プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

Paxxxxnicと名前を変えた旧M電器についての質問です。

国内最大、世界でも有数の総合電気・電子機器メーカーと思いますが、
M社が開発や発明した、何か「画期的な新製品や新技術」はあるのでしょうか。

ベータに勝利したVHSは、ビクターの技術、
CDはソニー・フィリップス、 
DVDは東芝、
 など、その後の世界標準となったものにM社のものがみあたりません。

「針式ビデオディスク」はレーザーディスクに破れ、
カセットテープ互換を売りにしたデジタルオーディオテープはMDに及ばず、
ソニーと共同で出した「エルカセット」も鳴かず飛ばず、
 など失敗例が多く思い浮かびます。

「まねした」でんきと揶揄されることがあるように、他社の技術を取り入れ、消費者に売れる製品開発をする力は抜群ですが、技術開発力はどうなんでしょうか。

決してM社を中傷したりするつもりではありません。
きっとすばらしい技術力をもっているのでしょうが、私が知らないだけだと思います。
特許の出願数も多いと聞きます。

ふたまたソケット以後、なにか画期的な技術、発明などについて、お教え下さい。

A 回答 (4件)

はじめまして。



う~ん。
最近だとBDの2層ディスクの基幹技術。MPEG4H264/AVCハイプロファイルのブラッシュアップ。AVCHD(ソニーとの共同規格)ぐらいかな?(あくまでもAV関係に絞ると)
プレス用のBDオーサリングシステムはパナソニックが定評あります。
H264/AVCもさすがにブラッシュアップに成功した企業なので、画質は一歩抜きん出ています。
カセットテープでいち早く蒸着テープを導入したり(実際に実用化されたのはHi8のME以降なので10年近く先行)、VHS時代も独自のピエゾヘッド(ノイズレス可変速正逆再生を一番最初に可能にした)を開発したり、CD・DVDのワンレンズ化にいち早く成功したり、平面超薄型ブラウン管の開発、ハイパワーのオキシライド電池を開発と技術力は高いと思います。
ある意味ソニーよりも高いかもしれません。
が、技術の生かし方は正直ヘタクソだと思いますし、アフターが全くありません。

質問者が例に上げた失敗例は元より、他にもベータカムに負けじとばかりに投入した業務・プロ用M方式、MII、DVCAMとことごとくソニーに敗退しています。
ソニーは旧規格から新規格に変更する時でも、前の規格を生かしたシステムを提示します(ベータカム→ベーカムSP→デジタルベータカム。これら全て共存可能)が、パナソニックは前の規格を完全に切り捨て過去の資産が使用できないようにしてしまう傾向があります(MとMIIは共存不可。同じVHSサイズのカセットを使用していながら)。
DCCやPDはアフターサービスもほとんど皆無です。ソニーは今もβ、8ミリ、DAT、MD等自分らが策定に関わった、主導した規格の後始末はまだ実行中ですし、パイオニアはLDの保守はしていますが、パナソニックにはソレがありません。法で定められた部品の最低保有期限6~8年でアフターは即座に打ち切りです。
せっかくのピエゾヘッドも、オキシライドもその後に生かそうともしませんでした。あっさり打ち切りです。
また自分たちの作った規格や技術が一番だとの自負が強すぎるのか、独断先行も目立ちVHS Hi-Fi導入時にはHi-Fiの規格策定以前に独断で製品化して自分の規格に着いて来いをやってビクターの反感を買って、その機種は正式はVHS Hi-Fiとは互換性が無くなったり、VHS・S-VHSでの信号経路デジタル化を率先したのは立派だけど、シールドが甘くノイズ撒き散らしの機種を長年提供し続けたりです。
AVCRECの策定にしてもそうです。AVCRECのディスクは非対応の光学ドライブに挿入すると、最悪ドライブが破損(読み取ろうと光学ドライブが努力し続けて、過剰に負荷がかかる)する危険性が判っていても規格を投入してしまう。
その点があるので追従するメーカーが少なく、余計に独自規格が孤立して消滅する傾向が目立つのだと思います。

