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コンクリート二次製品は非常に薄いものも正確に製造できるらしいのですがそれはなぜですか?また、なぜコンクリート打設では薄いものがせきないのですか?教えて下さい。

A 回答 (1件)

こんばんは。



コンクリートによる築造物は大きく分けて下記の2種類あります。
・現場打ちコンクリート
・コンクリート二次製品

で、コンクリート二次製品が精度良く作れるその理由は工場生産である、
と言うことです。

・型枠は鋼製材で作ります。
・バイブレーターにて振動を与え隅々までコンクリートを充填します。
・同じ形を沢山作りますので要所が解っています。鉄筋も加工済みです。
・小さなものはスチーム室にいれて蒸気養生をします。(強度が早期にでます)
・上記のような環境なのでコンクリートも固練りの高強度が使用できます。

薄いものの場合は工場ラインの搬送中にバイブレーターを掛けることが出来ます。

現場築造のコンクリートはこんな風には出来ません。
建物だったり土木構造物だったりしますから、規模も大きいしその都度違うものを作ります。
形も複雑なので流動性を考慮すると高強度は使用しずらい。鉄筋も太くて量も多い。

電柱のような円筒状の二次製品がありますがどのように作るかご存知ですか?
円筒型枠にコンクリートを入れて内側には型枠は用いません。
その代わり円筒を軸方向にぶん回すのです。その遠心力を利用してあのドーナツ断面を作ります。

ですから、
工場と言う環境及び決まった形のものを沢山作る、と言うことから
二次製品は現場打ちコンクリートより精度が良いと言うことが言えます。

-----以上
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2010/05/12 10:55

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