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構造力学に関してですが、可動支点における幾何学的境界条件は水平変位u≠0ですが、d^4w/dx^4=p/EI (pは等分布加重)という条件があれば水平変位uを具体的に求められるのですか?

A 回答 (1件)

答は”No.”です。



普通の材料力学における梁の曲げ理論では、軸方向の伸縮量uについては、(実際には発生してu≠0になるのですが、)2次の微小量であるため、全く考慮していません。
要するに、解析上の扱いでは、常にu=0の状態になります。

ですから、あなたが記述されたwに関する梁の微分方程式から、軸方向の変位uや軸力を求めることはできません。

この辺の議論は、下記の別の方の質問への回答で行っていますので、ご参考になさってください。

http://okwave.jp/qa/q5438093.html
薄いアルミ板の応力

http://okwave.jp/qa/q5451336.html
等分布荷重を受ける両端固定梁について

2番目の質問の回答の中に、微笑変形の範囲での板の曲げ理論で、軸力および軸方向の伸縮の影響を考慮した式があります。
これは、板と梁の式の対応関係に注意すれば[注]、梁の場合にも適用することができます。

一見、薄い板に限定された議論のように見えるかも知れませんが、厚い板にも適用でき、さらに、どんな断面寸法の梁についても適用できます。

ただし、手計算で式を誘導しようとすると、かなり大変なことになりますが。。。

[注]板の式内のE/(1-ν^2)は、梁ではEに置き換える。
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