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HDDの完全消去は完全に迷信?
Wikipediaで「データの完全消去」を調べてみると、最近のHDDは何らかのデータを1度上書きするだけで「完全消去」になると説明されていて驚いてしまいました。
また「複数回の上書きこそ安全」という話が広まる発端となったPeter Gutmann氏の1996年の論文は、実は誰からも検証されないまま広く信じられるようになったというのも驚きです。
現在、HDDの完全消去を謳ったソフトではNSA方式やDoD方式などの「念入りな」方式をサポートしているものが大半ですが、そのNSA自身は「NSA方式は根拠なし」として現在では推奨していないと聞きます。

結局、今まで広く信じられてきた「複数回の上書きこそ安全」と言うのは嘘っぱちだったのでしょうか?

A 回答 (8件)

友人の話によると、どんなことをしてもデキる人には復元できてしまうそうです。

この話が本当だとすれば、その話はウソっぱちということになります。やはり、完全に消去するにはHDDを物理的に破壊するしかないでしょう。
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それは、可能性がある事と実際に出来ることがごっちゃになって生まれた誤解だと思います



一回上書きしただけではHDDに以前のデーターの痕跡が、理論的にはわずかに残ります。

この残った痕跡はHDDのヘッドでは読み取れませんが、HDDを分解して特殊な顕微鏡で精査すれば、読み出せる可能性があります。

大抵は、読み取り失敗でしょうがごくまれにうまくいく可能性も残ってます。

可能性が残っているから、完全消去とはいえないというのは正しいと思います。しかし、『可能性がある=可能である』では無いと思います。ここで誤解が起きたと思います。

いつの間にか、ほんのわずかの可能性が、あることが、あたかも実際に出来る事として伝わってしまったのでは無いかと思います。
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「完全に嘘」とすると誤解を招くと思います。



他の方が書かれていますが、一度の消去ではソフトウェアによる単純な復元ができなくなるだけです。
HDDの磁力をアナログで読み取る技術と時間があれば解析される危険があります。

これは例えば泥棒対策として複数の鍵をつけるのと似ています。
鍵をつければつけるほど泥棒の侵入は困難になります。
だからといって一般家庭でドアに10個も鍵をつける人はいないでしょう。
費用対効果を考えると2個ぐらいが今のところ現実的な解です。

HDDに関しても個人レベルの情報なら1度で十分、やっても3度くらいでしょう。
HDDの容量が大きくなった現状では十数回も消去するには時間がかかりすぎます。
そのためHDDの廃棄専門のお店では物理的な破壊もしくは強力な磁気による消去が一般的です。

あと水没させれば大丈夫と書かれている人がいますが、本当にそうなのか疑問に思います。
水没させてダメージを食らうのは電気回路の部分で、故障した基盤を正常なものに取り替えてファームを一致させれば動作します。
HDD復旧メーカーではあらゆるメーカーのHDDを保管しており、基板故障だけなら簡単に復旧させてしまいます。
参考:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/05/n …

最後に消去ソフト会社の質問22の回答を参考にどうぞ
http://www.oo-software.com/home/jp/products/oosa …
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一般家庭で使っている分には、1回で目的完了。

市販ソフトで断片的な訳の分からないデータを書き出す事はありますが、完全復元は出来ません。

私は実際に何度もAcronis社のDriveCleanserとジャングル社の完全抹消というソフトの高速モードでHDDの中身を消去していますが、この状態でジャングル社の完全復元Pro3~2009の各バージョンで12時間以上スキャンしても、まともなデータを読み出す事は出来ません。「データ抹消ソフトで抹消したデータの復元はできません。」と注意書きに明記されていた通りです。高速モードの抹消でこの状態ですから、1回で充分だと思います。

デュプリケーターの削除機能で消去する事もありますが、データイレース1回モードで済ませています。複数上書きは時間がもったいないです。
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>HDDをソフトウェアにより消去する場合、従来『完全消去』に必須だと言われてきた複数回の書き込みは、実は全く不要で完全な迷信だったのでしょうか?



全くそのとおりです。何故そのようなインチキな話が存在するのか理解に苦しみます。

HDDのデータは、データ本体とそのデータがHDDの何処に書かれているのかを記録したアドレス帳から構成されています。Windows等のOSからデータを削除もしくはフォーマットを実行しても、そのアドレス帳を書き換えるだけで、データ本体はそのまま残ります。
これは、OSの再インストールを実行しても同じことで、データが消える訳ではありません。

従って、ソフトウェア的に消去する場合には「OSを利用しない全く別のソフトウェア」を起動して、HDDの全領域に何らかのデータを書き込んでしまえば済む話です。一回書き込めばもうそのHDDからはデータは読み込めません。
廃棄するなら、データの書き込みに時間がかかるので粉砕破壊した方が低コストです。

複数回書き込む必要があるというのは、磁気記録なので上書きしても以前の情報が微弱な状態でありながら残ってしまうということで、同じデータを何回も書いてそのような残存磁気を完全に葬り去るということです。昔のカセットテープ等で、再録音しても以前録音した音声がうっすら残ってしまうのと同じ現象です。
理由は書き込む磁力が強すぎると隣のトラックのデータが消えてしまう可能性があるからです。HDDは0か1かを判別できれば良いので、多少の残存磁気があっても問題なく動作します。

そのような微弱な残存磁気を読み取ろうとするなら、HDDを分解してディスクを精密な磁気スキャンにかける必要があります。そのためにはかなりの設備が必要であり、莫大な経費がかかります。(それでも読めるとは限らない)
そんな事までして読み取る価値のあるデータは、われわれ庶民のパソコンには入っていません。
国防省や先端技術開発における機密データ、または重要な犯罪の証拠などが入ってる可能性があれば別でしょうが・・・

複数回書かないと消えないとか騒いでいる一般人はゴルゴ13の読みすぎです ><
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私は、パソコン関係の仕事をしている人数名からいただいた情報をもとに、


HDDの情報を完全に消去したい場合(PCを捨てる)、
バケツの中に水を入れて3週間くらいヒタヒタになるようつっこんでおきます。水は腐らないように入れ替えますが。これが一番確実だそうで。

上書きじゃあ情報取り出せるのではないでしょうか?
よくわからないけど、リカバーかけても危ないと言われました。
上書きだと別なのでしょうかね?私も気になります。もしそうだとしたら便利になりましたね!
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この回答へのお礼

やはり物理破壊は破壊力抜群ですね。
ただ、質問の趣旨としましては、あくまでソフトウェア限定、それも「HDDの完全消去はどこまで念入りにやれば完璧か?」ではなく「HDDの完全消去はどこまで念入りにやらなくても完璧か?」になりますので、HDDの漬け物は想定していなかったりします。

お礼日時:2010/07/21 05:19

完全 という意味をどうとらえるかで変わると思いますよ。


文字通り100%復元不可能な消去という意味なら、一般的なソフトでは無理だと思います。電気的に消去するガードウェアが必要でしょう。

この回答への補足

どもども、質問が少々説明不足だったかも知れませんが、もう少し詳しく書くと、

「HDDをソフトウェアにより消去する場合、従来『完全消去』に必須だと言われてきた複数回の書き込みは、実は全く不要で完全な迷信だったのでしょうか?」

という事になります。
つまり「一般的なソフトでは無理」どころか「一般的なソフト未満でも完璧」なのではという事です。

補足日時:2010/07/21 05:04
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HDDの完全消去に物理的方法(HDを取り出して穴を開けるなど)も従来から言われています。

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