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日本での賭け事が違法な理由とカジノ計画
琴光喜が野球賭博で問題になっていますが、日本で認められているギャンブルって
競馬・競輪・競艇・サッカーのTOTOくらいでしょうか?(スロット・パチンコは省く)
海外ではカジノがある国もありますよね。
よく、海外のブックメーカーオッズが紹介されたりしますが、海外ではメジャースポーツ(サッカー・野球)を対象にした賭博が合法とされ行われているのでしょうか?

もしそうだとしたら、日本では認められているギャンブルが少ないですかね?
今回の琴光喜の賭博ももし海外での話しだったら問題にならないのでしょうか?
日本はなぜ、行えるギャンブルに制限が設けられているのですか?
どの国でもギャンブルの背景には、マフィア・暴力団の財源となっており、闇社会を発展させてしまうからでしょうか?
東京都知事・大阪府知事もカジノ計画を感がえているようですが、やはり実現性はゼロに等しいですか?

A 回答 (1件)

元々、日本では「公序良俗を乱す」という理由で、ギャンブル全般について規制がされていました。


戦後、復興のための資金稼ぎのため、自治体が競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじなどを主催するようになりました。ですから、競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじ、totoに関しては、常に売り上げの一定程度が自治体や各種公益法人などへ、という形になっています。また、そのような「復興のため」とか、「各種振興のため」という建前があるため、ギャンブルでありながら、「射倖心を煽らない」というのを一つの合言葉にしてきました。
現在では、競馬などで、3連単などの、高額配当が期待される種類が発売されていますが、これは、近年になって発売されるようになったものです。その理由は、公営ギャンブルの売り上げが減少し、自治体などの財政に貢献するどころか、財政に負担をかけている、という中で、少しでも高配当が期待出来るものを作って客を呼びたい、という意図があるためです。
中央競馬で現在、発売されている馬券の種類で言うと、かつては単勝(1着を当てる)、複勝(2着をあてる)、枠番連勝複式(1着と2着になる馬の入っている枠(1枠~8枠まである)の組み合わせを当てる)の3種類、という状況がずっと続いており、馬番連勝複式が1991年、その他の馬券は、今世紀に入ってから、とごくごく最近のことです。

よく、イギリスのブックメーカーが野球やらサッカーやら、選挙やらを題材にして、というのがありますが、イギリスでは、免許制で許可されています。ただ、国によって違いますが、ブックメーカーの制度については、違法なところが多いです。


ギャンブルの許可などについては、その国のお国柄などによって規定されることが多いです。
日本は、元々、ギャンブルについてはあまり良い感情を抱かれておらず、そのために禁止されている、という部分が大きいでしょう。

>どの国でもギャンブルの背景には、マフィア・暴力団の財源となっており、闇社会を発展させてしまうからでしょうか?
日本の場合も、法律では禁止されているものの、暴力団などが秘密裏に営業しているようなケースはありますので、それが、ということはないでしょう。むしろ、合法化し、自治体などが行った方が透明性が保たれ、暴力団などの資金源となることを防ぐことが出来る、という見方も可能です。

ただ、問題となるのは、競馬、競艇、競輪、オートレースなどの現状を見た際に出るものです。
ハッキリ言って、現在、これらの公営ギャンブルの殆どは大赤字を抱えています。公営のカジノなどを作って、果たして経営が成り立つかどうか……
競馬、競艇、競輪、オートレースというのは、ある意味では、ネットで販売し、映像でレースの様子を見ることでも楽しむことが出来ますが、カジノゲームのルーレットやらポーカーやら、と言ったものは、ディーラーと対面でやってこそ、という部分があります。すると現場にいてこそ、ですから、収益性という点で果たして……となります。
法律上の問題もありますが、それ以上に、公営カジノは、採算性がどの程度見込めるか、というのが大きな問題ではないかと思います。
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