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イラクの国内テロの異常さ
イラク国内で、テロが止む気配がありません。
というか最近ますます盛んになっている印象があります。
テロ対象が、米軍、政治家、警察など国家組織などならわかるのですが、
選挙場、お祭、宗教施設、市場など一般人を対象にしたテロも目立ちます。
彼らは同朋を殺害して平気なのでしょうか?
国民の憎悪が増し、テロリストたちの主張がますます受け入れられにくくなるだけだと思うのですが。
テロ反対デモなどが起きた場合、その人たちに対してもテロするのでしょうか。
不思議でなりません。

A 回答 (6件)

そもそもその「同胞」と言う考え方があまり正しくないんですよ。

イラク人は必ずしも他のイラク人の事を「同胞」だとは思ってないでしょう…イラクと一口に言ってもシーア派とスンニ派の2つに分かれてますし、同じイスラム教とはいえ伝統的にこの2つの勢力は仲が良くありません。そこに以前から独立を求めているクルド人勢力まで入るんだから事態は余計複雑です。そこまで極端ではないとは言え、ある意味この国は崩壊した「ユーゴスラビア」と同じような状況なんですよ。

スンニ派出身だったフセインが少数派であるスンニ派を重用してシーア派を弾圧してきたため、この2つの勢力の仲は同じイラク人とは言え最悪です。しかも今の体制だと当然多数派であるシーア派が政治での実権を握れるため、スンニ派はそれを脅威に思っています。クルド人はクルド人でトルコなどに住んでいるクルド人と独立した国家を作りたいと思って活動しているものまでいます。

日本に住んでいるとちょっと想像しにくい状況かもしれませんが、多分テロリストは同胞を殺してるとなんか思ってません。
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イラクの多くの人々は部族を最優先します。

他部族・他宗派の民は同朋ではありません。フセイン政権下では国家が部族対立を武力によって押さえ込んでいましたが、その重しがなくなった今、その反動がでているという見方が有力です。
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>不思議でなりません。



妥当な結果。
フセインという強力な支配者がいた時は、多くの欠点はあってもフセインの下に国はまとまっていた。フセインを取り除けば、各民族、各宗派の対立が激化することは自明。

アフリカの内戦と同じ構図。
強力な支配者の宗主国がいなくなった後のアフリカ諸国では国内での民族対立が激化した。
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3さんの言うようにイラク人はイラク人を同胞と考えたりする考えを持っているかどうかがそもそも疑問なのです。

イラク戦争のときはイランが「長年の仇敵であるサダムを倒すのならアメリカ軍に協力してもいい」とまで言ったのです、もちろんブッシュのブレーンであるネオコンたちはイスラエル寄りなのでアラブ側に恩を得る事を良しとせず、イランの申し出を受けませんでした。

例えて言うと第二次世界大戦が終わって日本軍という共通の仇敵が居なくなって国民党軍と共産党軍が殺し合いしたときの中国の状況に似ていなくもありません。

今から考えればアメリカはイランの協力の申し出を無下に断ったりせずに、戦後の為にシーア派とのパイプを作っておくべきだったと思います。
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そもそも無政府主義者なのかも知れません。

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テロリストたちの主張を受け入れる人はほとんどいませんが、テロリストが望む行動を人々にとらせることはできます。


テロというのが一般市民を標的として一般市民が恐怖におびえさせ米軍なりイラク政府に協力しないようにすることが目的だから、それはしてやったりのことです。
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