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減価償却費(減価償却累計額)の手元に残る資金の運用、管理の規定を教えてください。

減価償却費はキャッシュフローの社外流失を伴わない費用ですが。手元に残った減価償却累計額は、企業会計原則、商法、会社法、証取法、税法などでどのように管理するか規定があるのですか?
例えば、当座預金で保管しなくてはいけない等。

1000億円のビル(建物)が90%減価償却すると、企業の手元に900億円が残ることになりますが。一般的にはどう扱うのでしょうか?現金預金で保管しなくてはいけないのですか?企業実務の観点からご教授お願い致します。

A 回答 (2件)

> 手元に残った減価償却累計額は、企業会計原則、商法、会社法、証取法、税法などでどのように管理するか規定があるのですか?



そのような規定はありません。
現金及び預金で持っていることはほとんどなく、大抵は借入資本の返済などを行うか再投下されています。
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この回答へのお礼

>ご教授感謝しております。

日商簿記2級に合格し、日商簿記1級受験講座(商簿、会計学、工簿、原価計算)を受講したものの。現在、全く関係ない業務に従事しており、NHKのクローズアップ現代という番組で「民間の企業会計原則を地方空港経営に適用すると…」という話があり、「地方空港の設備更新の際に民間企業の企業会計原則を適用していないと、設備更新時に莫大な費用が新たに必要になる」という話があり。減価償却費と減価償却累計額という用語は番組で使わなかったものの、その話をしていることに気がつきました。

ところで、B/S貸借対照表上の間接控除、減価償却累計額は、その分どうなっているのか?学習簿記を離れて初めて疑問に想いました。CFキャッシュフローとして社外流出していない費用のため、会計実務上はどのように運用されているのか?深く疑問に想いました。

具体例として、東急電鉄が渋谷駅東口に新駅ビルを建築しており、990億円を投ずるとのことです。
約1000億円の建物(超高層ビル)が90%減価償却すると約900億円の建物減価償却累計額が将来発生しその会計上の処理対応に興味が生じました。

特別な規定はないのですね。

お礼日時:2010/05/29 22:14

違ってたらごめんなさい。


固定資産は、購入時にすでにお金を払っているので、手元に現金は残らないと思います。
流れとしては

1 1000億円払ってビルを購入する。(手元に1000億円の価値のあるビルが残る)
2 年を経るごとにビルが古くなる(価値がさがる)ので、これを「減価償却」として計上する。

減価償却がキャッシュフロー上で社外流失をともなわないのは、1の時点ですでにお金を払っちゃっているからです。(もちろん、ビル購入のためのローン返済などという形で流出はしますが)
減価償却は、手持の固定資産の現在の価値を知る(古くなったら価値が下がりますよね。その「下がった価値分」が、減価償却です)ためのものだと考えてみてください。

ちなみに「もうこれつかえないからバランスシートから取り除きます!」とか、「売りました!」とかいう時には、減価償却費ごと固定資産が減少します。

と、いうわけで、減価償却費分、手元に現金を保管しておかなくてはいけないということはないと思います。

この回答への補足

>書込み感謝です!!

減価償却費(費用)は、毎期決算時に定額法、定率法、生産高比例法、級数法などで固定資産(土地を除く、償却資産)を対象に期間費用として計上するもので、費用にも拘わらず決算時現金等の支出を伴わないものですね。P/L損益計算書とC/Fキャッシュフロー計算書が異なるのは、1つにこの減価償却費が費用であるのにも拘わらず、現金などの形で社外流失しないことにもよると理解しております。

建物(資産)の場合、建物減価償却累計額という形でB/S貸借対照表上間接控除する表示になりますが、この建物減価償却累計額が社外流失せずに手元に残っているはずです。
http://www.weblio.jp/content/%E6%B8%9B%E4%BE%A1% …
「2.減価償却費は支出のともわない費用なので、その分だけ企業は資金を確保しておくことができる。」この点が私の質問の起点です。“確保された資金”はどのような形で運用、保管されるのか?

補足日時:2010/05/28 19:00
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