
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
浄水試験方法はありません。
質問者が、どのような回答をお望みなのかわかりかねますが、本質的には以前「下水試験方法」と「上水試験法」の違いと、大差ありません。
上水試験法では、人間が長期間飲用に用いて大丈夫かどうかを調べるための試験法で、水道水―地下水に含まれる可能性がある有害物質を高感度で検出するためのやり方を集めたものです。そのため、重金属類(Cd、Pb、Hg)、消毒副生成物質(トリハロメタン、ホルムアルデヒド、ハロ酢酸など)や、環境ホルモン(基準項目ではないが;エストラジオール、MX、ビスフェノールなど)、農薬類、微生物など内容は豊富です。
JIS K 0102は、工場排水試験方法であり、想定濃度も比較的高めです。検査項目もBOD、n―ヘキサン抽出物、DOなど排水特有の(飲料水ではありえない)項目となっております。
試験方法の違いですが、上水試験法は固相抽出 GC/MS法などクロマト分析が多用されており、 JIS K 0102は、蒸留-比色分析が今なお特徴的です。また、今は双方認められていますが、金属類の分析では上水試験法がICP-MS、0102はICP発光など、差別化されておりました。
それから、同じ項目でも、定義が異なり、混乱の原因を作っている項目もあります。
フェノール、陰イオン界面活性剤、シアンなどです。
詳しく説明すると大変なので、この辺で。
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