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キリスト、聖書について・・・
キリストは実在したのですか?詳しいプロフィールを教えてください。
また、聖書はいつごろ誰が書いたものなのですか?

A 回答 (4件)

キリストというのは「救世主」という意味です。

我々を助けてくれる神様の使者、と考えれば分かりやすいでしょうか。キリスト教は、約2000年前にイスラエルにいたイエス(英語読みでジーザス)さんを救世主(キリスト)と信じるからイエス・キリストと呼びます。決してキリスト家の長男坊イエス君じゃないんですね。
イエスさんは、エルサレム辺りを中心にイスラエル(パレスチナ)の地で、ユダヤ教のラビ(教師・お坊さんと考えてもいいです)として活動しました。つまり彼はユダヤ教徒だったんですね。彼の教えの画期的だったことは「神様は君たちを愛しているぜベイベー」といったことです。それまでは「良い行いをしないと神様が怒っておしおきされるぞ」といわれていたのです。
ま、色々あったんですが結局イエスさんは世間の人々の期待に応えなかったので十字架にかけられてしまいます。当時のユダヤ人は彼に「独立戦争の指導者」になることを求めたのですが、彼は「憎しみあうなよ、愛だぜベイベー」と説いたので人々は怒ったんですね。

イエスは処刑されてしまったのですが、弟子たちは細々と彼の教えを人々に伝えます。三日後に復活したことになっています。なぜ復活したのかというと旧約聖書に「キリストは死んで三日後に復活する」って書いてあるから。
それで、イエスの教えが各地に広まるに連れて様々な「イエス伝」が成立し、3世紀に会議が行われて「これが公式な経典ね」と決められて新約聖書の四大福音書と呼ばれる根幹部分が決まりました。つまり、聖書はイエスが死んで300年後に出来たんです。

んで、聖書といっても実は旧約聖書と新約聖書があります。一般的に単に聖書(バイブル)といえば新約を指します。新約聖書はイエスの教えについて書かれたものです。では旧約聖書はなんじゃらほいというと、これはユダヤ教の経典です。イエスはユダヤのラビっていったでしょ。だから基本はユダヤ教徒の教えなんです。だから、古いほうの聖書も使うのです。アダムとイブが楽園から追放されたとか、ノアの箱舟とかは旧約聖書に書いてあります。

しかしユダヤ教徒はイエスをキリストと認めていません。彼らからすると「自称救世主」なのです。だから、ユダヤ教徒はキリスト教徒を認めません。
一方、6世紀にメッカの地でマホメット(ムハンマド)のおじさんが大天使ガブリエルの啓示を受けて救世主として立ち上がります。これがイスラム教の始まり。イスラム教では、イエスも神の教えを説いた者(これを預言者と呼びます。予言者でないことに注意)と考えますが、一番偉いのはマホメットとします。そんな彼らの経典がコーランです。ちなみにガブリエルは旧約聖書に出てくる大天使で、つまりイスラム教も旧約聖書を基本としています。
つまり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ旧約聖書を経典として使っているわけです。ゆえに、ユダヤ教徒の呼ぶヤハウェイも、キリスト教徒のゴッドも、イスラム教徒のアッラーも、ぜーんぶ同じ「神様」を指しているのです。なぜなら彼らは一神教だから。
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>キリストは実在したのですか?



 ブリタニカ百科事典(2002年版,英語)は西暦一~二世紀の歴史家たちのイエスへの言及を念頭に置きつつ、次のように述べています。「これらの独自の記述は,古代においてはキリスト教の反対者たちでさえ決してイエスの史実性を疑っていなかったことを証明している。しかし,18世紀末から,19世紀,20世紀の初頭にかけて初めて,しかも不十分な証拠に基づき,その史実性に疑いが差しはさまれたのである」。2002年に,ウォールストリート・ジャーナル紙(英語)の論説も,「知識人の大半は,一部の偏屈な無神論者を除いて,ナザレのイエスを歴史上の人物としてすでに受け入れている」と述べています。

>詳しいプロフィールを教えてください。

 ベツレヘムの家畜小屋で生まれました。やがて少なくとも6人の弟や妹ができます。そして、大工の息子として育てられます。

>聖書はいつごろ誰が書いたものなのですか?

 ヘブライ語聖書(旧約聖書)とギリシャ語聖書(新約聖書)を合わせると、約40人もの別々の人が、1600年以上の期間をかけて書いた、66冊の書で成り立っています。
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部分的には弟子達が見て経験しているので言葉なり小さな本になりでていたかも知れない。


それが各教会にあてられた手紙になっていますね。(その当時の聖書?かな)

今のようにきちんとなってのが過去の回答者さんが書いてるとおりです

旧約聖書に関してはイエス様が生まれる前からありましたね。
継ぎ足し継ぎ足しで出来て行ったように思います。

いきなり死んで何年後に聖書が出来たということではないですから。
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「キリスト」は「油注がれた者」と言う意味です。

ナザレのイエスと言う人物は実在しました(ローマの記録にイエスと言う男を処刑した記録があるので)。
史実のイエスと聖書に描かれているイエスが同一人物なのか・聖書に書かれていることがどこまで事実なのか、と言う点ははっきりいって不明です。
聖書によると、ベツレヘムの馬小屋で生まれた男の子はイエスと名づけられた。
史実と照らし合わせると、生年は、大体紀元前5年くらいといわれています(聖書で戸籍の登録をしなくてはいけなくてベツレヘムにやってきたと書かれていて、それが史実だと大体これくらいの年代だったから)。
成長して、ユダヤ教を自分なりに解釈しているうちに(神の息子だからなのか、ただ単にその当時の教えに反対だったのかはわかりませんが)信者が増えていきました。
信者が増えるにつれ、ユダヤ教のラビ(教師)たちは、危機感を覚え、その当時ユダヤの国を支配していたローマ人達に訴えでます(今で言うと、テロリストまがいの言われようです)。
捕まえた側は、一応取り調べて、問題なしと判断しますが、町の人の「処刑しろ」の声があまりにも激しかったので、処刑されることになりました。没年は大体西暦30年くらいです。

聖書が「いつ」書かれたかと言うのは、答えがありません。なぜなら聖書は数多くの巻物・書物の集合体ですし、長年の間に色々改定されてきたからです。旧約聖書は、ユダヤ人の歴史を記録したものから、古くはバビロニアの神話も含まれているらしいです。新約聖書は、イエスの死後に書かれたものが多いので、大体西暦30年から50年くらいの間に書かれたことがわかります。
その後、どの「本」が聖書に入り、どれが入らないか決める会議がたくさんあり、最終的な形が今の聖書になります(でも、宗派によって内容が違ったりする)。
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