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総括伝熱係数の測定実験の考察について
二重管熱交換器で総括伝熱係数の測定を行いました。考察はどのようなことを書けばいいのかを教えてください!
また、今回の実験では理論値よりも実測値が大きくなってしまったのですがどんなことが原因として考えられるのか教えてください。

A 回答 (1件)

下記アドレスにある熱交換器の体験学習サイトで勉強してみてください。

参考になると思います。

ところで、総括伝熱係数は二つのデータから算出しましたか?
すなわち、プロセス流体側からの計算と冷媒(熱媒)流体側からの計算です。
U=Q/(A・Δt) ですね。
以下、プロセス流体蒸気を冷却により凝縮・液化する場合を例にとって記載します。
Qの算出方法は、(1)冷却水の入り・出の温度差×冷媒の比熱×流量 (2)凝縮量×(プロセス流体の潜熱+プロセス流体の温度差×比熱) とふたつの方法で算出できます。
A(伝熱面積)とΔt(対数平均温度差)は既知、および実験データで得られますから、U値(総括伝熱係数)は簡単に計算で出てきます。ふたつの計算結果がおおむね10%以内の誤差であれば、実験の精度はそこそこあると考えて良いでしょう。それ以上の誤差がある場合、何らかの問題が考えられます。一例として温度計の不良、流量計の不良などです。
総括伝熱係数は系の状態によってさまざまです。熱交換器の種類(二重管、シェル&チューブ、スパイラル、プレートタイプなど)、汚れ、材質、厚み、プロセス流体の種類、プロセス流体の攪拌状態、熱媒・冷媒の種類、熱交換によるプロセス流体の相変化の有無などなど。
そのあたりのことを考察で書かれてはどうですか。
最後になりましたが、データは最低以下のものを採取してください。
冷媒の単位時間あたり流量、冷媒入り口温度、冷媒出口温度、プロセス流体の入り口温度、プロセス流体の出口温度、プロセス流体の単位時間あたり凝縮量

http://tsukyo.jmam.co.jp/wbt_demo6/vse/62net_206 …
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