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保険のことについて教えていただけるとありがたく思います。夫54歳、妻52歳の夫婦です。夫は20代の頃に入った積立型の生命保険に入っています。後はずっと会社の団体保険で医療保険、障害保険に加入してきました。定年が近くなり、定年退職後の保険を今真剣に考えています。

将来私たちが病気になったときに、子ども達に余計な金銭的な負担をかけさせたくありません。
自分達が事故や病気で意識がなくなったら、私たちの意思は反映されないので、きっと子ども達は延命治療や高度医療を選んでしまうかもしれません。
それを考えると、金銭的にも精神的にも子ども達に負担をかけないよう、高度治療保障を含むような医療保障のある保険が良いようには思うのですが、保険会社の広告をみても、違いがよく分からず決めかねてしまいます。(夫は持病はありませんが、私は高血圧で投薬治療しているのでそれも悩む理由です。)

もっと早く保険を考えるべきでしたが、私たち夫婦はずっと双方の親を扶養してきたので、経済的な余裕が今まで全くありませんでした。私達が親を扶養してきたことには全く悔いはありませんが、でも自分の子ども達には老後の私達のことで余計な経済的な負担をかけてはいけないと強く思います。

知識が乏しくてお恥ずかしいのですが、どなたか私たち夫婦にお勧めの保険がありましたら教えていただけないでしょうか?

どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ちょっと誤解されておられる部分もあるので、そちらから……


「先進医療」(旧・高度先進医療)
これは、お金を払えば、誰でも受けられる治療と誤解されている方が
多くいらっしゃるのですが、そうではなくて、治療内容だけでなく、
「施設」も限定されています。
例えば、自己負担が300万円すると保険会社が紹介している
がんに対する重粒子線・陽子線治療は、がん患者は150万人以上
いるといわれているに、平成21年では年間1600人しか受けていません。
施設が限られているので、物理的に限界なのです。
施設が増えるので、改善される傾向にありますが、
爆発的には増えません。
つまり、受けたくても、運が良くないと受けられない治療なのです。
一方、粒子線・陽子線のように大規模な施設が不要な特殊な検査などでは、
もっと一般的に受けられます。
費用も数万円程度です。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0120-2d …

さて、本題……
まず、会社の団体保険を継続できませんか?
保険によっては、退職者向けに継続を扱っている保険もあります。
できるか、できないか。
できるならば、その内容を確認してください。
保障内容、何歳まで継続できるのか、
支払う保険料はいくらなのか。
などなど

民間の医療保険ですが……
各社から色々と出ていますが、基本的に大きな違いはありません。
重要な事は、これから高齢になるに従って、入院の確率が増える、
入院期間が長くなるという傾向に対応できるようにすることです。

1回の入院限度日数が60日の保険が流行っていますが、
長期入院に備えて、120日以上のタイプが良いと思います。
(脳卒中の平均入院日数は、100日を超えています)
多くの保険が60日型をPRしていますが、そのような保険にも
120日型がある場合が多くあります。
保険料的にも、1割ほど増える程度です。

入院給付金日額は、5,000円でも良いと思いますが、
余裕があるのなら、1万円にしてください。

手術給付金は、保険会社の定めた特定の手術を保障する場合と、
健康保険で言う手術を保障するタイプの2つがありますが、
現実には、どちらも一長一短です。

先進医療の特約は付加しておいてください。
先に述べたように、使う可能性は低いですが、その分、
保険料も安く、百円~百数十円程度です。

一部の保険は、入院後の通院も保障しています。
高齢になれば、すっきりして退院……とはいきません。
余裕があるのならば、通院しながら、徐々に回復という場合もあるので、
付加しておいても良いと思います。

保険料の支払方法には、65歳、70歳、または10年というように、
一定の期間に一生分を支払う方法もあれば、
ずっと払い続ける終身払い、という方法もあります。
どちらが良いかは、単純には言えません。
年金の予定額なども考えて、高くなっても、一気に支払うか、
細く長く支払うか……考えてください。

がんの保障を考えるならば、がん保険が良いのですが、
余裕がないのならば、医療保険に特約として付加するという方法も
あります。
ですが、一番の方法は、きちんと、定期的に検査を受けて、早期発見
することです。
早期発見できれば、医療費も安くできます。
ちょっとした差が、100万円単位の差になります。
言うまでもなく、身体的な苦痛も少なくて済みます。

介護の問題を避けて通れないならば、そちらも考えてください。
介護保険には2通りあります。
一つは、掛け捨てで、終身の保障が得られるもの。
もう一つは、貯蓄性があるが、保障も一定の限度内のもの。

キップは、行き先を決めてから買うものです。
そこに何があるのかわからずに、キップを眺めていても、
答えは出てきません。
保険も同じです。
などなど、まずは、どのような保障が必要なのか、考えてください。
それが決まったら、どの保険にするのか、決めてください。
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この回答へのお礼

rokutaro36様

とても分かりやすく丁寧に説明して頂き心から感謝いたします。ご指摘のとおり、不安が先行してしまい情報が整理されず頭の中で混乱し悩んでいたことに気がつきました。

まずは、現状を冷静に眺め、データとして情報を把握し、その中で自分達や子ども達にとってどの保険が合っているかを考えて参ります。おっしゃる通りゴールを明確にすれば、そこに至るプロセスや条件も当然明確になると思います。

rokutaro36様に教えて頂いたことをもとに、私どもに想定しうるケースを具体的にシュミレーションしてみます。そうすれば自分達にはどんな保険が合っているか明らかになると思います。

保険を心配することは無駄ではありませんが、まずは自分の状態管理を自分がすることが重要だと私も思いますので、保険を使わないような健康な体を維持することも目標にいたします。

初めてここで質問をさせていただきましたが、こんなにすぐ教えていただいたことが嬉しく、又心のこもったアドバイスに感動し胸が一杯です。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/07/04 21:00

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