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お世話になります

宮本武蔵の「お通」のキャラクターて、なんでしょうか

以前からのいろんな女優が映画・テレビでくりかえし
演じているのを見ていていますがどれを見ても、
なにかピンときません
すなわち、演じきれていないのです
「ただ単に、武蔵をあとを追うだけ?」
「好きというだけで、危険極まる旅に出れるのか?」
「そんなにいちずなら、結ばれるはずだが?」
「結局はどんな形で武蔵と別れたのか?」
「別れたあと、どんな人生を送ったのか?」

このことについて、考えてみたのですが
「米倉涼子さん」の演技力の問題でないのだと思います

原因としては原作での吉川英治さん自身が書ききれて
いないのが、そもそもの原因だと思います
記述当時は連載小説としてだったので、無理はないこと
だと思います
同じ現象は、本田院又八・お杉婆にも言えます
お杉婆が武蔵を憎んで旅に出るというのもやや無理が
あります
どうも、この3人の人物設定には「荒さ」あるようですし
3人のその後の結末もはっきりしません
吉川英治はあまりこの3人については当初は重視していな
かったのでないでしょうか
ところが、映画等では準主役になってしまったので
結局はどの監督さんも脚本家も描ききれなかったのでは
ないでしょうか
そもそも原作に、確たる人物像がないのですから。

「お通」に生き生きとしたそれなりの人間像をあらためて
ふきこむには、「司馬遼太郎」なみの執筆力が脚本家に
必要なのかもしれません

「お通像」はどのような脚本・脚色すべきなのでしょうか
みなさんのご意見、よろしくお願い致します

A 回答 (2件)

漫画のバガボンドをお読みになりましたか?


吉川英治さん原作ですがかなりのアレンジをしておつうさんのキャラクターもかなり描かれていると思います。
例えば山田風太郎の原作「魔界転生」では天草四郎はただの敵キャラの一人であり、敵のボスキャラである森宗伊軒もそんなにキャラクターとして書き込まれていません。
でも沢田研二の演じた天草四郎はとてもイキイキと強いキャラクターを放っています。
原作でどんなに力強く主張しているキャラでも監督や演出家や役者がダメだとまるで光らないように、原作のキャラが希薄だとしてもしっかり描くのが監督や演出家の役割だと思います。

どうでもいいですけれどNHKの時代劇は「こんなシーンいらない」とか「これは無理があるだろう」とか言うのが満載であまり見ません。
1話目の西田俊之が「生きろ~!!」と出会ったばかりの武蔵に言い残して死んだのも「はぁ?」という感じでした。
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この回答へのお礼

お世話になります

>漫画のバガボンドをお読みになりましたか?

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「週刊モーニング」の漫画ですね?
読んでいます
さらに詳しく読んでいきたいと思います

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「魔界転生」の沢田研二、確かに存在感が
光っていて、私も熱心に見ました
やはり、演出力とか監督の訴求力というものが
見る側に伝わるのですね

貴重なご意見、ありがとうございます

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>1話目の西田俊之が「生きろ~!!」と出会ったばかりの
>武蔵に言い残して死んだのも「はぁ?」という感じでした

たしかに、ひょうし抜けで、わたしもあっけにとられて
しまいました
あんな展開ならなにも「西田敏行」クラスの大物で
なくてもよかった?
それとも第1回ということで、ご祝儀出演?
または、和泉元弥なみのダブルブッキングで
第2回以降の出演が突然無理となった?
いずれにしろ(笑)状況ですね

お礼日時:2003/07/09 18:52

映画の「お通さん」のイメージは、若き日の「八千草薫さん」です(下記ウエブ)。

上映当時は、シビレました。従って、中高年世代には、稲垣監督による名作映画のイメージが強いです。たしかに、すれ違いや悲恋などのキャラクターは、現代的でないかも。なお、吉川英治の小説(1935年出版)は、未読であり、興味もありません。

参考URL:http://www.jmdb.ne.jp/person/p0325940.htm
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございます

八千草薫さん、稲垣監督の表現・方法について
勉強してみます
ありがとうございます

お礼日時:2003/07/12 09:33

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