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「すんっと」は何の意味ですか。

こんにちは。日本語勉強中の台湾人です。小説を読んで、「大気に、すんっと冷たい、しめったにおいがまじっている」って文章があります。辞書を調べてみて、すんっとって見つかれない。この言葉は何の意味ですか。よかったら、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

別の表現の例を挙げるので、あなたの想像力を働かせて「すんっ」を感じ取って下さい。



臭気、特に酸性のきついものやアンモニアのような臭いの場合、通常は、 
   「『つん』と臭った」
と書きますが、強調したい場合や、微妙な感覚を書き表すために 
   「『つうーん』と臭った」 「『つんっ』と臭った」

などと、書き手は工夫をします。

冷気の場合は、刺激臭ではなく、爽やかに感じることが多いので、
   「『すー』と吸い込んだ(匂った)」 「『すーっ』と吸った(匂った)」

などと書き表わします。

そこで「すんっ」戻りますが、質問文中の「・・・」内の文章を読んで、私は、「冷たい、しめったにおい」の冷たさが、かなり強かったと感じ取りました。
あなたは、いかがでしょうか。

学術書のようなものと異なり、小説、随筆、紀行文のような情緒や感性に重点があるものは、読む側もそれぞれ自分なりの情緒や感性で受け止めれば良いのです。
台湾でも同じで、小説家は独自の表現をするのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

匂いが違い、吸い込むことを表現する言葉も違いますね。詳しい説明で分かりました。
どうもありがとうございます。

たしかに、小説などの文章は自分なりの情緒や感性で受け止めればいいです。日本語はまだまだので、たまに意味ももっと精確に分かりたい。感性と理性両方を持って日本語を勉強していたいと思います。

今度はいい勉強になりました。ありがとう。

お礼日時:2010/07/01 16:04

一般的な擬態語ではありませんので、ネイティブである自分が感じたイメージを。




まず、「スースーする」(「ひんやりする様子」「空気が通る様子」)の「す」のイメージ。
これに「ずんと」「どしんと」等のイメージにあるような重量感が多少合わさった感じだが、「す」の軽いイメージによってかなり和らげられている。

・・・これらから「冷たさと、ほんの少しの重量感(圧迫感あるいは触感)」がある印象を受けます。この重量感というのが「湿り気ある大気」を表していると考えれば、多少合点はいきます。
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この回答へのお礼

ネイティブの意見を教えてくれて、よく役が立ちます。

小説の雰囲気で、このようなイメージも感じました。

どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/07/01 16:08

それは、擬態語・擬態語です。


このサイトにいろいろあります。
http://dbms.kokken.go.jp/nknet/Onomatope/manga.h …

しかし、「すんっと」は、掲載されていません。
この場合、鼻で冷たさと湿った匂いを感じたのでは?
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この回答へのお礼

役が立つサイトを教えてくれてありがとうございます。

これから擬態語を勉強する時、利用したいと思います。

お礼日時:2010/07/01 15:52

日本語特有の、「擬態語(擬声語?)」というものだと思います。

辞書に出ていないことも、頻繁にあります。
なぜならば、その文章を作った人が好きなようにに作ることができるからです。
音や感情を文字にして表現します。猫の鳴き声や鶏の鳴き声が各国で異なるのと似ています。

前後の文脈から考えると、寒い場所へ行って勢いよく息を吸ったときに、そう感じたということだと思います。

台湾でもありませんか、寒い地方へ行って、朝、外の空気を吸ったときに、「すんっ」と(鼻が)感じることが。
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この回答へのお礼

日本語の擬態語は本当たくさんあります。外国人にとって面白いけど勉強していてよく「えっ?これは何の意味ですか?」と感じますね。

これですんっとという言葉の意味と使い方を分かりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/07/01 15:49

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