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小泉政権の功罪を教えてください。
私は、昨年の政権交代を期に政治というものに
少しずつ関心を持ち始めたものです。
現在、民主党のマニュフェストである
「子ども手当」や「高速道路の無料化」などが、
今後、日本経済にどのような影響を与えるのか、
大変興味をもって見守っています。
ところで、少し昔に聞かれた言葉で、自民党の小泉政権は、
構造改革を行って、また郵政民営化を行って、
さらにその上、国民の人気もあり、
大変すばらしい政権運営を行ってきたとよく耳にします。
と同時に、小泉政権は、成功だけじゃなく失敗もあったと、
おっしゃる方も耳にします。
そこで、政治の事について、まだまだ初心者であるこの私に、
平易な内容で、わかりやすく
小泉政権の功績と罪過について是非教えてください。
よろしくお願い致します。

gooドクター

A 回答 (9件)

小泉政権の功績の一は景気を回復させたことでしょう。


それ以前は、「日本発の世界恐慌が起きる」とまで心配されていたのです。
小泉政権になって日経平均は上昇し
http://www.kabudream.com/souri_nikkei/
失業率も改善されています。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/3080.html

次に財政を再建したことです。一にあげた景気回復も、国債発行を抑えて実現しました。それまでは「景気回復は国債発行」という“定説”のもと大量に発行していたのです。(そのツケが今心配されています)。勿論まったくゼロにすることは出来ませんが、それまで続いていた発行量の伸びを抑えたのは確かです。財政再建と景気回復を両立させた小泉政策は見事です。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/saimukanri/2 …国債発行高 推移'
財政再建のため歳出を減らすべく道路公団、郵政の民営化しました。高齢者の医療費負担が増えましたが、医師の診療報酬も減らしたのです。それまでの医師会という圧力団体の言いなりに診療報酬上げっぱなしの政権とは違っていました。

国民に政治を身近に感じさせたのも彼の功績です。2005年の「郵政選挙」で国民は初めて“政策”を選ぶ選挙をしたのです。それまでは政策を選ぶのでなく、“人”を選ぶ選挙だったのです。

あえて罪を言えばイラク派兵でしょう。これは意見の相違があるでしょうが私は疑問を持っています。


質問者さんが回答番号:No.5さんに対するお礼で「小泉政権時における各種指標をチェック」することに賛成します。ただしあくまでもご自分でチェックして下さい。
そこに提示されているものは、私が知っているものだけでも、「名目GDPの伸び率低迷」、「日経平均株価は、彼の任期中はグッと下がり」、「所得格差も拡大化し」「失業率も高止まりだった」が疑問です。
・日経平均株価と失業率は上に紹介したとおりです。
・GDPの伸び率はネット上でデータを探せなかったのですが、「日本経済の真実」(辛坊治郎、辛坊正記)に小泉時代に高かったことが紹介されています。
・所得格差
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/10/23/049/i …
ほか一杯あります。

ただ指標は種類も多いので大変です。GDPの国債比較では「為替レートベース」もあれば「PPP」もあります。格差の問題では「ジニ係数」もあれば「貧困率」もあります。それぞれが都合の良いデータを出すのは否めません。それは知ってください。

唯一絶対のデータは日経平均です。切り口によって反対の意味になってしまうということはありません。気をつけていただきたいのは、その日経平均ですら都合の良い解釈をする人達がいるということです。
日経平均は小泉氏就任後一時的に下がり、また上昇して退任時は就任時より高かったのですが、小泉批判派はその下がった時だけを取り上げて「小泉改革によって下がった」等と言います。国会でそう言っている議員がいるんで驚きました。(2010年2月9日衆議院予算委員会・小泉俊明議員)
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この回答へのお礼

あなた様のご意見を拝見し、これだけの各種指標を提示していただいた事に、さぞや労力とお時間を費やされた事を思うと、私の拙い質問にお付き合いいただき心より御礼申し上げます。

