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無形固定資産(のれん、○○権)の貸借対照表の表示項目について。

決算時、無形固定資産(のれん、○○権)については毎年償却していくかと思いますが、
もし、残り1年(次期)で償却完了する場合には、決算日の翌日から1年以内に動く資産として
貸借対照表の表示項目は、「流動資産」項目となるのでしょうか。
それとも「固定資産」項目のままなのでしょうか。

お分かりの方いらっしゃいましたら教えいたただけたら幸いです。
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

追加の方の質問に答えます。


資産の流動・固定分類には二つの考え方があります。
1年基準(ワンイヤー・ルール)と正常営業循環基準です。
1年基準とは御存知の通り、残り1年となったら流動資産にしてしまう方法のこと
正常営業循環基準とは営業の過程(物の売り買いや売掛金の回収、買掛金の支払いなど)に出てくるものを流動資産、それ以外を固定資産に分ける方法をいいます。

この2つはどちらも正しくて併用されています。
まず正常営業循環基準で分類⇒残った固定項目をワンイヤー・ルールで分類
という流れで分けます。

ただし、例外もあって
経過勘定(前払費用のみ流動固定分類する。未払金、前受収益など他のものははすべて流動項目)
棚卸資産(常に流動資産)
固定資産(1年以下になっても常に固定資産)
とこの3つだけはワンイヤー・ルールの適用がないのです。
理由は特になく「慣習」と言われるものでこうしているのだそうです。


細かく言うと理論上こういう原則で分かれていますが、大体はなんとなく覚えていくものですのでもし勘違いしていたらその都度覚えていくようにするのがいいかと思います。
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変化する勘定科目について何か覚えやすい方法と云われても、急には思いつきませんね。



頭で覚えたことはすぐに忘れます。実務なり、受験勉強なりで場数を踏む中で自然に体で覚える類のものではないでしょうか。
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無形固定資産(のれん、○○権)は、最後まで「固定資産」項目のままです。



その外、有形固定資産、繰延資産についても「流動資産」項目となることはありません。

「流動資産」項目となるのは、投資その他の資産の中で、決算日から1年以内に満期到来の定期預金、1年以内に返済される貸付金、1年以内に償還される社債、1年以内に対応する前払費用などで、投資その他の資産に限られます。

なお、有形固定資産を除却し貯蔵品に振り替えた場合の貯蔵品は棚卸資産として流動資産に含まれます。
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この回答へのお礼

無形固定資産(のれん、○○権)は、最後まで「固定資産」項目のままということ
お答え頂き誠にありがとうございました。

様々、固定⇒流動になる資産・負債があることをお教えいただきましたが、
変化する勘定科目について何か覚えやすい方法など
ございましたら追加で教えて頂ければ幸いです。

お礼日時:2010/07/13 12:50

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