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電動機の始動方法について
小容量の電動機では全電圧始動が可能なのはなぜですか?
大学でこのような課題が出されました。大容量の電動機に比べて、小容量の電動機では始動電流が小さく、周辺機器への影響が小さくてすむため全電圧始動が出来るかと思ったのですが、教授は定格速度に達するまでの時間(始動電流の流れる時間)に着目しろと言っていました。
色々調べてみたのですが、よく分からなかったので宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

なかなか回答がありませんが、なるべく専門用語なしでアドバイスします。



電動機が始動する瞬間には「始動トルク」が必要です。この「始動トルク」以上の負荷が電動機にかかっていると電動機は回り出しません。

つまり電動機と直結している機械(ブロワ・ポンプ・コンベア・ゲートなど)が左右されます。

<PS>
電動機は経済設計のため定格電圧・定格周波数で定格出力を出す「定格トルク」直近で機械とカップルされています。よって、一般的に減速機があり低速運転する機械(コンベア・ゲートなど)は電動機容量が小さく全電圧始動ができます。一方高速運転が必要な大きな機械(ポンプ・ブロワなど)は電動機容量が大きく、負荷をかけないような運転方法が必要となり減電圧始動を採用することがあります。
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