私は、確かにNo.5様に対するお礼で「政治とは結果がすべてだと私も思うので、小泉政権は日本経済をダメにした。」と書きました。
しかし、あなた様が出された「日経平均株価」は、確かに小泉政権就任時には14,000円代でしたが、退任時には15,000円代に上昇しておりました。(途中、一時的に下落した嫌いはありましたが‥)また「失業率」も小泉政権就任時には5.0%でしたが、退任時には4.1%に改善されておりました。また所得格差を表す「ジニ係数」も、ここ数年、所得格差に歯止めが掛からないのは、れっきとした事実ですが、それでもバブル崩壊から小泉政権就任時より、小泉政権時代に入ってからの方が、所得格差が縮まったのには、正直驚かされました。
小泉改革イコール所得格差の拡大、失業率の悪化などの悪いイメージで私の頭の中がすっかり洗脳されていたのは、一体何だったのでしょうか?
また、あなた様お勧めの「日本経済の真実」(辛坊治郎、辛坊正記)も一部ながら興味深く本屋にて立ち読みさせていただきました。確かに、小泉政権時代に「経済成長率」が、実質・名目ともに高い水準を維持していたのは、紛れもない事実でした。

これら皆様の貴重なご意見をもとに、小泉政権そのものを私なりに総括してみました。

小泉政権(2001年~2006年)発足時というのは、ちょうどバブル崩壊以降の失われた10年の時期であり、グローバル化とIT革命の波が全世界に押し寄せて、日本も規制緩和を迫られた時期だったと思うのです。そうなると、日本の労働者も日本人の労働賃金の1/10程度で働く発展途上国の労働者と競争しなくてはなりません。そこで、やむを得ず企業の都合により首を切られる可能性もあり、格差の元凶とまで言われた労働者派遣法の改正などを国として政策に盛り込み、言い方は悪いですが、企業にとっては使い勝手のいい新たな雇用スタイルを生み出した事により、世界の他の企業との競争に躍起となり、海外に生産拠点を移しつつあった日本企業の日本国内における産業の空洞化に歯止めを掛けたのは、紛れもない事実だと思います。と同時に、それが恐らく、小泉政権後半の失業率や有効求人倍率の改善に結び付いたのだと思います。ただ労働者派遣法には、当然ながら賛否両論あり、新しい雇用スタイルを望む若者や、失業率の改善といったメリットもありますが、所得格差の拡大や、派遣切り、また派遣社員が置かれている経済的基盤が貧弱な事による秋葉原通り魔事件等に代表される犯罪発生リスクの懸念等がデメリットとして挙げられます。

さらに、バブル崩壊後にやり始めた構造改革も、いざ実行に移すと、

不良債権の処理→企業倒産→失業率の増加→公共事業への莫大な投資→それでも景気回復の兆しなし→財政赤字→不良債権の処理の繰り返し(これが“失われた10年”のゆえん)

と負のスパイラルから抜け出せず、そんな中誕生した小泉政権は「改革なくして成長なし」をスローガンに、構造改革を本格化させました。小泉氏が、今までの「大きな政府(リベラル)」から「小さな政府(保守主義)」に舵を切ったのは、時代背景を考える上において、ある意味仕方がない事だと私は思います。よって、No.3様がおっしゃられた「小泉さんの役割は、日本版レーガン/サッチャーだったと考えています。」に私も同感です。

最後に、小泉政権の罪過ですが、No.4様に対するお礼で「やる気はあるが成果を出せなかった人、或いは、病気等現在働けない状態の人のセーフティネット・社会保障が無かった。」事がとっても残念な事だし、いくら「小さな政府」を目指すからといっても、最低限の保障は守るべきだと私は断固として考えます。

以上が、皆様方にご回答して下さった貴重なご意見と、いろいろな専門書等をもとに、せんえつながら政治素人の私ですが、平易な言葉を使いつつも自分なりに総まとめとして、感想を述べさせていただきました。
皆様、貴重なご意見、どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/06/14 21:50

20年前のバブルの不良債権を一気に解決した政権です。

これは歴代政権の汚点ですね。
また遅すぎますが、年金問題を取り上げた事。本来もっと早くにやるべきだったのですが。

ハンセン病の問題の解決。

そのころの厚生労働大臣は立派です。年金問題を取り上げた最初だったと思います。
 どの党もこれを無視し続けてきました。
 名前はわかりませんが、たしか坂口大臣だったと思います。
 詳しくないので、公明党のマニフェストを調べたことがあります。
 あとは大蔵大臣、名前は平蔵さんでしたか。立派だと思います。
 失敗は後継がだめでしたね。

