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Diels-Alder反応での立体配置について


以下の図に示す反応でdl体での反応ですがこの場合、ジエンがジエノフィルに対し上から反応するか下から反応するかあると思うのですが、生成物をみるとMe基を加えた全ての立体配置がシス体になっております。これは何が理由なのでしょうか?二次軌道効果?立体障害?私の考えではアルミニウムがジエンのどこかに配位しそれが鍵となって反応が進んでいるお考えております。

どなたかわかる方、アドバイス、ヒントでもいいので教えていただければと思います。よろしくお願いします。

「Diels-Alder反応での立体配置に」の質問画像

A 回答 (2件)

この絵でわかるかどうか微妙ですが、単にメチル基の反発を避ける方向から反応が起きているだけのように思いますが.



アルミニウムはカルボニルの酸素に配位しますが、反応に対しては、Head to Headで進行するか、Head to Tailで進行するか、の選択性に影響を与えていると思います.(つまり生成物で、OTBDMS基が右下にあるか、右上にあるか、の異性体ね)
立体的な要因とともに、ジエノフィルの軌道の偏りを助長する、といった形でしょうか.
「Diels-Alder反応での立体配置に」の回答画像1
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立体選択性に関してはendo則にしたがっているんじゃないですか。

その際に、メチル基のない側の面から接近するってことでしょう。

参考URL:http://www.chem-station.com/odoos/data/ene-ene-1 …
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