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パレスチナ人、アラブ人、ユダヤ人は同一人種?
「パレスチナ人やアラブ人というのは宗教上の区別に過ぎず、土着のユダヤ人とは人種的に同一」とウィキにありますが、本当でしょうか?
見た目で区別はつきませんか?ユダヤ人(イスラエル人)は白人のように見えますが。
昔に分裂したので、現在は見た目が違ってきているのでしょうか?

A 回答 (4件)

まず,「パレスチナ人」というのは,パレスチナに住んでいる人で,場所による呼び名です。


日本でいえば「関西人」「東京人」というのと同じです。
ですから「パレスチナ人のイスラム教徒」や「パレスチナ人のユダヤ教徒」「パレスチナ人のキリスト教徒」が存在します。
(「関西人」で宗教が違うと思えば良いでしょう)

パレスチナという場所はイスラエル建国後に,ユダヤ教によるイスラエルが占領した(イスラエルから言えば「取り戻した」)場所です。その前はゴチャゴチャと,イスラム・ユダヤ・キリスト各教徒が住んでいました。

イスラエルに住むユダヤ人というのは,世界中に散らばっていたのが,イスラエル建国後に移住してきた人たちです。
冷戦終結前後には,ソ連(ロシア)から移住した人もいます。

なお,ユダヤ教やイスラムに入るのは簡単です。
原則として,日本人でも,「信じます」と宣言すればこれらの教徒になれます。

「スギハラのビザ」や「シンドラーのリスト」で有名なように,ドイツに住んでいて第二次大戦時に脱出した人たちも数多くいます。
長く世界各地に住んでいたので,ユダヤ人を見かけで区別することはできません。
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アラブ人、ユダヤ人とも、民族名です。


人種は基本的に関係ありません。
パレスチナ人は、アラブ人の中のひとつになります。
アラブの習慣を持つ人達をアラブ人といいます。
ですから、イラク人も、エジプト人も、シリア人も、パレスチナ人も、アラブ人の中のひとつです。
ユダヤ人も、ユダヤの習慣を持つ人々で、黒人のユダヤ人も、白人のユダヤ人も、アラブ系のユダヤ人も存在します。
両親共日本人の子でも、ユダヤのコミニティでユダヤ人と認定されればユダヤ人となります。

>パレスチナ人やアラブ人というのは宗教上の区別に過ぎず
これは完全に誤り。
パレスチナ人とアラブ人に、宗教的な差異はありません。
逆に、イスラム教シーア派とスンニ派と宗教的な差異があっても、どちらもアラブ人として分類されます。
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これは旧約聖書に出てくる物語です。

ただ私の友人のユダヤ人はどの人もこれを自分たちの民族の成り立ちを示す歴史として認識しています。

紀元前20世紀、現在のイラク南部に当たるユウフラテス河の畔にユダヤ人の祖であるアブラハムが住んでいました。創造主である神に選ばれた彼は遠く今のパレスチナの地であるカナーンに移り住むようお告げを受けます。

ようやくカナーン(イスラエル=パレスチナ)にたどり着いたアブラハムと神は”エジプト国境からユーフラテス側までの土地をアブラハムの後胤に与える”という後々大変面倒なことになる契約をします。

ここで問題だったことはその時点で百歳になっていたアブラハムに子供が独りもいなかったことです。

焦った老妻は夫に自分の召使を与えます。

エジプト人であったハガイ(召使)はこの後三千年間紛争の元になるイシミールを出産します。アラブ人の人たちはみな自分はこのイシミールのすえだと言います。ですからユダヤ人にとってもアラフ人にとっても゛アブラハムは大切なご先祖様に当たります。

その後百歳になろうかという老妻のセーラに嫡子でユダヤ人の祖となるアイザックがうまれるにいたってハガイとイシミールは家から追い出されますが神の慈悲でアラブ人の国を建てることになります。

その後もユダヤの民はエジプトやらバビロンやらに民族ごと放浪を続け、イスラエルに戻ってくるたびにそこに住んでいた人々と摩擦を起こします。

AD70ローマ帝国がイスラエルを陥落してから20世紀に6日戦争でパレスチナの民を追い出してユダヤ人の国を建国するまで彼らは放浪を繰り返します。(その間に色白になったのでは?)

残念なことに迫害を受けることが多かった彼らは最終的に原理主義に行き着いて武力闘争がはじまります。

パレスチナ人の女性と話したときに”それまでパレスチナ人と仲良く暮らしていたユダヤの人たちがどうして突然私たちを追い出すのか今考えてもわからない”といっていましたが同感です。

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ユダヤ人はユダヤ教を信仰する人々と規定されているようです。


これは明確に民族名ではありません。
民族的にはごちゃごちゃもいいところですが、ヨーロッパを流浪した歴史からヨーロッパ系が多く居ます。

アラブ人は民族名です。
とはいえもともとの起源は多種多様で、アラビア語を話す人々が一つの民族と扱われたような敬意です。
アラブ人の多くはイスラム教徒ですが、キリスト教徒やユダヤ教徒も普通に居ます。
なお余談ですが、イスラム教国の第二の総本山みたいなイメージがあるイランは、ペルシャ人です。

パレスチナ人は、イメージとしては台湾人という言葉を想像するといいと思います。
パレスチナという(国に準じるという意味での)地域に(国?)籍を置く人々です。
人種的にはアラブ人で構成されます。


よってアラブ系ユダヤ人という両方の概念を兼ねた存在もたくさんいます。
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