 
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この回答へのお礼

ご返答のほど、ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 00:04

小泉政権の功の部分は実感無き景気回復を促した部分。


意図的にとはいえ銀行のデッドラインと言われる日経平均株価1万割れを回避。

罪の部分
小泉政治により正規雇用者の失業が相次いだ。
功の株価回避をいいかえると禁じてと言われてる株価の意図的なつりあげ。
政府の介入による株価の公平性の欠如。
同じく禁じての国債買いきりオペレーション。
三位一体の改革による地方切捨て
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この回答へのお礼

ご教示下さりありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 00:00

罪1



中途半端な改革をしたこと。
小さな政府を目指すとしたが、優勢民営化程度で終わってしまった。しかもただ民営化しただけ。そのために本当の小さな政府は実現しなかった。


罪2

勘違い君たちを放置した。
一番多い勘違い君は「小泉改革のせいで非正規雇用が増えたり、格差が開いた」。小泉以前から非正規雇用は増えており、格差も小泉以前から拡大し続けている。特に小泉のせいで加速した事実は無い。
しかし、小泉が中途半端に改革風なことを掲げたせいで、あたかも非正規雇用や格差拡大は、そのせいだと誤った誤解を植えつけた。おかげで格差拡大の本質の議論がなされなくなった。
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この回答へのお礼

私も勘違いしていたみたいです。
とても勉強になりました。

お礼日時:2010/05/30 23:59

小泉内閣は「功」の部分は数えるほどしかなく、反対に「罪」の部分はとてつもなく大きい、戦後の内閣では屈指の「ダメ政権」と言わざるを得ません。



スレ主さんは「構造改革」という言葉の意味を御存知でしょうか。小泉政権が行った構造改革とは、経済学的に言えば「サプライサイドの生産性向上」です。つまり、企業側の生産効率を上げることによって経済全体を浮揚させようという考え方です。しかし、この方法が通用するのは好景気のときだけです。いくら生産性がアップしても、企業が提供する商品やサービスを購入する層が存在しなければ何もなりません。90年代に入ってバブルが崩壊し、ずっと景気が良くなくて「商品やサービスを購入する層」が小さくなっている状態で、企業の生産性ばかりアップさせても、需要と供給とのギャップが生じ、デフレが昂進するばかりです。

ここで私があれこれ言うより、小泉政権時における各種指標をチェックされればいいでしょう。この時期、財政赤字額は増えています。名目GDPの伸び率は低迷しています。日経平均株価は政権発足当時は1万4千円程度でしたが、彼の任期中はグッと下がりました。国民所得の水準はダウンしています。そして格差は拡大しました。企業倒産数は増えました。経済苦で自殺する人が増加しました。失業率は高止まりでした。要するに、経済マクロでは何もかもが悪化しています。

郵政を民営化したところで、財政赤字は減りませんし、景気は良くなりませんでした。当事者以外にとっては「どうでもいい施策」に過ぎなかったのです。

ではなぜ小泉はこういう政策を取ったのか。彼の信条は郵政民営化です。元々大蔵相(現・財務省)に関する利権を追い求めてきた「大蔵族」の一員である彼にとって、郵政業務に癒着して安定した利権をむさぼる族議員の「郵政族」は憎悪の対象でした。そのためには郵政を民営化させて利権の弱体を図るのが都合が良い。。。とまあ、そう考えたのでしょうな。

そんな彼の姿勢に乗っかったのが財界団体の構成員である輸出関連大企業の幹部連中であり、堀江貴文や孫正義をはじめとする新興ファンドの面々です。郵政民営化を構造改革の旗印にして、サプライサイド政策を押し進めようとしたんですね。景気低迷時での構造改革政策は経済全体にとって有害なのですが、大企業の経営者にとっては利益を独り占めする絶好の口実になります。「構造改革による生産性向上で国際競争力を付けよう」というスローガンでリストラを断行。規制緩和に名を借りた派遣法の改悪により人件費を極限まで絞り、需要はと言えば輸出攻勢による外需頼み。ちょいと円高が昂進して輸出に陰りが見えようと、小泉政権は35兆円もの血税を為替市場に投入して「目先の円安」を演出してくれたのですから、笑いが止まらないでしょう。

