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ニュートンリングやくさび型空気層での光の干渉は、いずれも、上のレンズ(またはガラス)の下面と、下のガラスの上面、つまり空気層の上面と下面の反射光の干渉を取り上げています。
なぜ、上のガラスの上面や下のガラスの下面での反射光の干渉は考慮しないのですか?

同様の質問に対して、「光路差と波長との関係で、光路差が波長と同程度でなければ干渉しないため、波長に比べて厚いガラスが光路差となると干渉せず、薄い空気層のみが干渉しうる光路差となるから」といった趣旨の回答がありました。
確かに、入射光が白色光の場合、光路差が大きくなると、様々な波長の光が干渉してしまい、特定の波長の光の干渉による干渉縞ができないため、波長程度の非常に薄い空気層の上下での反射光のみが干渉するというのは分かります。
しかし、入射光を単色光にした場合、光路差が大きくなっても干渉により強めあったり、弱めあったりする様子が明確に分かりそうに思われます。
つまり、単色光の場合、上のガラスの上面・下面、下のガラスの上面・下面といった4つの反射光のうち、いずれか2つの反射光の光路差が、干渉条件を満たせば、干渉しそうなんですが・・・
どなたか詳しい方、是非教えてください。

A 回答 (1件)

だいぶ前の回答がありますので参照してください。


http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1910630.html

普通の光源からの光だとコヒーレンスなのは数ミクロンといわれていますので、
それ以上になると干渉しなくなります。

コヒーレンス長の長い、レーザー光を使うと事情は変わってくるはずです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。よくわかりました。
過去の回答ももっと探さなければいけないですね。
干渉ということで、光の波としての性質のみを考えていました。規則正しい連続波であれば、光路差が大きくなっても干渉するかもしれませんが、光の粒子的な性質を全く無視して考えを進めていました。
光は水面波や音波と違って難しいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/15 08:23

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