プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ハードディスクドライブの構造について
以前から気になっていることがあるのですが、Web等で調べてもなかなか知ることができませんでしたので、質問させていただきます。

ハードディスクドライブの構造について、よくディスクと磁気ヘッドが交互に複数個並んでいる図を見かけます。

<質問(1)>

以前、会社のサーバーを処分する際に、サーバーからハードディスクドライブを取り出したのですが、ハードディスクドライブのカバーを開けてみても、ディスクと磁気ヘッドは1つづつしか入っていませんでした。ただディスクが結構厚く、3mmくらいの厚みがあったので、「この中にディスクが何枚か入っているのだろうか?」と考えていました。しかし、磁気ヘッドは1つしかないので、どうなっているのか疑問に思っています。

<質問(2)>
複数枚のディスクには別々のデータを保存できるのでしょうか?そして複数個の磁気ヘッドとディスクはそれぞれ独立して動き、データにアクセスできるのでしょうか?
以前は勝手にそのように考えていたのですが、質問(1)のようにディスクのカバーを開けて以来、よくわからなくなってしまいました。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>ディスクと磁気ヘッドは1つづつしか入



ディスクの容量や、プラッターの数の違いで、1つしかない時や複数の時があります。サーバー系で廃棄するような物なら古い物ではないですか?

特にSCSIなど昔のディスクや、サーバー用のエンタープライズ系のディスクは元々容量が大きいものがありませんでした。30GBとか70GBとかね。プラッターも1個です。2個以上になったのは100GBを超えるようになった時ですね。

キーワードは”プラッター”です。再度これをネットで検索して勉強してください。基本的に同じ容量ならプラッターの容量が大きいほうが実計測でアクセス速度が速いです。

>複数枚のディスクには別々のデータを保存できるのでしょうか?

これは、当然できますが、そのような意味ではありません。前述のプラッターの意味がわかれば、分かるはずです。

基本は、容量を大きくするには、

1.磁気ヘッドのサイズを小さくして、書き込み線の密度を上げる。しかし、これは当然限界がある。

2.書き込み先を立体的にする。DVDやBlu-reyもこの記述を使用しています。しかし、レーザーだと角度などを変えればいいが、磁気だとやはり限界がある。

3.書き込み先の面積を大きくする。
これは昔から考えられていた方法。ディスクの規格で3.5インチディスクで大きさが決まっているので、ディスクの直径は変更できないが、厚さは、薄くしてゆく事で、何枚も重ねる事で、面積が増える。

今現在、1、2が最後に開発が成功したので1Tを超えるディスクができた。

特に2番が有効的(垂直書き込み)で、これだとプラッターが1枚でも、簡単に増量できる。1枚なのでコストも下がる。

なので、最近のでも1枚が増えてきた。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

プラッターは1枚のものもあり、ハードディスクの容量増加にともない枚数が増加したということがよくわかりました。

確かに自分がハードディスクドライブのカバーを開けたサーバーは古く、容量も大きくなかったように記憶しています。

「プラッター」というキーワードや、ハードディスクドライブの容量増加の方法なども知ることができ、とても勉強になりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/04 21:03

<質問(1)>


> ハードディスクドライブのカバーを開けても、ディスクと磁気ヘッドは1つづつしか入っていませんでした。
ディスク1枚とアーム1個とした場合、1面使用と2面使用が考えられます。
アームがディスクをはさむ構造に成っているかどうかによります。

> ディスクが結構厚く、3mmくらいの厚みがあったので、「この中にディスクが何枚か入っているのだろうか
それは考えられません。表面しか磁化出来ませんから。

複数枚の場合、両面を使います。最上面と最下面は使わないこともあります。
アーム1個の上面と下面にヘッドが付いています。

<質問(2)>
> 複数枚のディスクには別々のデータを保存できるのでしょうか?
もちろんです。しかも表面と裏面に別々のデータが書けます。

> 複数個の磁気ヘッドとディスクはそれぞれ独立して動き、データにアクセスできるのでしょうか?
いいえ。どちらも一体になっていて同時に動きます。そうしないと構造が複雑になりすぎます。
読み書きは1面ごとです。
1.アームが動き位置決めする
2.読み書きする場所が来るまで回転を待つ
3.目的の場所がヘッドの真下に来たら読み書きする
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ディスクは両面使えるのですね!
以前ハードディスクのカバーを開けたとき、磁気ヘッドをとり外すのにかなり苦労したような気がします。もしかしたらディスクを挟んでいたのかもしれません。また機会があれば注意して見てみたいと思います。

複数個の磁気ヘッドとディスクが一体となって動くというのを知って、「シリンダ」という言葉がある理由がわかった気がします。これまでは各ヘッドとディスクが独立して動くものと間違って認識していたので、「トラックをまとめてシリンダと呼ぶのはいいけど、何の意味があるのだろう」なんて思ってしまっていました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/07/04 21:16

少し古い、容量の小さなHDDでは1プラッタの物もあります。

というより、容量の増加に伴いプラッタを増やしてきたのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

以前カバーをあけたハードディスクドライブも古く、容量も大きくないものだったと思います。

サーバの処分にあたり、ハードディスクを傷つけようとしてカバーを開けたのですが、かなり大変でした。

プラッタが増えたハードディスクで同じことをやるのは大変そうですね。。。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/04 21:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!