繰り返しますが、小泉政権は日本経済をダメにしたという意味で、まったく評価出来ません。その「ダメになった結果」はGDPなどの「数字」として厳然と示されています。いくら「分かりやすい政治を目指した」だの「小さな政府を達成しようとした」だのと綺麗事を言っても、政治ってのは結果が全てです。

わずかな「功」の部分はといえば、まあ、北朝鮮を訪問して拉致の事実を明確化し、何人か帰国させたことでしょうかね。もっとも、あれ以来帰国した拉致被害者はいませんけどね。
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この回答へのお礼

政治の事について、まだまだ初心者であるこの私に、あなた様が書かれた文章のすべてを理解する事はできませんでしたが、その中で、私がもっとも印象に残った一文は、
「小泉政権時における各種指標をチェックされればいいでしょう。」
のところにある、名目GDPの伸び率は低迷し、日経平均株価は、彼の任期中はグッと下がり、国民所得の水準はダウンし、また所得格差も拡大化し、企業倒産数は増え、経済苦で自殺する人が増加し、さらに失業率も高止まりだったという事実を改めて知らされてしまうと、やはり、あなた様のおっしゃる通り、政治とは、結果がすべてだと私も思うので、小泉政権は日本経済をダメにしたというあなた様のご意見は、十二分に感じ取る事が今回できました。

お礼日時:2010/05/30 23:56

小泉政権の功罪は、立場によって異なります。



小泉政権がやろうとしたことは、小さな政府です。
これは、国民の負担(税金)を減らす代わりに社会保障も減らす社会でした。
今まで国がやっていた事は原則、全て民間でやろうという考えで郵政民営化も実施しました。
これによっておきた事は、
1.成果を出せる能力のある人は、チャンスの幅が広がり金儲けが
  出来きた。
2.逆に能力がない、やる気のない人は自己責任なので社会保障は
  カットされた。
  既存の国に頼り切った事業者は仕事が無くなった。
3.しかし、事を急ぎすぎた為、やる気はあるが成果を出せなかった人、
  或いは病気等、現在働けない状態の人のセーフティネットが無かった。
  結果、派遣切り、内定取り消し時の保障がなかったです。
1に入る人は、小泉政権を評価します。
3のなかで1を目指す人は、小泉政権を評価しますが諦めた人は
あまり評価をしていません。
2は、徹底的に小泉政権を否定しています。

それに対し反小泉の自民党勢力(現執行部)は、大きな政府且つ国民負担も多くです。
社会保障を充させる為に国民負担も多くしましょうと言っています。
消費税を中心の国民から金を集め再配分しましょうという考えです。
能力、やる気具合、関係なく広く負担を求めています。

現政権は、社会保障は手厚くし、しかも国民負担も少なくしましょうが前提です。
では費用はどうするので
A.官僚がため込んでいる金を取り上げる。
   ・仕分けはしたが、殆ど取り上げる事は出来なかった
B.無駄な公共事業はしない。
   ・民主党に票を入れる地域は、公共事業を増やす。
    民主党に反対の地域は完全にストップする
    結果、ある程度は減った。
C.とにかく、金持ちからは沢山税金をとる。
D.借金(国債)は、経済が回復するれば、金持ちも増えて
  そこから税金を沢山とるから、どんどんしょう。です。

この状況で小泉政権から現政権へ移行した事の功罪を皮肉で考えると
ア.経済的弱者(がんばったけど成果を出せない人)の発言権を高めた。
イ.がんばらなくても国が保障してくれる。
ウ.がんばって成果を出して金を儲けるとアとイの人を
  助けられる。
となります。
つまり小泉政権のおかげで、現政権が誕生し結果、
頑張りをやめても生活出来る社会がくるということです。
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この回答へのお礼

あなた様のご意見を読まさせていただいて、私が抱いた感情は、

1.成果を出せる能力のある人は、チャンスの幅が広がり、
  金儲けが出来た。→納得です。
2.逆に能力がない、やる気のない人は、自己責任なので
  社会保障はカットされた。→これも当然納得です。
3.やる気はあるが成果を出せなかった人、或いは、病気等、
  現在働けない状態の人のセーフティネットが無かった。
  →これらの方々が、蔑ろにされたのは、私は大いに反対です。

