になりませんでした。裁判官はなぜ死刑判決を下さなかったのでしょうか?やはり殺意のあるなしが関わってくるのでしょうか?殺意がなければ、例えば放火で死者が複数でても、無期懲役なんでしょうか?放火の場合、検察官も殺意の立証が難しいのでしょうか?このような問題に詳しい方、教えて下さい。

A 回答 (3件)

 死刑という判決をするにあたって、必ず判定しなければならないものがあります。


 それが、「殺意の認定」です。
 殺意の認定は、読んで字の如く「殺意があったかどうか」です。

 この事件の場合、殺意というよりもストレスからくる憂さ晴らしの為に「放火を目的」とていた訳で、殺意があったとは言えません。だから無期懲役なのです。
 判決は「その行為があった結果どうなったか」よりも、被告人の心情や行動。或いは、危害を加える意志があったのかを鑑みておろすものではないでしょうか?
 もちろん、質問者様のおっしゃるように「殺意の認定と立証」が困難であるのも確かです。仮に、店内にいる誰かを殺そうとしたとしても、その動機が分からなくては「殺意」にもなりません。言い換えれば「知人・友人への殺意があり、その者が店内にいたとしても、結果的に被告が殺意や動機を話さなければ、その殺されそうになった者が名乗り出たりしない限り立証は難しい」事になります。

 怖いですね…。
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この回答へのお礼

殺意の立証は検察官でも難しそうですね。詳しい説明ありがとうございます。

お礼日時:2010/05/10 16:04

通常なら放火で3人死亡というのは死刑になる可能性の高い事例です。



しかし、ドンキホーテ放火の場合は、避難通路など消防法上の通路確保がしっかりしていなかったことが犠牲者を増やす原因の一つになっていました。
それが無ければ犠牲者が減っていたか、もしくは死者が出ていなかった可能性もあります。


つまり、
まともな避難設計なのに死者が出た=逃げられないような放火の仕方をした可能性が高い
まともじゃない避難設計で死者が出た=あまり考えず適当に放火をした可能性も十分にある

前者は殺意を持って行った可能性が高いですが、後者はそうじゃない可能性も高いですよね。

その差が死刑判決になるかどうかの大きなカギになったと思われます。
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この回答へのお礼

詳しいコメントありがとうございます。

お礼日時:2010/05/08 21:17

質問者様の推察通りです。

単に火を付けたことで大火災を引き起こし、三人が焼死したという結果でしたが、犯人が最初から三人を殺す計画はしていませんよね。これが無期懲役と死刑との境目となっているようです。おっしゃられるように、殺意の立証は困難だと思いますし、殺意は無かったと思います。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。やはり殺意の立証は難しいんでしょうね。

お礼日時:2010/05/08 17:23

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