技術力が低かったらブラウン管からプラズマ、液晶と表示部を全て自社賄えないでしょう。
「技術のソニー」ですらなまじ世界最高のブラウン管(トリニトロン管)を開発したがために、液晶には乗り遅れ、サムスンやシャープとの合弁でパネルを調達している始末ですから。
世界でパナソニックぐらいです。自社で全ての部材を調達できるのは。
但しそのために他社の参入が困難となっているために、余計に独自規格への賛同メーカーが少なくなっている気もします。
ソニーのMDでもピックアップ部はSANYOやシャープが製造していました。

会社がデカすぎて小回りが効かないのでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

蒸着テープにしても、ピエゾヘッドにしても、オキシライドにしても、いずれも既存のもの・技術の改良であって、「画期的な新開発」という感じがしません。
(ビデオテープ、VHSデッキや乾電池を発明したわけではない、という意味で)

技術の生かし方が上手でない、という点は納得できます。

会社が大きい・販売力がある、という理由で、ビデオやDVDの規格統一争いの中で大きな影響力を発揮するのですが、「実際に開発したわけではないだろう」というぼやきが聞こえてくるような気がします。

お礼日時:2010/06/23 12:25

私が思いつくことは、



1.ダイレクトドライブのターンテーブル
テクニクスが日本初(世界初?)だったと思う。モーターの回転数を正確に制御することは高い技術と思う。以後、ベルトドライブではなくダイレクトドライブが主流となったはず。

2.ホームベーカリー
ヒット商品で各白物メーカーが出したが、松下が最初だったと思う。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ターンテーブル、ホームベーカリーとも確かにそのように思います。

お礼日時:2010/08/03 15:03

SONYのように表立って輝くメーカーというより、地味ながら着実なメーカーといえるのは現在の


家庭用ハイビジョンレコーダーに対するスタンスを見ても明らかです。

BD-R(及びBD-RE)がファイナライズしなくとも他機で再生できる点、及びBD-REが特別な手順
の必要なしに追記・削除が自由に行える点は松下のDVD-RAMが元になっています。 SONY単
独の仕様のみでBDの規格が固まっていたら、大容量でも扱いづらい規格になり、HD DVDとの
確執がもうしばらく続いていたかもしれません。

BDの大量生産技術はソニーのシート方式ではなく、最も効率のよい松下(現:パナソニック)の
スピンコート方式で一本化されています(SONYも途中で転向)。 BDソフトが情報量のわりには
安価な点も、BDの次期拡張規格となるBDXLの具現化もスピンコートあっての話。

片面2層の50GB BDの需要を早期に見越して開発・発売したのもパナソニックで、2層式BDに
対応するレコーダーの発売もSONYは3年遅れ。

SONYが手をつけなかったDVDへのハイビジョン録画(AVCREC)で、BDへの飛び級ではなく、
DVDユーザーをBDレコーダーオーナーへと段階的ながら着実にシフトさせることに成功している
メーカー。 AVCRECはBDアソシエーションの中で多くのメーカーの賛同を得て、頑固なSONY・
シャープ以外のほとんどの大手AV機器メーカーが対応製品をリリースしています (元々がDVD
RW陣営ばかりなので、DVD-RAMのAVCRECに対応できる製品はほとんどありませんが、DVD
-RのAVCRECは磐石)。

次々と打ち出しては途中で転んで消えるSONY単独規格の製品ではなく、パナソニックが関わり
十分に裏打ちされているからこそBDは家庭用として耐えうる規格になっているのではないでしょ
うか。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/AVCREC
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

確かな技術を持っていることはわかります。が、これまでになかった新しいものを生み出すような、新発明や新発見、というものがあったのかな、と質問した次第です。

お礼日時:2010/07/08 12:10

松下幸之助さんの実力でしょうか。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
創業者の功績は偉大ですね。

お礼日時:2010/06/23 12:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!