2に含まれる人が原因で、所得格差が起きたのならば自業自得ですが、3に含まれる人が原因で、所得格差が起きたのならば、私は小泉政権に納得がいきません。

お礼日時:2010/05/30 23:42

私は小泉元首相を支持していたので、好意的な内容になってしまうとは思いますが、なるべく中立的に書いてみます。



一言で言うと、日本の政治運営・経済運営のあり方を変えた政治家です。政治や経済が変化したことで、当然得した人と損した人がいて評価が分かれる訳ですが、だいたいにおいて当時(そして引き続き今も)の日本に対して閉塞感を感じる国民が多かったから、こうした変化を歓迎したのでしょう。

1.政治運営について
●変化した点
特定の支援団体との強い結びつきを背景にした、選挙における集票力と集金力のある政治家(派閥のトップや長老たちなど)が事前に話しあい、利害を調整したうえで首相や大臣や政策までも決めていた。

国民の圧倒的支持を武器に、人事や政策を独断で行った。政策に賛成する人は他党でも連携しようとしたし、反対する人は同じ党でも容赦なく切り捨てた。

●功罪
功:政治を国民に分かりやすくした。人事(大臣任命)を年功序列や選挙での強さではなく、能力や意欲の高さで決めたことで、今まで時間のかかっていた立法や政策決定がスピードアップした。

罪:人事を独断で決めたことで、田中真紀子外務大臣の罷免騒動など内閣や党として一閣僚の暴走を止められないという珍事が起きた。選挙が組織票依存ではなく、人気依存になったため、特定の党が大勝したりして政治そのものが流動化、不安定化した。

2.経済運営について
●変化した点
首相よりも、首相選びを決めた実力政治家たち(派閥のトップや長老たちなど)の力が強かったので、合議制となり変化よりも現状維持が好まれた。変化があった場合も、規制の緩和よりは、政治家たちの支援団体の既得権を守るための規制の強化になることが多かった。

実力政治家や支援団体の意向を無視して、規制の緩和に努めた(郵政民営化や派遣法改正など)。

功:規制を緩和して自由な経済活動を推進したことで、企業にとっては経営しやすくなり、業績があがって景気が回復し、法人税収入も増えた。こうした状況を見ていた世界の投資家が日本への投資を復活させるようになり、企業活動の活発化→企業業績の向上→株価上昇→海外からの投資流入→企業活動の活発化、という景気好循環をもたらした。

罪:規制緩和によって企業活動がしやすくなったため、事業に成功して高収入になった一部の事業家と、雇用が不安定になりむしろ所得が低下した一般消費者が生まれ、格差の拡大を招いた。また、海外からの資本流入を促進したため、日本の資産が外資に買われやすくなった。


個人的には、小泉さんの選択は時代にあった判断だったと思いますし、安部政権のつまずきで、小泉改革路線が頓挫してしまったことは非常に残念だと思っています。

高度経済成長の後で社会・経済が行き詰まり、規制をなくして自由経済にすることで、格差の拡大や外資の侵食を生みつつも、国全体の経済を活性化させたほうが総合的にプラスになる、ということはアメリカのレーガン政権やイギリスのサッチャー政権でも行われたことでした。

小泉さんも、レーガンやサッチャーと同様、国内で恨まれることはあっても海外の評価は非常に高い政治家です。小泉さんの役割は、日本版レーガン/サッチャーだったと考えています。ただ、その路線を推し進めて何とか景気回復を果たした英米と違い、その路線が頓挫して未だ景気の先行きが決して明るくない日本が心配ではありますが。
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この回答へのお礼

確かに、アメリカのレーガン政権や、イギリスのサッチャー政権は、規制緩和、減税、政府部門の縮小などを通じて、企業の自由な活動をどんどん促進させましたよね。
そういう意味においては、小泉さんの役割は、日本版レーガン/サッチャーだったと考えておられるのも、十分にうなずけます。
非常に、あなた様のご意見は、新鮮な発想に感じとれましたよ!

お礼日時:2010/05/30 23:24

「大変すばらしい政権運営を行ってきたとよく耳にします。

」とありますが強行採決の連続でした。相手(民主党)が弱すぎたのと解りやすい言葉で政治を行った事が国民が支持した原因だと思います。

ただし、国民には「改革」という解りやすい言葉だけ言って、その裏で日本人が築いてきた財産を「安値・・規制の自由化緒言う名目で・・」で外国に売ろうとした「罪」は極めて大きいものです。

所得格差の拡大・・金持ちはますます金持ちになり、いったん貧乏になったら這いあがれない・・社会保障の削減

日本の大銀行、大金持ちにアメリカの不良債権を買わせて、損をした分を我々の税金で補てんした。

大企業は「規制緩和」に乗じて非正規雇用を増やし、年金、健康保険の基礎をつぶした・・政府はオバマ以前のアメリカを手本に(・・いやアメリカの都合のいいように)してきた。

自分が儲かれば政治などどうなってもいいという風潮を齎した。

・・・

いくらでも書けます。これが嫌で国民は前の選挙で「民主党」に投票しました。

もう小泉政権の悪い所など忘れたかのようにマスコミは小泉の息子ばかりテレビに映しています。

鳩山・小沢はアメリカとの対等外交(沖縄からも基地を減らす)をやろうとしましたが、政治と金の問題に足を取られ、マスコミからたたかれそのために世論の支持を失いこのありさまです。

政治のリーダーシップの取り方としては「愚民政策」の一つでありますが小泉手法の方が上でしょう。

小沢も東北人特有の嫌味(関西人の私から見ればの話です)があるのでいわゆるカリスマ型のリーダーシップは取れないでしょう。

「松下政経塾」の出身者からそろそろいいリーダーが出てほしいと思っています。どの党でも・・。
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この回答へのお礼

小泉政権が、誰にでもわかりやすい言葉で政治を行った事が、国民に支持をされたという点は納得です。
逆に、罪の部分で、規制緩和に乗じて非正規労働者が増え、雇用が不安定になり、所得格差の拡大が一段と拡がったのも十分に納得がいきます。
その他にも色々、小泉政権に罪過があったのも事実でしょう。
かと言って、これらが嫌で国民が、前の選挙で支持をした現在の民主党政権が、前自公政権時代より政権運営が一段と素晴らしくなったとも言えませんしねぇ。
政治って、ホント難しいものですよねぇ。。。

お礼日時:2010/05/30 23:15

どのような影響を与えるか以前に


高速無料化は実施の見通しすら立ってないですけどね(笑)


小泉政権は「リーダーシップ」と「わかりやすさ」という点で非常に評価の高い政権でした。

政策や方向性が一貫していて国民が理解しやすい政治方式。
「これをやる。出来なければ解散。」とずっと公言し続けるほど一貫していたので、どっかのブレまくる政権と比べると国民も安心感を持って支持することが出来たのだと思います。

現在も行っている記者vs総理による立ったままの一言取材「ぶらさがり取材」も小泉政権から開始されたもので、小泉氏の短く本質を得た回答は国民の理解を大きく深めることに繋がりました。
しかしその後、政権が変わってからは短い時間で上手く回答することが出来ずむしろ枷となってしまっていることも多々あります。


ただし強引な手法も目立ち、提案した政策はほとんどすべて強行採決という形を取っていました。
しかしそれは選挙の大勝利という側面があってのことなのでさほど批判の対象にはなっていなかったように思います。

小泉氏を大きく批判する人の多くは、

・郵政関係者
郵政民営化により「郵便局員を公務員としての座から引きずり降ろした」のですから当事者からは恨まれて当然ですよね。

・一部の高齢者
後期高齢者医療制度により高齢者の負担を増やしたので、
医者を利用することの多い高齢者からはかなりの批判を受けました。

・擁憲派と左翼
小泉氏は公用車で靖国参拝していたので、
憲法で定める政教分離の原則に違反しているとして擁憲派からの批判が殺到しました。


現在小泉氏を批判している人は上記のどれかに当てはまる人が大半だと思います。
「失敗」というよりは自分に不利な政策が行われたことに対しての怒りという感じです。
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この回答へのお礼

なるほど!小泉政権は「リーダーシップ」と「わかりやすさ」という点で非常に評価の高い政権だった訳ですね。
何か、わかるような気がします。
現在の民主党政権のブレまくる政策と比べたら、確かに、小泉政権は国民が理解しやすい政治方式でしたし、政策や方向性も一貫していたと思います。

お礼日時:2010/05/30 22:57

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